2017年2月28日

Marine Band の響き

Marine Band 1896 Classic

Marine Band 1896 Classic
Type:diatonic
Key:D
Tuning:Richter
Number of holes:10
Reeds:20 brass
Cover surface:stainless steel
Reed plates:0,9 mm brass
Reed plate surface:brass
Mouthpiece surface:pearwood lacquered
Comb:pearwood, brown
Comb surface:clear lacquer
Length:10 cm


Marine Band 1896 Classic

以前から吹いてみたかったマリンバンドを手に入れた。
今までベンドが上手くできなかったが、最近 Pocket Saxを始めてから、少し音が下がるようになった。
Pocket Saxのアンブシュアーで口が鍛えられたからか、少しずつ綺麗な音になってきて、
なんとか曲らしく聞こえる。


Major Boy(上)
Marine Band 1896 Classic(下)

ベンドがやりやすいと言われている樹脂製コームのトンボのメジャーボーイを使っていた。
ベンドが出来ていないときは、あまり違いがないように感じたが出来るようになると違いがよくわかる。
やはり、メジャーボーイのほうが樹脂製で息漏れが少ないので、楽に音が下がるのがわかる。


Blues Harp(上)
Marine Band 1896 Classic(下)

マリンバンドはコームがブルースハープより薄いので、咥えたときに全体の厚さの違いもハッキリわかる。
ブルースハープのカバーは丸みがあって手触りが良いが、マリンバンドはエッジが残っている。
金属の質感もブルースハープのほうがいいように感じる。


マリンバンドの表プレート

音の配列は次のようになっていて、3オクターブ出すことができる。
 C調
BlowC4E4G4C5E5G5C6E6G6C7
Hole12345678910
DrawD4G4B4D5F5A5B5D6F6A6

10穴ハーモニカの配列は独特で、特に1〜3穴は吹くとトニック、吸うとドミナントの和音を出せるように、
吸い音にも「ソ」の音がある。
そして「ファ」と「ラ」の音がないので、ベンドで音を下げて「ファ」と「ラ」を作らないといけない。


マリンバンドの裏プレート

マリンバンドはメジャーボーイやブルースハープよりも枯れた音色で、味わいがある。
特にメジャーボーイとは違いが大きいように思う。
音色はマリンバンド、質感はブルースハープ、吹きやすさはメジャーボーイというところか。

2017年2月26日

x177 * 早春

OLYMPUS PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

OLYMPUS PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

OLYMPUS PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

OLYMPUS PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

OLYMPUS PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
絞りを開くと
ふわっとした光景が

2017年2月24日

OLYMPUS PEN E-P5:Nikon NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4


焦点距離:50mm
口径比:1:1.4
最小絞り:F16
レンズ構成:5群7枚 コーティング
絞り羽根枚数:6枚
最短撮影距離:0.6m
フィルター径:52mm
全長:47.5mm
最大径:67mm
重量:325g
フード:HN-5/HS-1



一眼レフ用の標準レンズであるが、ミラーレス機にはマウントアダプターを介して取り付けることができる。
マウントアダプターはPixcoの「Nikon Fマウントレンズ →  m4/3 ボディ マウント アダプター 」を使っている。
このマウントアダプターは、レンズのマウント側からボディのマウント側に斜めに絞り込まれているので、
自然なフォルムになるのがいい。



レンズフードは「Nikon f=50mm f=58mm 1:1.4 」用で小文字の「F」が刻印されている。
このフードは取り付け部にあるピンを押してレンズのフィルター溝部に挟み込むスプリング式で、
逆向きに取り付けて、レンズキャップも付けられるので収納に便利だ。
しっかりとした金属の質感と、ブラック塗装の光沢もいい。



レンズフードを付けると、クビレのあるシャープなフォルムになるが、
E-P5に取り付けると少し大きく感じる。
やはり、一眼レフのレンズは、X-E1にあっているようだ。
それでも、バランスは悪くなく、左手で支えた時の金属の感触がいい。
フォーカスはマニュアルになるが、露出はAモードかMモードが使える。

球面収差なのか、経年劣化なのか、解放絞りでは結構癖のある描写で、
ソフトフォーカスレンズのようにハイライトが滲み柔らかくなる。
少し絞り込むとソフトな描写はなくなり、しっかりと解像する。
個体差があると思うが、ふた通りの描写が楽しめる面白いレンズである。

2017年2月22日

x176 * Old Fashion

Leica III
Summar 5cm f2
Acros 100
Epson GT-F740

Leica III
Summar 5cm f2
Acros 100
Epson GT-F740

Leica III
Summar 5cm f2
Acros 100
Epson GT-F740

2017年2月20日

Leica III:バルナックライカ

Leica III + Summar 5cm F2 

デジタルカメラは発売サイクルが短いと言われることが多いが、
フィルムカメラのバルナックライカも以外と短い。
このIII型が発売された1933年が8年目ということなので、
まだまだ過度期でマイナーチェンジを繰り返していたのだろうか。


