2019年6月30日

Made in Japan

Fuji X-E1 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS

ボディとレンズが
Made in Japan
なんだか嬉しくなるX-E1
今はMade in Japanではないようだが


Leica CL + Summicron-c 40mm F2

Made in Japanがために
ライカの一員になれなかったCL
今はデジタルライカに
その名前を奪われてしまった

2019年6月29日

Olympus PEN 10 year anniversary


OLYMPUS PEN WEEK

OLYMPUS PEN誕生10周年 特別企画の「OLYMPUS PEN WEEK」がオリンパスプラザで開催されるようだ。

  • 7月12日(金)~24日(水)OLYMPUS PEN WEEK(大阪)
  • 6月28日(金)~7月3日(水)OLYMPUS PEN WEEK(東京)


オリンパス・ペン デザインの10年展

同時に「Pen Stroke」という「オリンパス・ペン デザインの10年展」では、モックアップや開発時の資料なども展示される。

  • 7月12日(金) ~7月25日(木) Pen Stroke オリンパス・ペン デザインの10年展(大阪)
  • 6月28日(金)~7月3日(水) Pen Stroke オリンパス・ペン デザインの10年展(東京)


このところ、E-P5の電子ダイヤルの空回りが酷くなってきて、絞りや露出補正の設定がやりにくい。
もしPENの新機種があるのなら、それを見てから修理に出すか考えようと思っているが、
PEN F Classics?のような10周年モデルはどうなのだろう。

2019年6月27日

2019年6月25日

x374 * 6月の候

6月の候
Leica X1

X1は
縦フォーマットが
何故かいい

2019年6月23日

アサヒカメラ 1976年10月 増刊 「村へ」

「村へ」北井一夫

1974年のアサヒカメラで連載が始まった「村へ」の後、
第一回木村伊兵衛写真賞受賞した1976年に再度特集として発行された増刊号である。

高度経済成長で変化していく田舎の暮らしをドキュメントしたものだが、ストレートな視線で事実を描写し、
村で生活する人たちの姿を捉えている。
この連載は、この後も「そして村へ」と79年まで続いている。


「市場」より

掲載されている130枚ほどの村の情景の中でも沖縄の市場を撮った、この1枚が好きだ。
子供を抱いて通りすがる日常の光景だが、まっすぐ正面を見る表情に力強さと強い意志を感じる。

連載されていた時はグラビア印刷だったように思うが、よく覚えていない。
この増刊号はオフセット印刷なのだろうか、少し暗部が潰れているように思うが、
この980円という価格ではグラビア印刷はできないのだろう。


Canon F1 広告

この増刊号の広告は「村へ」に関連した機材が中心になっている。

初期には「キヤノンF1」を使っていたからだろう。
この広告のF1は後期型で、標準価格はボディのみが104,000円、50mm F1.4付が135,000円となっている。
この頃の初任給はいくらだったのだろうか。

広告の中では「プロの道具として設計されている」「カメラ史上、初の本格的システムカメラ」
「モントリオールオリンピックの公式カメラ」などと書かれている。
広告ロゴも「Canon F-1 for professional」なのだ。
そういえば、正式には「F1」ではなく「F-1」だった。


Leitz Minolta 広告

そして一番多く使われていた「ライツミノルタCL」は、レンジファインダーらしいオールドフォトをモチーフにした渋い広告で、
この時のCLの標準価格はボディが76,000円、40mm F2が34,000円、90mm F4が52,000円となっている。
ボディに比べると90mm F4が割高のような気もするが、ライツ設計だからか。


Leica M5 広告

そして裏表紙には、木村伊兵衛写真賞の副賞でもあった「ライカM5」のシュミットの広告が入っている。

ちなみに表紙を開いたトップページは「ニコンF2フォトミック」の広告だが、
雑誌としては非常に広告が少なく、これらの他にはミノルタ110ズーム、マクセルの電池とナショナルのストロボの広告だけである。

このように、広告も含めて「村へ」の増刊号を編集しているのも粋なものだ。

2019年6月21日

SHOWA #18 * 大明神

大明神
Canon F1
Kodak TRI X
EPSON GT-F740

70's Osaka Japan

2019年6月20日

SPレコードが見つかった

SPレコード

荷物整理で見つかったSPレコードである。
小さな頃にゼンマイ式蓄音機があって、SPレコードをかけていたことを微かに覚えているが、
その頃のものであろう、キングレコードとビクターレコードの10インチ盤2枚である。

