2018年7月31日

Nikon F

Nikon F

このニコンFは1969年製で50年経過しているので、かなり年季が入っていて、
ロゴの文字も黄ばんで黒塗装も剥げてテカリも出ている。

モルト交換、シャッター速度調整がされていて、ファインダーもクリーニング済みなのでゴミもないが、
やはり毛糸の交換がされてなく、裏蓋のガタつきが大きかったので毛糸を詰め直した。
アイレベル ファインダーにありがちな縦筋や銀剥がれもなく、クリアーで見やすいファインダーである。

露出計がなくてもネガフィルムだと問題を感じないので、
アイレベルファインダーのニコンFがシンプルで使い勝手が良いようだ。

2018年7月29日

x295 * Glow





Into the glow


Olympus E-PL5
M.ZD17mm F1.8
F8・3m
スナップショットフォーカス
2013年

2018年7月27日

M.ZD17mm F1.8 スナップショットフォーカス

E-P5 + M.ZD17mm F1.8 + フォクトレンダー35mmファインダー

発売されてから5年を過ぎているM.ZD17mm F1.8だが、このレンズはM.ZD12mm F2.0と同じように金属鏡胴で質感が高く、
スナップショットフォーカスという機能も備わっている。


M.ZD17mm F1.8

オリンパスのスナップショットフォーカス機構の説明をまとめると
  • 絞り値との組み合わせにより、スナップでのパンフォーカス撮影を楽しむための機構。
  • フォーカスリングを手前にスライドすると、レンズ鏡筒に刻まれた距離目盛があらわれ、
    指定の距離にフォーカス位置が移動する仕組み。
  • フォーカスリングを回転すると、フォーカス位置がレンズ鏡筒に刻まれた距離目盛の位置に移動。
  • この機構により、手前から背景までピントの合ったパンフォーカス撮影や、目測による撮影が瞬時に可能。
つまりMFレンズで使っていた目測パンフォーカスの撮影方法だ。
フォーカスリングを手前にスライドすることでマニュアルフォーカスになることと、
その時の距離目盛りの位置にフォーカスが合うということである。

レンズには被写界深度というピントの合う範囲があるが、
この範囲を絞りと距離リングでコントロールして、パンフォーカスに設定することができる。


M.ZD17mm F1.8の被写界深度目盛

操作の手順は
  • Aモード又はMモードにセット
  • 絞り値をセット(例 F8)
  • フォーカスリングをスナップショットフォーカスにセット
  • フォーカスリングを回してしてフォーカス位置をセット(例 3m)
これ(F8、3m)で 1.321m 〜 ∞ の範囲でピントが合うはずである。

オリンパスの被写界深度表でピントの合う範囲は確認できるが、この表によると
  • F11、2mで0.921m 〜 ∞
  • F8、3mで1.321m 〜 ∞
  • F5.6、5mで1.979m 〜 ∞
となる。

ところが、レンズ側の指標で見ると3mでは無限遠はF22の所にあり、F8で1.321m 〜 ∞とはかけ離れている。

このサイトでも被写界深度の計算が出来るのだが、
それによるとフォーサーズのF8、3mでは1.259m~∞となるので被写界深度表に近いようだ。
これをメーカーに確認すると、レンズの指標は目安程度ということだった。


E-P5 + M.ZD17mm F1.8 + フォクトレンダー35mmファインダー

今は距離目盛りは正しいとして被写界深度表で使っている。
レンズの指標が当てにならないので、とりあえず2、3、5と覚えておけばF11、F8、F5.6で使えるので便利だ。
ただ2mと5mは距離目盛りの表記がないので、目安で合わせることになるので、3mでF8以上が常用だろうか。

これで液晶モニターを見ずに、光学ファインダーでフレーミングしてシャッターを切るだけで撮影できる。

2018年7月21日

SHOWA #13 * 裏道

裏道
Canon VI L
Canon 35mm F2
KODAK TRI X
EPSON GT-F740

2018年7月19日

NIKKOR P Auto 105mm F2.5

Nikkor P Auto 105mm F2.5

初期型のニッコールオート10.5cm F2.5はゾナータイプの光学系だったが、
1971年に発売されたNikkor P Auto 105mm F2.5は新設計のクセノタータイプに変更された。


Nikon F + Nikkor P Auto 105mm F2.5

このレンズはNikkor Auto、New Nikkor、AI Nikkor、AI-S Nikkorと四世代に渡るベストセラー中望遠レンズの原点であり、
ポートレートを意識してボケ味や階調を重視しているが、この描写性はスナップショットでもいい効果を得られそうだ。


Fuji X-E1 + Nikkor P Auto 105mm F2.5

フレアーやゴーストも目立たなく、前後のボケも自然で二線ボケもなく、ニコンのレンズのイメージとは異なるレンズある。
広角系とは違って、ニッコールの望遠系レンズはシャープで柔らかな描写が得られるようだ。

