2023年1月30日

Micro B-91互換ターンテーブルベルト

左:オリジナルB-91 右:互換品B-91

以前にMICRO AP-M2のベルトB-91の代替え品の半折り44cm、幅5mmのベルトを使ってみたのですが、
あまり良くなかったので、今回はレコード店ワークスが販売している、
「マイクロ型番B-91--マイクロBL-91用ターンテーブル駆動ゴムベルト・オリジナル寸法」
を購入してみました。
これはベルトの幅はオリジナルと同じ8mm、長さも同じということです。


左:オリジナルB-91 右:互換品B-91

左がオリジナル、右が互換品のB-91ですが、幅はぴったりで材質も同じようで、
混じってしまうと区別がつかないほどです。

AP-M2のプーリーと互換ベルト

プラッターとプーリーに掛けてみましたが、強さはオリジナルと同じような感触です。
幅5mmのような細いベルトだとプーリーの山からズレてしまうこともありますが、
幅8mmということでプーリーの山にきっちり乗っています。

ストロボスコープで回転数をチェックするとストロボスコープの柄は時計回りに10秒間に5柄ほど回りますが、
許容範囲なので精度はいいようです。
オリジナルも劣化により回転が遅くなるのを考慮して、少しだけ回転が速くなるように作られているようです。

今のところオリジナル品と同等の品質のようで良さそうなので、ターンテーブルベルトの心配が軽減されました。
このように純正品が手に入らなくなったベルトが互換品で販売されているのはありがたいことで、
少し使ってみて調子が良ければ追加購入したいです。

2023年1月26日

x636 * Back Alley






Fuji X-E4
Fujinon XF27mm F2.8  (1, 2)
Leica Summicron 50mm F2 M  (3)
2021年

2023年1月21日

Fuji X-E4とSLR Magic 26mm

Fuji X-E4 + SLR Magic TOY lens 26mm F1.4

「SLR Magic TOY lens 26mm F1.4」はオリンパスPEN E-P5で使うために手に入れた、
CマウントのCCTVレンズである。
このレンズは、m4/3のセンサーサイズではケラれることなく撮影することができるが、
イメジサークルが小さいので、APSCサイズのセンサーでは大きくケラれてしまう。





現像ソフトでもこのような効果は作ることはできるが、光学的なケラれとは少し違うかもしれない。
普通では撮れないレンズのイメージサークルを全て使った、周辺の収差やグルグル暈けの描写も面白いと思う。

2023年1月15日

x634 * 街角に

Fuji X-E4
Leica Summicron 50mm F2 M
2021年

出来の悪い写真も
救われるかな
SILKYPIXのハードモノクロームで
 

2023年1月13日

X-E4のスポーツファインダーモードが便利かも

X-E4 + XF27mm + マルミフィルター + TTArtisansフード + Voigtlander 40mm Finder

今もX-E4は高値が続いているようだ。
X-E1を買った時は、X-E2が発売されていたので型落ちとしてかなり安く買えたが、
X-E4は後継機なしの製造中止なのでこのような状況になったのだろう。
それにしても、あまりにも高くなってしまった。
販売開始時の価格だから買ったのであって、今の価格なら買っていないと思う。


光学ビューファインダーとスポーツファインダーモードのフレーム

第4世代から搭載されたスポーツファインダーモードだが、X-E4ではスナップファインダーモードだろうか。
このモードに設定すると1.25倍にクロップされるということだが、
ファインダー画像が拡大されるわけではなく、光学ファインダーのようにフレームが出るのである。
なので撮影範囲外も視野に入り、レンジファインダーのブライトフレームで構図を決めているような感覚になる。
それともう一つ、この1.25という倍率が換算40mmだと換算50mmの画角になるのだ。
クロップなので後から現像ソフトでトリミングすれば良いかもしれないが、
撮影時にフレーミングできるのがいい。
これでFujinon XF27mm F2.8が40mmと50mmの2本のレンズになる。
ただ、メカニカルシャッターでないと使えないのと、画像サイズがMのみという制限があるが、、、

こういうことから、今はFnボタンに「スポーツファインダーモード」を割り当てている。
Fnボタンに「拡大」を設定したこともあったが、ボタンを押すクセで長押し傾向になるため、
MFアシストが切り替わり、ピークからデジタルスプリットなどに替わってしまい使いにくかったから、
レバーでの拡大に戻した。

他のボタンは、Qボタンは「Qメニュー」のまま、レバーボタンは「拡大」、EL/FLボタンは「ビューモード」、
タッチファンクションは未使用という設定である。

X-E4の設定は使いながらコロコロ変わっていて定まらないが、今はこの設定で使っている。

2023年1月8日

SME 3010Rを使う(11) 操作



とにかく調整しにくい構造のスタティックバランス型の3010Rですが、デザインも美しく精度もいいので、
レコード再生を手動操作で楽しむのにはいいトーンアーム です。