Leica III + Summar 5cm F2 

1925年:I型 (A)を発売。
シャッター速度は1/500秒迄、レンズは固定式。

1926年:I型(B)を発売。
フォーカルプレーンシャッターの代わりに、レンズシャッターのコンパーを組み込み、
スローシャッターを可能にする。
コンパーライカである。

1930年:I型(C)を発売。
I型 (A)をL39マウントにして、レンズ交換式にする。
翌年にフランジバックを統一する。

1932年:II型を発売。
連動距離計を内蔵する。

1933年:III型を発売。
スローシャッターを組み込み、距離計倍率を1.5倍にし、視度補正を組み込む。
ストラップ用の吊り環も付けられた。
梨地クロームメッキのクロームライカを発売。
固定鏡胴のズマール 5cm F2を発売。沈胴型のズマール 5cm F2は翌年の1934年に発売される。

1935年:IIIa型を発売。
シャッター速度に1/1000秒を加えた。
この年が発売10周年である。

1938年:IIIbを発売。
距離計窓とファインダー窓を接近させ、視度調節レバーを巻き戻しノブ基部に移す。
ファインダーと距離計部分をダイキャスト製にする。

1940年:IIIc型を発売。
ダイキャストボディになり、幅と高さが2,3mm大きくなる。
シャッターの低速高速切り替えが1/30秒に、低速は7段階に増える。

2017年2月18日

x175 * Leica III

Leica III
Summar 5cm f2
Acros 100
Epson GT-F740
Fuji Acros 100
フィルムシミュレーションの
アクロスとの違いは?

2017年2月16日

x174 * Leica III

Leica III
Summar 5cm f2
Acros 100
Epson GT-F740
バルナックライカ
80年もの間
光を刻み続ける

2017年2月14日

x173 * ベンチと花

Leica III
Summar 5cm f2
Acros 100
Epson GT-F740
こういう光がいい
モノクロフィルムの
良さが出る

2017年2月12日

Leica III

Leica III
名称:ライカIII(DIII)
型式:35mm レンジファインダーカメラ
形状:板金製、ブラック・ニッケル
画面サイズ:24×36mm
マウント:標準ねじ式マウント(L39)
シャッター:2軸横走り布幕フォーカルプレーン
高速シャッター:1/500、1/200、1/100、1/60、1/40、1/30、1/20秒、Z
低速シャッター:1/20、1/8、1/4、1/2、1秒、T
シンクロ接点:なし
ビューファインダー:50mm透過ファインダー、倍率 0.5倍
距離計ファインダー:二重像合致式連動距離計、倍率 1.5倍、視度補正付き
フィルム装填:底蓋取り外し、落とし込み式
フィルム巻き上げ:回転ノブ式
フィルム巻き戻し:回転ノブ式
フィルムカウンター:順算式、0~39目盛り、手動リセット
大きさ:約132.2×67×38mm
重さ:約410.3g
製造年:1933年

シリアルナンバーからすると、このIII型は1933年製である。
1933年迄はブラックペイントのボディだけで、この年以降クロムメッキのボディが作られた。
銀色に輝くボディは当時人気があったそうだ。
このIII型ではスローシャッターも付けられて、今のカメラの原型が整ったと言える。
この後、IIIa、IIIb、IIIcと継続していくが、完全な板金製はIIIa迄であり以降は合金ダイキャスト製に変わっていく。


ブラックペイントとニッケルメッキ

やっぱりレンジファインダー機を1台となると、このバルナックライカのIII型ブラックペイントか。
このズシリとした重みと金属の感触、ピタッと手になじむ大きさとフォルム、
メカニカルな操作性、精密感のあるシャッター音などが魅力的だ。

板金製の軍幹部のブラックペイントとノブ類のニッケルメッキの組み合わせが美しいカメラであるが、
後期になるとニッケルメッキのノブ類がクロムメッキに変わる。

ボディサイズは、小型カメラとして程よい大きさであり、沈胴レンズをつければバッグに入れてもかさばらない。
けれどこの重さでは、よく言われる上着のポケットに、とはいかないが・・


エナメルペイントの光沢

この当時のエナメルのブラックペイントは美しい。
光沢のあるエナメルペイントが鏡のようであり、塗装の剥げた部分の真鍮が見えるのもヤレ感があっていい。
今では、このようなブラックペイントは実現しないだろう。


象嵌文字

軍艦部や底蓋に刻印されている文字は、全て銀色の象嵌である。
このエナメルペイントに象嵌を埋め込むという手間のかかる手法は、
まさに工芸品で高価なカメラだったことが頷ける。