2018年7月14日

Nikon photomic FTNの毛糸を交換

Nikon photomic FTNの裏蓋溝

このNikon photomic FTNは本来、裏蓋のハマる溝に毛糸が詰められているが、
それが劣化して裏蓋がしっかりと固定されないようなので、毛糸を詰め直してみることにした。


古い毛糸

カッターナイフで溝を引っ掻いてみると、古い毛糸が出てきた。


取り出した古い毛糸

取り出した古い毛糸は痩せてしまって、硬くなっている。


百均の毛糸

今回使った毛糸は、百均のアクリル毛糸の並太ブラックだ。


毛糸をバラす

この毛糸は3本の糸を縒っているので、それをバラして1本だけを使う。


ボディーの横の部分には毛糸を埋めない

毛糸を埋め込むのはコーナーの斜めの部分までで、横の部分には埋めないようにする。

今回は溝に埋め込むだけ、これでも普通に使うのであればズレたり外れたりすることがないと思う。
不安であれば両面テープなどで固定すればいい。


しっかりと固定された裏蓋

これで裏蓋ロックネジを回した時も適度の手応えがあり、裏蓋も動かなくなった。
撮影してみたが、毛糸の埋め込みによる光漏れなどの不具合も出ていないので、毛糸1本の効果は大きいと思う。

2018年7月12日

x293 * 半夏生の頃

Nikon F
Kiyohara Soft VK70R

Nikon F
NIKKOR Q.C Auto 200mm F4

Nikon F
Kiyohara Soft VK70R

2018年7月10日

KIYOHARA SOFT VK70Rのフード

UN フード ラバーレンズフード 49mm ブラック UN-5149

KIYOHARA SOFT VK70Rは絞り羽根がむき出しなので、なんらかの保護をしたいが、
フィルターを付けると絞り操作ができなくなるので現実的でない。

とりあえずレンズフードでの保護になるが、望遠用の深い金属フードだと絞り操作がやりにくそうなので、
ラバーレンズフードを付けてみることにした。
この「UN ラバーレンズフード 49mm」は、焦点距離35mm以上のレンズ用なので遮光というよりもレンズの保護目的になる。


KIYOHARA SOFT VK70R + UNラバーレンズフード

フードを伸ばした状態でも絞り操作はできる。


VK70Rのレンズキャップ取り付け

このフードが便利なのは、フードリングの先端部にフィルターの取り付けネジがあり、
フードをカメラに取り付けたままで49mm径のフィルターやレンズキャップを付けられることだ。


フードを畳んだ状態

厚めのラバーなので畳んだ時に大きくなってしまうが、とりあえずある程度のレンズの保護ができる。

2018年7月6日

記録用カラーフィルム

FUJIFILM 記録用カラーフィルム

フジフイルムの業務用ネガカラーフィルムをカメラのテストで使ってみた。
コントラストは少し高めのように感じるが、なんとなく味わいのある色味で悪くない。

カラー写真はフィルムよりもデジタルのほうが好きで、カラーフィルムを使うのはテスト撮りぐらいだ。
モノクロだと現像に10日ぐらい要するが、ネガカラーだと1,2時間で仕上がるので機材テストには便利なのである。


Nikon F
NIKKOR Q.C Auto 200mm F4
FUJIFILM記録用ネガカラーフィルム

Nikon F
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
FUJIFILM記録用ネガカラーフィルム

Nikon F
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
FUJIFILM記録用ネガカラーフィルム

Nikon F
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
FUJIFILM記録用ネガカラーフィルム
モノクロ変換:Lightroom
Nikon F
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
FUJIFILM記録用ネガカラーフィルム
モノクロ変換:Lightroom

2018年7月4日

ニコンのネックストラップ

Nikon ネックストラップ AN-4B

Nikon ネックストラップ AN-4Bはストラップ全体が、1本の編み紐で出来ているシンプルなストラップだ。
よくカメラの付属品で付いてくるストラップと同じ素材のナイロン製である。


裏側の滑り止め

中央の肩当ての部分が約25mmで先端部は12mmになっていて、肩当ての裏側には滑り止めが付いている。
昔の付属品で付いてくるストラップは、この部分が厚くて固いゴム製で邪魔になったが、これだと柔らかくて取り扱いやすい。


左:金属製の旧タイプ 右:現行品

メーカーロゴは、アジャスターに小さく刻印されているだけだが、アジャスターが金属製からプラスチック製になって、
「Nikon」の字体も変わってしまった。
金属製のアジャスターのNikonロゴは旧ロゴだ。


ボディに巻きつける

AN-4は細くて素材も柔らかなので、手首に巻き付けて使うのにも向いて、収納時もカメラへ巻くことができる。

ニコンの牛皮製ネックストラップAN-1という、ニコンFの頃からラインナップされていたネックストラップもあったが、
この安価なAN-4Bが便利である。


Nikomat FTn + AN-4B

古いフィルムカメラに使うには、当時から販売されているロングセラーのAN-4Bが、カメラの雰囲気を壊さなくていいようだ。