たくさんの調整があって面倒なようですが、音質に関わるので特に気をつけないといけないのが、
オーバーハング調整と針圧調整でしょうか。

使い方は簡単で、針先をレコードの外周に降すだけですが、この時必ずアームリフターレバーを使います。(1249)
アームリフターレバーを下げると油圧の働きで、ゆっくり3秒ほどかけて針先がレコード盤に降りていきます。(1252)

完全手動なので自動でアームは戻りません。
終わった時はアームリフターレバーを上げてから、ゆっくりトーンアーム をアームレストに置くようにします。(1252)

2023年1月7日

SME 3010Rを使う(10) インサイドフォースキャンセラー調整


インサイドフォースキャンセラー(アンチスケーティング)調整は一番最後にします。
なので、今までの調整は全てインサイドフォースキャンセラー用の吊り下げ糸を外した状態で行っています。

インサイドフォースキャンセラーは、吊り下げ糸をキャンセラーレバーの針圧と同じ目盛りに架けて行いますが、
この吊り下げ糸の輪っかが小さくて、キャンセラーレバーに通しにくいのです。(1245)

インサイドフォースキャンセラーは必要ないと言われることもありますが、
一応針圧と同じ値をにしています。(1247)

分銅吊り下げ型のトーンアーム は針圧と同じ、ダイヤル式はスプリングを使っているので、
少なめにセットするとも言われています。

それと、針先がレコード外周にある状態で、糸とキャンセラーレバーを直角にすることを忘れないようにします。(1248)

2023年1月6日

SME 3010Rを使う(9) オーバーハングの調整


オーバーハングの調整は重要だと思います。
以前聴いていたとき高音がキツくて耳障りに感じたのですが、オーバーハングの調整を忘れていたことに気づき、
調整したところ、聴きやすい音になりました。

3010Rのオーバーハング調整は、基本的にスライドベースをスライドさせて行います。(1239)
付属のヘッドシェルS2-Rはカートリッジを留めるネジ穴が固定のため、
カートリッジの取り付け位置を前後させてオーバーハングを調整することができません。
カートリッジとシェル一体型のオルトフォンのSPUも同じです。

なので、S2-RやSPUでスライドベースを動かしてオーバーハングを調整し位置を決めた後、
カートリッジ取り付け位置を変えられるヘッドシェルのオーバーハング調整をするようにしています。

この説明書ではスライドベースを動かしての調整なので、この時点で行っていますが、
カートリッジの取り付け位置をずらして調整する時は、この時点だと水平バランスが狂うので、
水平バランスを取る前に針が降りる程度の軽い針圧をかけて行っています。

2023年1月5日

SME 3010Rを使う(8) カートリッジの角度調整


カートリッジの傾きの調整はトーンアーム に取り付けたシェルを回して行いますが、
このときシェルを固定しているネジを緩める必要があります。
このネジがトーンアーム の下側にあり、マイナスネジなので、とにかく回しにくいです。(1236)
外観のこともあってこの位置なのでしょうが、せめて六角レンチが使えるネジにして欲しかったです。

角度の確認はシェルの上に水準器を置くやり方もあるようですが、重さで針を痛めるような気がするので、
この説明書通り鏡を使っています。(1235)

2023年1月3日

デジタル針圧計が壊れたので

SHURE針圧計 SFG-2

今まで使っていたデジタル針圧計が壊れたので、昔使っていたSHUREの針圧計「SFG-2」を使っていたが、
やはり微妙な調整がしにくかった。


SFG-2の高さ

カートリッジの適性針圧範囲には収まっていると思うが、シーソー型なので針を置く位置が高いのも気になる。


Ortofon DS-3

そこでオルトフォンの針圧計「DS-3」を使ってみることにした。
このDS-3は既存の小型デジタル計量器に針を置くテーブルを追加しただけの製品のように見えるが、
ライカのロゴが付くと高価になるのと同じで、オルトフォンのロゴが付くと高価になるのだろう。


Ortofon DS-3

その分、外装も鏡面のシルバーメッキがされいて質感もよく、底面には滑り止めの加工がされ、
オルトフォン製という安心感と高級感を与えてくれる。
電池もボタン電池でなく単四2本というのもいい。


DS-3のプレートの高さ

DS-3を使う決め手になったのは、ターンテーブルシートの上にDS-3を置いた時、
針を置くプレートの高さが4mmであるからだ。


ターンテーブル シートの高さ

Micro AP-M2のターンテーブルシートの高さを測ってみると2mmほどだった。


プラッターの上に置いたDS-3

シートを取り外してプラッターの上にDS-3を置くと、シートの厚さ2mmとレコード盤の厚さ2mmで、
4mmという高さが丁度レコード盤上面の高さになり、計測の時に針を置くのに最適になる。
この辺りは、カートリッジやトーンアームを作っているオーディオメーカーのオルトフォンらしいところだろう。
ただ、プレートの高さが2mmならばターンテーブルシートの上で使えるのに、
4mmになっているのは構造上の問題なのか。