かなり汚れていたのでクリーニングしようとしたが、LP用のクリーナーを使ってしまうと後でLPに使えなくなるので、
正しいクリーニング法ではないと思うが、ニコンのシルボン紙とレコードクリーニング液を使うことにした。
別に聴くわけでないから、これでもいい。

クリーニング液をシルボン紙に滲みさせ、レーベルも含めて盤面をゴシゴシとこすりカビやシミらしきものを取り、
紙袋も埃っぽいので、同じようにクリーニング液をつけたシルボン紙でこすると、黒くなるぐらい汚れが取れた。
その後、半日ほど陰干しをして空気に触れさせると、手で触れても埃っぽさを感じないほど綺麗になった。


キングレコード

キングレコード盤は津村 謙の「上海帰りのリル」、カップリングは、三條町子の「君よいづこ」で 、
「上海帰りのリル」は少し知っているが、もう一方の曲は全く知らない。
レコード番号がC-699となっているので調べてみると、戦後の「標準盤流行歌」ということで1951年7月の新譜のようだ。
歌詞カードは見開きになっていて、メロディー譜も書かれている。


MADE IN OCCUPIED JAPAN

レコード レーベルには「MADE IN JAPAN」と記載されているが、
SPレコードが入っている紙袋は「MADE IN OCCUPIED JAPAN」となっている。

1951年9月8日に「サンフランシスコ講和条約」に調印して、発効が1952年4月28日なので、
1951年7月はギリギリ占領下だったことになるが・・・
紙袋は共用なので、ストックされていたからだろうか。


NIPPON TELEFUNKEN

もう一つは「NIPPON TELEFUNKEN」というロゴマークである。
日本ではまだ録音技術が発達していなかったので、キングレコードではドイツのテレフンケン社と提携して、
技術や録音機器を導入したようだ。

テレフンケン社の録音機器を使ったレコードということで「NIPPON TELEFUNKEN」のロゴマークを記載したのだろう。
キングレコードのロゴマークとよく似ていて影響力が伺える。


ビクターレコード

ビクターレコード盤のほうは、久慈あさみの「アリゾナの紅ばら」と「駅馬車は西へ」、
といっても全く知らない曲である。
レコード番号はV-40649で1951年6月の発売であるが、こちらは紙袋とレコードとも何の特徴もない。


SPレコードとVITO B

これらのレコードの発売時期である1951年に近い、所有カメラは1954年発売の「フォクトレンダー VITO B」だ。
1951年といえば既にビニール盤のLPレコードが発売されていて、1950年代後半には主流になっているので、
私がレコードを聴き始めた頃にはSPレコードは消滅していた。

SPレコードを聴ける環境もなく、あまり興味がないので、今これらを手に取っても骨董品という感じしかしない。
やはりレコードは、Vinyl LPという世代である。
とりあえず、LP用の透明ビニール袋を被せて、LPレコードの横に並べておくことにする。

2019年6月18日

業務用カラーフィルムがいい

富士フィルム 業務記録用カラーフィルム 100

富士フィルムの業務記録用カラーフィルムだが
この発色が好きだ

ネガカラーフィルムの
少しこってりした色の感じが好きではなく
ずっとモノクロフィルムを使ってきたが
カメラのテストのために
安価なのと現像が早いので
このフィルムを使ってみると
以外と好みの色乗りだった

コントラストは少し高いが
あっさり気味の色合いで
ネガフィルム独特のノスタルジックな
雰囲気が感じられる


Voigtlander Vito B
業務記録用カラーフィルム

Voigtlander Vito B
業務記録用カラーフィルム

Voigtlander Vito B
業務記録用カラーフィルム


2019年6月16日

ネオパン100 ACROS が値上がり?

NEOPAN 100 ACROS

販売終了になった
「ネオパン 100 ACROS」3本パックが
アマゾンで3,500円ほどの
驚くような価格になっている

秋には
「ネオパン 100 ACROS II」となって
登場するらしいが
30%以上の値上げがあったばかり
販売価格が気になる

2019年6月14日

x373 * 紫陽花

Fuji X-E1 + Planar T* 1.4/50 ZF
絞りF1.4

Fuji X-E1 + KIYOHARA VK70R F5
絞りF5

自宅の紫陽花を撮ってみた
画角と開放絞りが違うが
ほぼ同じアングルである

2019年6月12日

Zeiss Planar

Nikon Photomic FTN  + Planar T* 1.4/50 ZF

Planarは1897年にパウル・ルドルフが設計したカール・ツァイスのレンズである。
ダブルガウス型で前後対称に設計、像面湾曲や歪曲収差が抑えられ平坦を意味するPlanarと名付けられたようだ。

