2017年1月31日

OLYMPUS PEN E-P5:LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

Pen E-P5 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

パナライカ。
今ではマイクロフォーサーズの25mmも充実しているが、当時は何故かオリンパスの25mmがなかった。
昔の銀塩時代なら、50mmはF1.4やF1.8などがセット販売されていたが。
最近は標準ズームとセット販売されるので必要なかったのか。

なので、選ぶとすればパナソニックということだった。
パナライカとしては比較的安価なこのレンズは手に入れやすく、使いやすい。
ただ、外装は樹脂製で絞りリングも付いていないという、ライカ銘のレンズとしては物足りない。


Pen E-P5 + LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

横から見ると、しっかりとLUMIXになっているが・・・

少し大きいが、Pen E-P5とのバランスは悪くない。
カリカリの描写ではなく、しっとりとした柔らかさがあるのもライカの血筋か。
F1.4のボケも柔らかくて美しく、スナップレンズとして重宝する。
ストリートフォトで25mmを使うときは、この一本か。

2017年1月25日

NOOKY-HESUMの修理

LEICA NOOKY-HESUM

名称:NOOKY-HESUM(ヌーキーヘズム)
マウント:L39
ヘリコイド:回転式
倍率:1:6.5〜1:17.5
近接距離:45cm〜1m
レンズ取付部:3本爪バヨネット
対応カメラ:Leica II~IIIa用又はIIb~IIIf
対応レンズ:Summitar 5cm・Summar 5cm・Hektor 5cm
製造年:1938年

バルナックライカ用のNOOKY-HESUMはレンズとボディの間に入れるヘリコイド付き中間リングのようなもので、
最短45cm程度まで寄ることができる。

このNOOKY-HESUMは小窓なのでLeica II~IIIa用である。
Leica II、III、IIIa用はパララックス補正窓の内寸が10.5mm×17mmで、
Leica IIIb、IIIc、IIIf用はパララックス補正窓の内寸が13mm×18.5mmのようである。
Leica IIIcなどはLeica IIIよりも距離計窓やファインダー窓が少し大きくなっているので、2種類作られたのだろう。


表面の3本のマイナスネジ

これはパララックス補正が動作しないということを承知で手に入れた。
本来、ヘリコイドの繰り出しに応じて、パララックス補正の枠が向かって右と上から現れるのだが変化がない。
ミラーレスカメラで使う予定だったので、これでもよかった。

けれど、Leica III (D3) が手に入ったので、これを使ってみたくなって修理をしてみた。
構造上、おそらくバネを使っていると予想したが、その通りであった。


ヘリコイド外周面の段差

ヌーキーのパララックス補正枠はヘリコイドの回転によって移動するのだが、これは簡単な構造で、
パララックス補正窓に接するヘリコイドの外周面に、テーパー状の段差が付けられていて、
繰り出すときのヘリコイドの回転によって、その段差が大きくなるのでバネに押された補正枠が押し出される。
逆に繰り出し量が少なくなると、段差が小さくなるので補正枠を押し込むようになる。


パララックス補正窓を分離

分解を始める。
まずは、パララックス補正窓を本体から取り外すことだが、これは前面の3本のネジを外せば取れる。


裏カバーを外す

取り外したパララックス補正窓の裏側の向かって左端の2本のネジを外す。
次に右端だが、これはネジではなくてナットになっているので、ラジオペンチなどで挟んで回せば簡単に外れる。
これで裏カバーを外すことができる。

中には補正用のプレートがあり、向かって左上の角にねじりバネが取り付けられている。
これは切れているように見えるが、本来は輪状に繋がっているのだろうか。
よくわからない。
今回は少し曲げてテンションを加えることにした。


最大繰り出しでの補正枠

これでバネに押され、ヌーキーの繰り出しに応じて補正枠が出るようになった。
向かって右側と上に少し見えているのが補正枠で、これで最大量である。

修理が終わって組み立てる時に気づいたことだが、パララックス補正窓の取り付けには注意が必要で、
向かって右端のネジを強く締めて取り付けたため補正枠が動かなくなった。
これは前枠で補正枠が圧迫されたためだ。
もし手持ちのヌーキーで補正枠が動かないような時は、このネジを少し緩めてみてもいい。
案外動くようになるかもしれない。

2017年1月23日

SHOWA #2

昭和の風景

Canon F1
FD 28mm SC F2.8
KODAK 5063
EPSON GT-F740
道具屋

Canon F1
KODAK 5063
EPSON GT-F740
露店

Canon F1
FD 28mm SC F2.8
ソフトフィルター
KODAK 5063
EPSON GT-F740
御神籤

Canon F1
FD 28mm SC F2.8
KODAK 5063
EPSON GT-F740
覗きからくり

2017年1月19日

EPSON GT-F740でフィルムスキャンをしてみる


エプソンのフラットベットスキャナー GT-F740でフィルムスキャンをしてみた。
2400dpiで6コマのスキャンが5分程度。
その間にスキャンの終わったものをLIghtroomのライブラリーへの登録とチェックをしているので、
スキャン時間は気にならない。
放っておけば6コマのスキャンができる。
操作時間も含めて、36枚撮り1本で40分程度か。


