2022年6月27日

Canon L3 動作チェック

Canon L3
Canon L3 + Jupiter-8 50mm F2

Canon L3の状態確認で撮ったネガが現像されて戻ってきた。
久しぶりにフィルムを現像に出したが、1,210円に値上がりしていた。
以前は900円ぐらいだったと思ったが、、、

中古フィルムカメラやレンズの異常な値上がり、フィルムの値上がり、それと現像料の値上がりと、
フィルム写真も趣味から、道楽の範疇に入りつつあるようだ。


Canon L3
Canon L3 + Jupiter-8 50mm F2

中古フィルムカメラを買うと一応動作確認チェックを行うのだが、今回は次のようにチェックした。

1)露光ムラチェック(雲のない青空)1/250 F11
2)露光ムラチェック(雲のない青空)1/500 F8
3)シャッター速度チェック 1/500  F5.6
4)シャッター速度チェック 1/250  F8
5)シャッター速度チェック 1/125  F11
6)シャッター速度チェック 1/60  F16
7)シャッター速度チェック 1/30  F22
8)距離計チェック 無限遠
9)距離計チェック 10m
10)距離計チェック 3m
11)距離計チェック 1m
12)先幕チェック 巻き上げ後絞り開放30分放置、キャップをかぶせ最小絞りでシャッター切る
13)後幕チェック 巻き上げ後キャップをかぶせ最小絞りでシャッター切る、キャップを外し絞り開放30分放置後、巻き上げ

現像されたネガの上記13コマを見ると、露光ムラ、シャッター速度、距離計は問題なかった。
30分放置では先幕に小さな点が、先幕、後幕共に上下に少し光漏れがあったが、
その後撮影した残りのコマでは問題ないので、普通に撮影する分には影響ないだろう。
今のところ1/15秒から1秒までの低速シャッターも正常に動いているので、問題なく使っていけそうである。


Canon L3
Leica Summar 5cm F2

2022年6月25日

Lens Turbo ⅡとHolga

Lens Turbo II, Holga 60mm F8
Fuji X-E1 + Lens Turbo II + Holga 60mm F8

Holgaのような
周辺光量落がおもしろい
レンズには
Lens Turboのような
縮小系コンバージョンレンズがいい

2022年6月18日

Voigtlander VITO B

Voigtlander VITO B
Voigtlander VITO B

  • 型式:35mmレンズシャッター式カメラ
  • 画面サイズ:24×36mm
  • レンズ:Color-Skopar 50mm F3.5
  • フィルター:かぶせ式
  • 絞り:F16、11、8、5.6、3.5
  • 距離:1m〜無限遠(ゾーンフォーカスマーク付き)
  • フォーカス:マニュアル、目測式
  • シャッター:Prontor-SVS(ビハインドシャッター)
  • シャッタースピード: 300、100、50、25、10、5、2、1、B (最高速200タイプも有り)
  • シンクロ:X、M レバーでセット
  • セルフタイマー: 10秒、シンクロレバーをVにセット
  • 露出計:なし
  • ファインダー: 光学ビューファインダー
  • フィルム巻き上げ:レバー巻き上げ、セルフコッキング
  • フィルムカウンター:ボディ底のギヤによる手動セット、逆算式
  • フィルム装填:裏蓋開閉式
  • 巻き戻し:ポップアップ式巻き戻しノブ
  • 製造: 1954年

1954年発売に発売された、24×36mm(ライカ)判で、固定鏡胴、
レンズはカラースコパー50mmF3.5またはカラースコパー50mmF2.8の全群繰り出しで、
フィルム巻上げでシャッターチャージされます。
距離は目測、露出計はなし、というベーシックなモデルですね。

固定鏡胴のVitoBは3種類あって、 初期型の絞りとシャッター速度をセットするもの、
そしてライトバリュー式露出セットのものと、
大型ファインダーのものですが、これは初期型のシンプルなものになります。

この初期型VITO Bは高さを抑えられて小型のファインダーがいいですね。
距離計や露出計がないので、コンパクトなカメラに仕上がっています。


Voigtlander VITO B
Voigtlander VITO Bトップ

トップにはVITO Bのロゴ、シャッターボタン、アクセサリーシュー、ISO感度メモ付きの巻き戻しノブしかなくシンプルです。
背面にファインダー接眼窓と、フィルム巻き上げレバーが見えています。