壊れたデジタル針圧計は高さが7mmほどあったので、シートを外してもまだ高い状態で、
正しい針圧が得られているのか不安だった。

たまたまシートの厚さが2mmだったので、AP-M2ターンテーブルにピッタリだったが、
厚手のターンテーブルシートを使っている場合は、DS-3の下にゴムシートを敷くなどして調整すればいいだろう。


DS-3で針圧測定

DENON DL103LCIIを2.5gの針圧に設定していたが、計ってみると2.49gという測定値だった。

SHUREのSFG-2で2.5gにセットしていた状態で計測して2.49gという結果は、SFG-2の精度が高いことにもなるが、
ただ、アナログ式のSFG-2では目標針圧にするのに、あと何グラム増減させればいいか知ることができない。

Ortofon DS-3は、SME 3010Rのようにゼロバランスを完璧にとるのが難しいトーンアームには必需品である。

2023年1月2日

SME 3010Rを使う(7) 高さ調整


レコード 盤をターンテーブルにセットして、トーンアームをレコード盤に下ろした状態で、
トーンアームが水平になるように高さを調整します。
調整は六角レンチでピラークランプを緩めて行うので、台座リングを回して上下させる方式よりやりにくいです。(1232)

水平の基準で、「カートリッジの背面で判断します」と記載されていますが、
英文説明書では「the top of it」と表記されているのでカートリッジの上面ということなので、
ヘッドシェルの上面で確認すればいいのでしょう。(1234)
工場出荷時にレコード面から6mmの高さになるように調整されているとも書かれています。

高さの調整では、尻下がりは低音が強要され、尻上がりは高音が強調されると言われていますが、
出来るだけ平行な方がいいのでしょう。

2023年1月1日

SME 3010Rを使う(6) ラテラルバランス


ラテラルバランスはとってなくて、工場出荷の中央位置のままです。
3010Rはナイフエッジなので点ではなく、線で支えられているので横方向の滑りは少ないともいわれています。
それと、水平バランスも大まかなのに、針先を気にしながら20kgもあるAP-M2の後方を、
たとえ1cm程度でもスペーサーを入れ、持ち上げて調整を繰り返すのは大変です。

もし行うとすれば、針圧をかけない状態にしないといけないので、水平バランスをとったあと、
針圧をかける前でしょうか。

2022年12月31日

SME 3010Rを使う(5) 水平バランスと針圧の調整


水平バランスの調整
水平バランス(ゼロバランス)はインサイドフォースキャンセラーウエイトの吊り下げ糸を外した状態で、
針圧調整ウエイトを後方まで下げて、カートリッジのスタイラスカバーを外してから行います。

メインウエイトを前後させてトーンアームが水平に止まるように調整するのですが、
3010Rは支点よりも重心が高いらしくて、ヤジロベエのように安定しないようです。
なので、ほぼ水平になったらいいので、後は針圧調整を正確にすることです。(1224)

それと後方にある微調整のツマミが小さいので、少し回すだけで大きくバランスが変わります。
回すというよりも押さえるという感じで、ほんの僅か動かすという微調整です。(1225)

針圧の調整
水平バランスが大まかなので、針圧計を使って正確に調整するようにしています。
針圧ウエイトの移動はスクリュー式ではなく、スライドさせる方式なので細かい調整はやりにくいです。(1227)

2022年12月30日

SME 3010Rを使う(4) メインウエイトの取り付け


メインウエイトの取り付けは簡単で横についているネジを引っ張ってロックし、後方から差し込んで、
ネジを戻してアームに噛み合わせるだけです。(1220, 1221, 1223)

メインウエイトは2個1組になっているので二つに分けることができます。
自重8gのヘッドシェルS2-Rのように、ヘッドシェル込みで22gまでの軽いカートリッジは1個で、
31gあるOrtofon SPU Classic Gでは2個使っています。
もちろん1個のときは、後方の針圧ウエイトが付いた方を使います。(1223)

2022年12月29日

SILKYPIXのこれは知らなかった

グレース ケールの画像を開こうとした状態

以前にフィルムをスキャナーで取り込んだ画像を「SILKYPIX Developer Studio Pro11」 で開こうとしたのですが、
読み込むことができませんでした。
Tiff形式の16ビットだったので、8ビットでないとダメなのかとヘルプマニュアルを見たのですが、
どこにもそのような制限が書かれていません。
ただ「2.5. RAWデータが正常に開けない場合」という項目に
「DNG, JPEG画像, TIFF画像であっても、サポートされていない形式のファイルもありますのでご注意ください。」
と書かれているので、これのことでしょうか。


