2019年8月17日

キヤノンFDレンズのフード修理

レンズフードBS-55

キヤノンFDレンズの純正レンズフードBS-55を修理した。

このレンズフードは金属製だが、フードをレンズに固定する樹脂製のストッパーがボロボロになっているので、
これを交換する。

樹脂製フードは一体型だが、この金属製フードは後ろ側のシルバー枠がビス止めなので取り外すことが出来きる。
取り外したあと、古いストッパーの屑は取り除いておく。

左端は今回使う材料で、少し柔らかめの樹脂製のケーブルコネクタカバーである。


切り出したストッパー

大雑把だが樹脂製のケーブルコネクタカバーを、程よいストッパーのサイズにカットした。


3箇所にストッパーをセット

このストッパーをフードの3カ所にセットする。
本来はビス穴の両横にセットするので6カ所なのだが、材料が足らないので3カ所にした。

3カ所なのでビス穴の左側にセットする。
これはフードをレンズにセットするとき、右回転なので最初に当たる方にストッパーがある方が良さそうだからだ。


シルバーリングをビス止め

シルバーのリングをビスで仮止めしてストッパーの位置を調整したあと、
ビスを本締めして、ストッパーが外れないことを確認すれば完了である。


FD 28mm F2.8 + BS55

標準レンズのフードだが、50mmがないので28mmに付けてみたが、丁度いい力加減で取り付けられた。

中古で売られているFDレンズのフードはスカスカになっていることが多いが、
簡単に修理できるので金属製フードの質感を楽しむのもいい。

8 件のコメント :

匿名 さんのコメント...

私も、掲載の方法でフードを修理してみました。カッチリはまって快適です。

Blues Walk さんのコメント...

こんにちは。
フードの修理されたんですね。
しっかりと嵌るようになってよかったです。
こういうバヨネットのフードはストッパーが劣化しているのが多いですが、
純正フードは修理をしてでも永く使いたいですね。

匿名 さんのコメント...

プラスティック製BS-55付きのFD50mm買いましたが、ストッパー劣化でスカスカ、この記事を参考に修理出来ました。コネクタカバーを細く切り、元々のストッパーを少し削った状態で3か所、フードのガイドに直貼り、完全に固定できるようになりました。この記事にはとても感謝いたします、ありがとうございました。

Blues Walk さんのコメント...

こんばんは
コメントありがとうございます。
樹脂製のBS-55を修理されたんですね。
このタイプのフードは、もうスカスカになってるのが殆どですよね。
FD50mmはいいレンズなので、修理できたフードを付けて撮影を楽しんでください。
お役に立てて良かったです。

匿名 さんのコメント...

素晴らしいです!

Blues Walk さんのコメント...

ありがとうございます。
傷んだものが復活できればと思いやってみました。

とらきち さんのコメント...

樹脂製BS-55ですが、スカスカになっておりました。ヒントを頂き、しっかり固定される様になりました。ありがとうございます。

Blues Walk さんのコメント...

とらきち さん、こんばんは
この頃のFDレンズのフードは、スカスカになってますよね。
樹脂製でも隙間から樹脂材を入れると固定されるようになるみたいです。
お役に立てて良かったです。