2022年11月28日

ターンテーブルのベルトを探して

MICRO AP-M2とターンテーブルベルトB-91

レコードプレーヤーのターンテーブルベルトが古いままなので、何か代替えになるものはないかと探してみました。
製造元のマイクロ精機はもう存在しなくて、純正のベルトを手に入れることは無理なので、、、

AP-M2のベルトは型番がB-91なので、これは全周が91cmのことだとすると、半折り(半周)で45.5cmになります。


半折り44cmのターンテーブルベルト

代替え品で45.5cmは見つからず、某メーカーサイトでAP-M2は半折り44cmが使えると記載されていたので、
44cmを購入してみました。
ただ、オリジナルはベルト幅が8mmなのですが、これは5mmと細くなっています。

全周88cmなのでオリジナルより3cm短く、ターンテーブルとプーリーに掛けようとすると少しきついです。
セットを終えてストロボスコープで回転数をチェックしてみると、右周りに10秒間に10柄以上流れていたので、
回転が速いということになります。
2柄以内が規格範囲なので、これでは多すぎます。
オリジナルのB-91に戻してみるとストロボスコープの柄はぴったり止まるので、古いけれど劣化は少ないようで、
とりあえず当時の交換の時に残しておいたB-91が2本あるので、計3本で使い回したいです。
また機会を見て、ヤフオクで販売されているB-91互換品を試してみたいと思っています。

ベルトドライブのターンテーブルは、このようにベルトが手に入らなければ困ったことになるので、
今買うとすればダイレクトドライブのプレーヤーを選びます。
それと回転数切り替えや、回転数を微調整できるもの、トーンアームの調整もダイヤルでできるのが使いやすそうです。

MICRO AP-M2とSME 3010Rは精度の安定性が極めていいですが、とにかく使いにくい組み合わせです。

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