 
Voigtlander VITO B
Voigtlander VITO Bボトム

底蓋開閉式に見えますが、右側の部分が開くだけで、裏蓋開閉式です。
底部も凝った作りで、しっかり作られていてデザインも綺麗ですね。


Voigtlander VITO B
Voigtlander VITO B

私にはレンズシャッターのカメラはあまり相性が良くなくて、このBITO Bも手放してしまいました。
シャッターが「チッ」と鳴るレンズシャッターは、静かでストリートフォトにはいいのですが、
やっぱりフォーカルプレーンシャッターの撮ったという感じのシャッター音が好きです。

2022年6月14日

2022年6月11日

久々のキヤノン レンジファインダー

Canon L3
Canon L3(1957年11月発売)

現状品ということで安価なキャノンのレンジファインダーカメラに出会ったので、思わず買ってしまった。
昔キャノンVI L型を使っていたので、それ以来のキヤノン レンジファインダー機である。

この商品表示にはキヤノンVLとなっていたが、これは間違いでキヤノンL3であった。
L型とV型でのこういう間違いが結構多く、L型でもL3をL2と表示していることも多い。


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この頃のキャノンのレンジファインダーカメラは、ライカM3の影響で迷走していたのだろう。
1956年8月のVTから始まり1957年3月にL2、続いてVT Deluxe、L1、L3、1958年3月のVL、VL2まで頻繁に新機種を発売して、
その半年後の1958年9月には1軸不回転ダイヤル式のVI T、VI Lを発売するという、
今ならユーザーから批判を受けそうなことをやっている。

ネットでもよく見かけるのはP型や7型で、このL型などは殆ど見かけないのだが、
私もVI L型を使っていた頃は、L型の存在すら知らなかった。

ネットでの人気が示すように、キヤノンのレンジファインダーカメラを初めて使うなら実用性や操作性の面から、
このようなL型やV型よりも、P型、7型、7s型をおすすめする。
P型、7型、7s型は、ファインダー接眼窓も大きく、レンズの焦点距離に応じたフレームが表示されるなど、
一般的なカメラの操作で撮影できるので、初心者にも分かりやすく使いやすいだろう。

2022年6月4日

レンズ名のセットを忘れる

マウントアダプター設定メニュー

フィルムカメラで写真を撮るときは、使用レンズが何だったかを記録するために、
レンズ交換の時にレンズを撮影したり、メモを取ったりしていた。

デジタルカメラでは、レンズ情報が記録されるので便利だが、
電子接点を持たないマニュアルレンズを使うとレンズ情報が記録されない。
なので、Fuji X-E4では焦点距離とレンズ名、X-E1では焦点距離を設定することができるのだが、
これをセットするのを忘れてしまう。
そして困ったことに、セットを忘れると以前セットした違うレンズ名が記録されてしまうのだ。
特に修正できないRAFのメタデータに書き込まれるので困ってしまう。

撮影情報は現像アプリなどを使えば見ることができて、修正することもできる。
SILKYPIXでもレンズ名や焦点距離などを修正できるが、これはEXIFデータを書き直しているのではなく、
現像パラメータなどを保存するファイルに書き込まれているだけなので、他のアプリで開いた時は表示されない。
これはLUMINARやLightroomでも同じである。

そこで、Photo Mete Editなどを使ってEXIFデータを修正することになるが、
EXIFデータはJPEGやTIFFなどの画像データに付加されているメタデータであり、
RAWファイルにはカメラ機種独自のメタデータとして記録されているので、ほとんどのメタデータ編集アプリでは対応できない。
RAWファイルのメタデータを修正しようと思えば、
バイナリー エディタを使うしかないだろうが、大量の写真となると現実的でないので、
RAWファイルのレンズ情報は間違ったままで、JPEGだけでも正しいレンズ情報に訂正することになるのだ。

カメラよりもレンズによる描写の違いが大きいので、レンズ名は記録しておきたいが、
今使っているのは電子接点を持つレンズは2本だけで、大半は電子接点を持たないマニュアルフォーカスレンズなので、
忘れないように気をつけてレンズ交換をするしかない。

レンズ無しレリーズオンの設定の時、電源を入れるとマウントアダプターメニューが表示されるとか、
注意喚起があればいいのだが、、、

2022年6月2日

x586 * ライブ

Fuji X-E4
TTArtisans 35mm F1.4

「ツイスト・アンド・シャウト」
で盛り上がる
久しぶりに
ビートルズの曲を
聴いた