けれど、バルナックライカは決して使いやすいカメラではない。
フィルムを巻き上げないとシャッタースピードをセットできないし、
倍率 0.5倍のファインダーは小さくて見づらい。
露出計も付いていないし、底蓋を外してのフィルムのセットもやり難い。
初めてフィルムカメラを使う人には、お勧めできないカメラである。

このような80年程も前のバルナックライカともなると、どこまでオリジナルで残っているか怪しい。
シャッター幕は取り替えられているだろう。
ブラックペイントも再塗装かもしれないし、グッタペルカも張り替えられているかもしれない。
内部の部品などは、どうなっているかわからない。

けれど、コレクターではないのでオリジナル性などは気にしない。
きちっと動いてくれればいい。


Leica III
Summar 5cm F2
FUJICOLOR 100
フジカラーCDデジタル
ヒンジの上の
煉瓦にピントを
距離計も問題ない

Leica III
Summar 5cm F2
FUJICOLOR 100
フジカラーCDデジタル
映り込みに
ピントを合わせ
窓枠は前ボケに

Leica III
Summar 5cm F2
FUJICOLOR 100
フジカラーCDデジタル

光漏れもなく
シャープな描写

2017年2月10日

Bloggerのカスタマイズ

Bloggerでブログを始めて1年が過ぎた。
このブログシステムの広告がない、シンプルなスタイルがいい。
それと簡単なカスタマイズや、CSSを使ったカスタマイズもできる。
このブログも少しカスタマイズをしている。

CSSを使わない簡単なカスタマイズは「幅の調整」「Navbarの非表示」「背景色の変更」などだが、
行間の変更はCSSを使っている。
一つは本文の行間である。
初期設定では記事の本文の行間が詰まり過ぎて読みにくいので、もう少し行間を広げてみた。
これは「line-height」を使えばできる。
テンプレート デザイナーでCSSを使って「line-height」を追加してみる。

テンプレート デザイナーの カスタムCSS

Bloggerのダッシュボードから「テンプレート」→「上級者向け」→「CSSを追加」と開くと、
上の画像のようにCSSの追加ボックスが現れる。
ここに

.post-body {
 line-height: 1.7;
}

と追加すればいい。
このブログは「1.7」を指定しているが、このバランスが良さそうである。
この数字を大きくすれば行間が広がる。

もう一つは、ラベルなどのウジェットの行間が空きすぎていることである。
「最近の記事」の行間がそれである。
このブログでは「ラベル」にラベルウジェットを使っているが、項目も増えてきて、
初期設定の広い行間では間延びするので、もう少し行間を詰めたい。
けれど、このウジェットはリスト形式なので「line-height」では行間を変えられない。
リスト形式の行間を変えるには「margin-bottom」を使う。

同じく「CSSを追加」を開いて

#Label2 li {
margin-bottom: -12px;
}

と追加すればいい。
このブログは「-12px」を指定しているが、このように行間を狭める場合はマイナス値で指定すればいい。

HTMLの編集

「Label2」というのが「ラベル」のIDだが、
これは「テンプレート」→「HTMLの編集」→「ウジェットへの移動」を選ぶとウジェットの一覧が表示されるので、
そこから名前を知ることができる。
例えばラベルウジェットの場合は「Label1」「Label2」と表示されている。

このように、CSSの追加を使えば元へ戻すことも簡単なので、HTMLを直接修正するよりも安全で便利ある。

2017年2月8日

x172 * Leica X1

Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.
Trimming
マリリン モンローに
見つめられる


Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.
輪タク?
赤いペイントが
美しい


Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.
ワイン バー

2017年2月6日

LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4:フード


最近、小さなサイズのカメラバックを持つようになった。
レンズを付けた1台と交換レンズが1, 2本入る程度である。
このサイズのバッグが街歩きには丁度いい。

ストリートフォトにはPen E-P5とDG SUMMILUX 25mmの組み合わせをよく使うが、
このレンズのフードが大きい。
この深いフードとの組み合わせは好きなのだが、逆向に付けられないので、
バッグに入れた時は嵩張るのが難点である。


45mm用VYC1005 (左) 25mm用VYC1063 (右)
なので、よく代用されているDG MACRO-ELMARIT 45mm用のレンズフードに変えてみた。
焦点距離の長い45mmのほうが、浅いフードというのも不思議である。


Pen-F + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 + VYC1005
これで、かなりコンパクトになってバッグに収納しやすくなったが、見た目のインパクトが物足りない。


Pen-F + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 + VYC1063
収納性を考えなければ、25mmのフードを使いたいのだが・・・

2017年2月4日

x171 * On The Street

OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4


OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4


OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4


OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

2017年2月2日

x170 * 街角で

OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4


OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4


OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4


OLYMPUS PEN E-P5
 LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4