FAQ

ネットで探してみるとFAQの回答がありました。

グレース ケールでスキャンした画像は開けないらしいです。
カラーでスキャンしなさいということですが、モノクロフィルムをカラーでというのは、
RAW現像アプリとしてはどうなのでしょうか。
LightroomでもLuminar AIでも開くことができるので、これは改善して欲しいです。

FAQに上がっていて、何故ヘルプマニュアルに明記されていないのかも疑問です。
どこかに書かれているかもしれませんが、ヘルプマニュアルが分かりにくく読みにくいので探す気になりません。
「2.6. JPEG/TIFF画像の取り扱い」の項目あたりに明記して欲しいです。

見つかったのは「SILKYPIX Developer Studio Pro10」のFAQなので、以前からよく知られていたのでしょうが、
まさかRAW現像アプリでグレース ケール画像が扱えないと思ってもいなかったので、、、
たくさんのフィルムをグレース ケールでスキャンしている場合は要注意です。

2022年12月28日

SME 3010Rを使う(3) 出力コードの接続


出力コードは3010Rに付属のものを使っています。

出力コードはトーンアームのベース部にあるRCA端子に接続して、アース線もベース部のアース端子に接続します。
ターンテーブルの形状にもよりますが、AP-M2の場合はケーブルを通す穴が小さいので、
コードをターンテーブルの穴に通した後、トーンアームに接続し、
その後トーンアームをターンテーブルに設置するとい手順でないと無理でした。
なので、コネクタのクリーニングなどは、トーンアームをターンテーブルから外さないとできないのが不便です。
出力コード取り出し部が大きく開くターンテーブルの方が便利です。

入力側はフォノイコライザーアンプを使っているので、アーム用アース線、フォノプラグアース線とも、
イコライザーアンプのアース端子に接続しています。(図右)

ヘッドアンプや昇圧トランスを使っている場合はフォノプラグアース線はその機器に、
アーム用アース線はプリメインアンプなどに接続します。(図左)


2022年12月27日

SME 3010Rを使う(2) カートリッジの取り付け


SME 3010RにはヘッドシェルS2-Rが付属しているので、それにカートリッジを取り付けます。
リード線をシェルに取り付けてカートリッジに接続するのですが、一般的にはリード線の色の白が L、赤が R、
青が LG、緑が RGという風に接続しますが、カートリッジの説明書も確認したほうがいいです。(1208)

取り付けネジはヘッドシェルに付属していますが、カートリッジに付属してるものを使ったり、
上から留めたり、下から留めたりと取り付け方は様々です。(1209)

リード線は絡まないように、できるだけ綺麗に取り付けます。
説明では取り付けにラジオペンチを使っていますが、ピンセットの方が使いやすいと思います。



ヘッドシェルの上部の小さな穴をゲージにして、カートリッジが左右均等に真っ直ぐ取り付けられているか、
確認します。(1211)
コンパウンドの説明がありますが、使っていないのでよくわかりません。(1212)

組み上がったヘッドシェルをトーンアームに取り付けますが、ガイドピンをハメて少し押し込んだ後、
コネクターナットを回すとそれに伴って入っていきます。
このときコネクターナットを締めすぎるとネジを痛めてしまうので注意します。(1215)

2022年12月26日

SME 3010Rを使う(1) アームの取り付け


設置や調整に使う付属のツールで、上からボックススパナー、六角レンチ、取り付け用テンプレート、
オーバーハング調整ゲージです。



取り付け位置の決定
自分で取り付け穴を開けるときは「取り付け用テンプレート」を使います。(1201)
今、SME 3010Rを取り付けているターンテーブル「Micro AP-M2」はSMEショートタイプ専用なので、
初めから取り付け用の穴とガイド穴が開けられていて「取り付け用テンプレート」は不要でした。(1202)



アームの取り付け
アームはゴムのついたスライドベースの穴に付属の木ネジを使って取り付けるように記載されていますが、
取り付け方はターンテーブルの説明書に従うようにします。(1203)
AP-M2に予め開けられているネジ穴は3mmで、AP-M2に付属のネジを使うようにと記載されているので、
そのようにしています。

また、金属等の硬質ボードに取り付けるときはスライドベースのゴムを取るようにと記載されているので、
ゴムは外しています。(1205)
柔らかい木製の場合は、ゴムをつけたままが良いのでしょう。

ターンテーブルの上面が、スライドベース取り付け面より41.3mm以上あるときはスペーサーが必要ですが、
AP-M2はSMEショートタイプ専用なのでスペーサーは不要です。(1206)
ちなみに実測してみると38mmでした。