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2018年8月24日

KENKO Auto Teleplus 2X NT

KENKO Auto Teleplus 2X NT

ケンコーは1965年頃からテレコンバーターを発売しているが、このコンバーターはテレプラスではなく、
オートテレプラスとなっているので、おそらく初期の頃のものだろう。
外側に付けられた連動ピンとカニ爪がギミックであるが、後には連動ピンが鏡胴内部に入った製品もあるようだ。

かなり古いオートテレプラスだが、レンズも綺麗で曇りもないので実用になりそうだ。


対応絞り値

周囲のデザインや外付けの絞り連動ピンもクラシックで、絞り値などの印字もチープな銀色だが、
なんとなく懐かしさ感じる仕上げである。
同じような外観でコムラー テレモアというのもあった。


オートテレプラスのマウント部

装着する時はオートテレプラスにレンズを付けてからボディに取り付けないと露出計と連動しないのだが、
オートテレプラスのマウントが固くて取り付けられない。

オートテレプラスのレンズ側のマウントを見てみると、マウントベースよりも板バネになる部分が厚いようだ。
ニコンFボディのマウントはベースが厚く板バネになる部分が薄いので、この違いが取り付けが固くなる原因かもしれない。


リヤーキャップを持って回わす

それとレンズを装着する時にオートテレプラスの持つ場所に困る。
シルバーのリングは連動ピンがレンズのカニ爪に掛っているだけで、くるくる動くので持つことができない。
鏡胴の部分も狭くてツルツルしていて持ちにくいので、リヤーキャップを持ってレンズを回してなんとか取り付けられた。


Nikon Photomic FTN + KENKO Auto Teleplus 2X NT + NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

フォトミックFTNのボディには、普通にレンズを取り付けるようにセットすると、
オートテレプラスの爪にファインダーの連動ピンがはまって開放F値も正しくセットされた。


取り外しはレンズから

レンズとオートテレプラスの分離は硬くて大変なので、取り外す時はレンズを外してからテレプラスを外す方がいいだろう。
このように取り付けが固いのは、この個体だけかもしれないが面倒なことだ。


Olympus PEN E-P5 + KENKO Auto Teleplus 2X NT + NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

PEN E-P5に取り付けると35mm判換算で200mmになるが、
E-P5なら光学テレコンよりもデジタルテレコンの方が便利だと思う。
そして、この場合は露出計連動ピンは意味をなさず、飾りなのでカニ爪と噛み合わせる必要もない。

オートテレプラスを使って撮ってみたが、少しフワッと甘く感じるのは、
「NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4」のこの個体の性質である。







Olympus PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
KENKO Auto Teleplus 2X NT

2018年8月8日

テレコンバーター

テレコンバーター

テレコンバーターはデジタルカメラでも各メーカーが販売しているが、フィルムカメラの頃にもよく使われていた。

マスターレンズの性能は少し落ちてF値も暗くなるが、安価に焦点距離を伸ばせることや、
軽くて携帯性がいいので、当時の重いレンズを持ち歩くよりも楽で重宝した。


CANON Extender 2X & KENKO Teleplus MC4 2X  CFE & KENKO Auto Teleplus 2X NT

これらはキヤノンの「エクステンダーFD 2x-B」とケンコーの「CFEテレプラス MC4」と「オートテレプラス NT」で、
全て2倍のテレコンバーターである。

左端のキヤノン純正は鏡胴も長くてズシリと重く、テレコンバーターでも作りの良いのがわかる。
中央と右はケンコーのテレプラスだが、ケンコーは1965年頃から各社マウント用のテレコンバーターを発売していた。

右端は初期のニコン用のオートテレプラスで、鏡胴の外側に絞り連動用のレバーが付けられているが、
このような製品はニコンには1976年製のTeleconverter TC-1があったようだ。
中央はキヤノン用のテレプラスでMC4なので少し後のものである。

こうして並べてみると初期のニコン用がデザインや塗装、文字が時代を感じさせて良い風貌である。