2018年3月29日

Leica CLにフィルムを入れる

Leica CLのフィルム装填

Leica CLには巻き取りスプールの白い爪が欠けているものや、ヒビが入っているものも多い。
これは巻き取りスプールの構造や強度の問題かもしれないが、フィルムの入れ方によるのかもしれない。


順巻き取りのCanon F1

フィルムの巻き取りには順巻きと逆巻きがあって、
キャノンF1はフィルムが巻き取りスプールの上にかぶさる順巻きである。


逆巻き取りのNikon F

ニコンFはフィルムが巻き取りスプールの下に潜り込む逆巻きである。


Leica CLの巻き取りスプール

一般的にはフィルムを差し込む部分は、キヤノンF1やニコンFのように巻き取りスプール自体にスリットが作られているが、
ライカCLは巻き取りスプールに付けられた白い歯にフィルムを差し込む。


CLのフィルム差し込み方向

ライカCLは逆巻きなのでフィルムを白い歯の右側から差し込まないといけないが、
これを順巻きのように左側から差し込むと、巻き上げた時に白い歯を引き上げる力が加わる。
白い歯にヒビや欠けがあるのは、これによる経年劣化かもしれない。
これは大切なことなので、CLの取扱説明書にもスプールへの装填手順が記載されている。


パトローネ室に収める

次にパトーローネを引っ張ってフィルムを出しながらパトローネ室入れる。
この方法でフィルムが巻き取りスプールから外れなければ、しっかり取り付けられていることになる。


フィルムの緩みをなくす

一度巻き上げて確認後、裏ぶたを取り付ける。
そして巻き戻しレバーを巻き戻し方向にテンションを感じるまで回し、フィルムの緩みをなくしておくと、
巻き上げた時に巻き戻しノブが回るので、それを確認しながらフィルムを巻き上げて装填は終わりだ。
これで、撮影中は巻き上げ時に巻き戻しノブに手を当てていれば、
回転しているのわかるのでフィルムが確実に巻き上げられていることを確認できる。

2018年3月27日

x267 * 雛の日

Sunny day




てるてる坊主







Leica CL
Leica Summicron 50mm/f2 M 1st Collapsible
NEOPAN 100 ACROS
EPSON GT-F740

2018年3月25日

Voigtlander S APO-LANTHAR 85mm F3.5

Voigtlander S APO-LANTHAR 85mm F3.5

「S APO-LANTHAR 85mm F3.5」も「S SKOPAR 50mm F2.5」と同じように、
シルバーとブラックを組み合わせた鏡胴デザインである。

このレンズは焦点距離85mmと表記されているが、実際は90mmのようで、
NIKON S型のファインダーの都合でこういう表記になったようだ。


外爪型

このレンズも外爪型なので、マウントアダプターはS SKOPAR 50mm F2.5と同じように外爪用のアダプターが使える。


レンズフード

金属製の専用レンズフードが付属している。
フードは「COLOR SKOPAR 21mm F4P」のように、鏡胴先端の外側に切られたねじ溝にねじ込んで取り付ける。
このフードには、Voigtländerのロゴはないが、ブラック塗装は鏡胴の塗装と合っている。


フードキャップ

フロントキャップは、S SKOPAR 50mm F2.5と同じで、フードの先端に取り付ける金属製の被せ式である。


Voigtlander S APO-LANTHAR 85mm F3.5

「S APO-LANTHAR 85mm F3.5」は「S SKOPAR 50mm F2.5」と同じように、
回転ヘリコイドなので、フォーカスリングを回転すると、絞り指標も回転する。

絞りリングは人差し指だけで楽に回せるので、
左手親指と中指でフォーカスリングを操作し、人差し指で絞りリングを操作するように使うといい。



Fuji X-E1
Voigtlander S APO-LANTHAR 85mm F3.5

Olympus PEN E-P5
Voigtlander S APO-LANTHAR 85mm F3.5

Fuji X-E1
Voigtlander S APO-LANTHAR 85mm F3.5

Olympus PEN E-P5
Voigtlander S APO-LANTHAR 85mm F3.5

2018年3月19日

Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5

Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5

フォクトレンダーのSマウントレンズで、ブラックとシルバーを組み合わせたクラシカルなデザインで、
クロームメッキは絞りリング部分がマットシルバー、マウント部分はポリッシュ仕上げになっている。

マウントアダプターはPEN E-P5にはディスカバーフォトの「ニコンS マイクロフォーサーズ アダプター」、
Fuji X-E1にはRAYQUALの「SC-FX 外爪レンズ用アダプタ」を使っているが、どちらも外爪用のアダプターである。