フジカラーCDデジタル
これはフジカラーCDデジタルだが、シャープで色味もすっきりしている。
Lightroomで明るさだけを補正している。


EPSON GT-F740でスキャン
2400dpi
24bitカラー
アンシャープマスク強
これはEPSON GT-F740でスキャンしたものだが、少しモヤっとしてシャープさが弱いようで、色味も少しマゼンタ寄りである。
Lightroomで明るさだけをフジカラーCDデジタルと同じ量で補正している。

モノクロネガでは、これよりもシャープにスキャンできているので、フィルムの特性によるものなのか。


EPSON GT-F740でスキャン
Lightroom:シャープ +70
これはEPSON GT-F740でスキャンしたものに、Lightroomで+70のシャープ補正をかけてみた。
少しフジカラーCDデジタルに近づいたか。
モニターでこのサイズだと差がわかりにくいが、この程度ならブログ用には使えるように思える。


Lightroomで色合い調整
最後にLightroomで色味をフジカラーCDデジタルに近づけてみた。
フジカラーCDデジタルより、少しざらっとした粒状感があるが、すっきりとした描写になった。
ブログ用画像などモニターで見るには十分なように思える。

2017年1月17日

x169 * Nikon F Photomic FTN

Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
FUJICOLOR 100
かなりオーバー露出だが・・

2017年1月15日

x168 * Nikon F Photomic FTN

Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
FUJICOLOR 100
モノクロ変換:Lightroom

2017年1月13日

x167 * Nikon F Photomic FTN

Nikon F Photomic FTN
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
FUJICOLOR 100

2017年1月11日

Canon F1 & Nikon photomic FTN:アイピース

フォトミックFTNファインダーの接眼部

フォトミックFTNの接眼部には視度補正レンズ用のネジが切られているが、
アイピースリングは付いていない。
これが標準なのかどうかはわからないが、出っ張りがなく物足りない。
直接、目がファインダーに接触するが、
そのためなのか接眼部の枠だけが冷たい金属ではなく樹脂製になっている。



キヤノンF1のアイピースリング

キヤノンF1には標準でアイピースリングが付いている。
これをフォトミックFTNに付けようとしたが、サイズが違うのでダメであった。



ニコンF3用のアイピースリング

少し調べてみると、今でも販売されているニコンF3用のアイピースリングが、
フォトミックFTNにも取り付けられるようなのでこれを使ってみる。
これは保護ガラス付きの金属製で、ゴム製のカバーも付いているのでメガネをかけていても使い易い。



フォトミックFTN + F3用アイピースリング

つや消しブラックなので少し質感が違うが、フォトミックFTNのアイピースにピッタリで接眼部が綺麗になった。
やはりこの方がファインダーを覗きやすい。



フォトミックFTN + F3用アイピースリング + F1のアイカップ

外径はキヤノンF1のアイピースリングと同じなので、F1のアイカップを付けることができ、
逆にF3用のアイピースリングのゴムカバーをF1に付けることもできる。

2017年1月9日

SHOWA #1

フィルムで撮っていた頃の写真を掘り起こしてみた。
フィルム スキャンはエプソンGT-F740。
あらためて見ると懐かしさと、時の流れを感じる。

Canon F1
 FD 28mm SC F2.8
KODAK 5063
EPSON GT-F740


Canon F1
 FD 28mm SC F2.8
KODAK 5063
EPSON GT-F740


Canon F1
 FD 28mm SC F2.8
SOFT FILTER
KODAK 5063
EPSON GT-F740


Canon F1
 FD 28mm SC F2.8
KODAK 5063
EPSON GT-F740


Canon F1
 FD 28mm SC F2.8
KODAK 5063
EPSON GT-F740

2017年1月3日

Fuji X-E1:X-E3が欲しい


Eシリーズが長らく途絶えている。
X-E1は手頃な大きさと重さで、ボタンやダイヤルも使い良いほうだと思う。
オートフォーカスも、インナーフォーカスタイプの標準ズームだと遅いと感じない。
それ以上にX-E1の色表現は良い。
X-E3があるとしたら是非X-E1と同じような色表現にして欲しいが、
X-Trans CMOS IIIとX Processor Proでは難しいだろうか。
だとしてもACROSが使えるのは魅力的であり、クラシッククロームもある。
X-E1の色表現ができない時は、
X-E1はカラーで、X-E3はモノクロと使い分けたい。



FUJINON LENS SYSTEMのマークは残して欲しい。
左端配置のボタンも好きなデザインなので残して欲しい。
最近はフジらしさが薄れてきたようだが、
金太郎飴のようなカメラにはならないで欲しい。

2017年1月1日

x164 * 新年

Leica X1
ELMARIT f2.8/24mm ASPH.
Canon softmat No2
あけまして
あめでとうございます