プラナーは長い間注目されることがなくテッサーとゾナーが主力であったツァイスであるが、コーティング技術の向上により、
プラナーがコンタレックス、ハッセルブラッド、ローライフレックス用などで知られるようになる。


Planar T* 1.4/50 ZF

  • 焦点距離:50mm
  • 開放絞り:F1.4
  • 最小絞り:F16
  • レンズ構成:6群7枚
  • 画角:45°
  • 絞り羽根枚数:9枚
  • 最短撮影距離:0.45m
  • フィルター径:58mm
  • マウント:ニコンFマウント
  • 全長:44.7mm
  • 最大径:66.0mm
  • 重量:330g
  • フード:バヨネット式レンズシェード

「Planar T* 1.4/50 ZF」は2006年発売のコシナ製レンズで、すでに生産終了となっている。

プラナーといえばヤシカ コンタックスやGレンズが思い浮かぶが、これはニコンFマウントのAi-S仕様である。
ZF.2と違い、CPUも内蔵されていないシンプルな機械式のレンズだ。


カニ爪

カニ爪のなくなったZF.2と違い、カニ爪が付いているのでPhotomic FTNファインダーの露出計と連動することができる。
先端は光沢のあるクロームメッキ仕上げで、初期のキヤノンFDレンズも先端がクローム仕上げだったのを思い出す。


フィルター

フィルターは余っていたケンコーの「PRO1D プロテクター (W) 58mm シルバー枠 」を付けている。


レンズシェードとレンズキャップ

ツァイスではレンズフードではなく、レンズシェードと呼ばれるようだ。
レンズシェードは金属製で内側には植毛が付されている、この植毛はゴミがつきやすい。
キヤノンFDレンズの樹脂製のフードも植毛がされていたが、汚くなってしまったので、つや消し塗装の方が良かったかなと思う。
バヨネット式着脱で、取り外す時は少しマウント側に押し込んでロックを外してから左へ回す。

レンズシェードを付けたままでレンズキャップを取り付けられるのも便利だ。


Nikon Photomic FTN + Planar T* 1.4/50 ZF

総金属製の鏡胴でゴムローレットのフォーカスリングではなく、好みの金属製のフォーカスリングで、
ローレットも含めコンタレックス用プラナーのようで良い感じだ。
フォーカスリングも、しっとりとした感触でコシナらしい。

2019年6月9日

x372 * 憂鬱な季節








NIKKOR S Auto 35mm F2.8
シャープだが
柔らかい描写は
ニコンレンズとは思えない?

NIKKOR H Auto 28mm F3.5とは
真逆の描写のようだ


Fuji X-E1
NIKKOR S Auto 35mm F2.8

2019年6月7日

NIKKOR Auto 35mmと28mm

NIKKOR H Auto 28mm F3.5 & NIKKOR S Auto 35mm F2.8

手に入れた後、使わずにそのままになっていた「NIKKOR S Auto 35mm F2.8」を持ち出してみた。
以前に使った「NIKKOR H Auto 28mm F3.5」のカリカリの描写が自分には合わなかったので、
35mmはどうだろうかということだ。

使ってみると開放絞りでのボケの自然さや、絞り込んでもしっとり感の残る柔らかな描写は、
ある意味ニコンの広角レンズらしくないのだが、それがいい具合いなのだ。

「ニッコール千夜一夜物語」でも、「NIKKOR-H Auto 2.8cm F3.5」は、
「一眼レフカメラを汎用カメラとして認知させるきっかけともなった広角レンズ」
「シャープでかりっとしたコントラストというニッコールレンズのイメージは、
あるいはこのレンズによってつくられたものなのかもしれない。」
と述べられている。

一方「NIKKOR S Auto 35mm F2.8」は、
「このわずかに残るコマ収差のため、開放では少しコントラストが低めである。
しかしそれが被写体によっては上品で繊細な描写となり、このレンズの魅力のひとつとなっている。」
と述べられている。

今では28mmよりも35mmのほうが使いやすいので、この「NIKKOR S Auto 35mm F2.8」に置き換えようと思う。

2019年6月5日

x371* 迎え梅雨








雨の日にはローキーだろうと
露出を切り詰めてみる
露出補正を-2に
シャドウトーンは0のまま
ハイライトトーンを+2に

Fuji X-E1
Carl Zeiss Planar T* 1.4/50

2019年6月3日

2019年6月1日