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Nikon Fウェストレベルファインダー |
- 視野:100%
- 倍率:0.9倍/50mm
5倍/ルーペ - サイズ:34×54×40mm
- 重さ:60g
Nikon Fのウエストレベルファインダーである。
当時のファインダー交換式一眼レフには、ほとんどウエストレベルファインダーを取り付けることができた。
キヤノンF1にもウエストレベルファインダーがあったが、せっかくのボディ内蔵の露出計が無駄になるから使っていなかった。
その代わりにアイレベルファインダーで使えるアングルファインダーを取り付けてみたが、これが実に見にくいのである。
ニコンFにはもともとボディに露出計はないのだから、ウエストレベルファインダーで問題ない。
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Nikon F + ウエストレベルファインダー |
ウエストレベルファインダーは光軸と直角方向の真上から覗くことができるファインダーである。
ファインダーといってもルーペがあるだけの蓋つきのフードのようなもので、直接フォーカシングスクリーンを見るだけである。
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Nikon F + ウエストレベルファインダー |
Nikon Fのウエストレベルファインダーの倍率は0.9倍と高く、ルーペ使用時には5倍となり、
アイレベルとちがって、ペンタプリズムなどがないので小型軽量である。
ウエストレベルファインダーはシルバーだけで、何故かブラック塗装タイプはないので、
正面から見ると間のシルバー色が目立つが、これはこれでニコンFらしくていい。
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F文字のある後期型 |
ウエストレベルファインダーのデザインは3種類あるが、これは上蓋の中央にFの文字がある後期型である。
初期型は後方にフードがなかったが、後期型は後方にもフードが付いてより見やすくなっている。
それとニコンF2のウエストレベルファインダーからDW-1という型番が付いたが、ニコンF用は型番が付いていない。
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ファインダーボタン |
上蓋の右後方にある四角いボタンに指をかけて上蓋を少し右に動かすとスプリングで、フードが開く。
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ルーペを起こした状態 |
ピントを合わせる時に使うルーペは上蓋の後方中央にある四角いボタンを押すと、スプリングの力で起き上がる。
ルーペを畳む時は上蓋を少し畳んでルーペを引っ込めてから上蓋を元へ戻すようにしてるが、この方法が正しいかはわからない。
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ストリートフォトでは都合のいいスタイル |
2眼レフのように上から覗くスタイルは、左右逆像となるが被写体と対面しないので緊張が和らぎ、
ストリートフォトでは都合のいいスタイルである。
ストリートフォトでは都合のいいスタイルである。
2 件のコメント :
ありがとうございました。これで使い方がわかりました。
匿名 さん、こんばんは
ウエストレベルファインダーを、お持ちなんですね。
お役に立ててよかったです。
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