外爪型

ニコンSマウントのレンズには外爪型と内爪型があるが、これは外爪型になる。


被せ型レンズキャップ

レンズキャップはVoigtlanderのロゴがプリントされた被せ型で、ドームフードの上から付けることができる。


ドーム型レンズフード

レンズ先端には外側と内側に二つのネジ溝が切られていて、付属の金属製のドームフードは外側のネジ溝に取り付ける。
このフードには、Voigtlanderのロゴがプリントされていて、ブラック塗装も鏡胴の塗装と同じである。


内側のネジ溝に付けたフィルター

フィルターは内側に切られた43mmのネジ溝に付けることができる。


Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5

このレンズのデザインは気に入っているが、やっぱり回転ヘリコイドは扱いにくい。
フォーカスリングを回すと鏡胴全体が回転するのだが、逆に絞りリングを回そうとしても鏡胴全体が回転して絞りリングは回らず、
フォーカスだけがズレてしまう。
なので左手親指と中指でフォーカスリングを操作し、人差し指で絞りリングを操作するように使っている。
絞りを操作する時は人差し指をドームフードの前か角に当てると回しやすいので、
このレンズを使う時は付属のドーム型フードを付けたほうが良いように思う。



Fuji X-E1
Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5
この暈けも悪くない

Fuji X-E1
Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5
スコパーなので解像感はいい。

Fuji X-E1
Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5
メッシュの描写も綺麗

Fuji X-E1
Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5
前暈けもいい

Olympus PEN E-P5
Voigtlander S SKOPAR 50mm F2.5
ウエットな描写ではないが
カリカリでもない

2018年3月12日

Topping TP30 Tripath TA2024

Topping TP30 

  • デジタルアンプIC:Tripath TA2024 増幅方式PWM
  • オペアンプ:Burr-Brown OP-2134
  • USB DAC:Burr-Brown PCM2704
  • 出力:15W x 2 @4Ω、10W x2 @8Ω
  • インピーダンス:4-8Ω
  • 能率:90% @10W/8Ω
  • ダイナミックレンジ:99dB
  • 全高調波歪率:0.03% THD+N @ 9W/4Ω
  • スピーカーアウト:x2(バナナプラグ対応 金メッキ処理)
  • RCAステレオインプット:x1 (金メッキ処理)
  • USBコネクタ:Bタイプ
  • ACアダプター:12V3A
  • サイズ:約11.5cm(W)、約19cm(D)、約5cm(H)


昔使っていたアンプは、1986年製のSANSUI AU-D707CDというプリメイン アンプである。
このアンプはCDが出始めた頃のもので、CDの出力をパワーアンプに直接入力できる仕様になっていて、
フォノアンプは省略されていた。

今はPCオーディオということで、中国製プリメインアンプの「Topping デジタルアンプ TP30 Tripath TA2024」を使っているが、
このアンプは既に廃番で、今はTP30-MARK2になっている。


フロントパネルとカバー

1万円程度で手に入るアンプで、この質感は良いほうだろう。
サイズはかなり小さく、フロントパネルはアルミ削り出しのヘアライン仕上げ、
カバーはアルミ ブラックのヘアライン仕上げで価格の割に良い。


TP30とSW-T20

フロントパネルの電源と入力切り替えは、真空管アンプのSW-T20と同じトグルスイッチなのがいい。
入力はUSBとRCAの2系統だけというシンプルさ。


接続端子

今はMacBook ProとUSBで接続して、テレビの音声出力をRCAで接続している。
スピーカー端子は小さくて、ケーブルの直付けは危険なので、
バナナプラグ「audio-technica ソルダーレスバナナプラグ AT6302」を使っている。


トグルスイッチ

このアンプの電源のトグルスイッチは、下げるとオン、上げるとオフになる。
通常とは逆のようだが真空管アンプのSW-T20も同じなので、この方がしっくりする。


ボリュームダイヤル

電源が入ると、ボリュームダイヤルの周囲が青く光る。
このアンプの出力は4Ωで15W、8Ωで10Wだが、高能率のJBL 4312Aをよく鳴らしてくれる。


Topping TP30

MacBook ProのiTunesで聴いてみると低音が少し物足りないようだが、
中域から高域はクリアで伸びがあり聴き疲れしない。
全体的にタイトな音だがカリカリした感じはなく、むしろ艶があり滑らかでリッチな感じがする。