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2019年5月12日

Nikon Fの白黒ミックス

ニコンF(ブラック)+ フォトミックFTNファインダー(シルバー)

ニコンFのブラックとシルバーで、ファインダーの組み合わせを替えてみる。
ブラックボディだけのキヤノンF1では、こういう遊びができない。

「マディソン郡の橋」では、ニコンFブラックボディにシルバーのアイレベルファインダーだが、
シルバーのアイレベルファインダーがないので、フォトミックFTNファインダーである。


ニコンF(シルバー)+ アイレベルファインダー(ブラック)

「マディソン郡の橋」の逆組み合わせである。
少し違和感が・・・


ニコンF(シルバー)+ フォトミックFTNファインダー(ブラック)

この組み合わせはニコンF2フォトミックと同じなので、違和感が一番少ないか。

2018年11月2日

Nikon FとNikkor Auto 200mm F4

Nikon Photomic FTN + Nikkor Auto 200mm F4

ブラックボディのニコン フォトミックFTNとニッコール オート 200mm F4との組み合わせである。
以前に「Nikon photomic FTNと200mm」の記事でシルバーボディと組み合わせたが、
ブラックボディと組み合わせると更に精悍さが増すようだ。


Nikon Photomic FTN + Nikkor Auto 200mm F4

アイレベルファインダーでなくてフォトミックファインダーなので、200mmを付けると約1.4kgという重さになる。


Nikon Photomic FTN + Nikkor Auto 200mm F4

今は標準レンズをよく使うのだが、一眼レフとなると超広角レンズや望遠レンズを使いたくなるのは、
それが一眼レフらしいスタイルに見えるからだろう。

2018年8月24日

KENKO Auto Teleplus 2X NT

KENKO Auto Teleplus 2X NT

ケンコーは1965年頃からテレコンバーターを発売しているが、このコンバーターはテレプラスではなく、
オートテレプラスとなっているので、おそらく初期の頃のものだろう。
外側に付けられた連動ピンとカニ爪がギミックであるが、後には連動ピンが鏡胴内部に入った製品もあるようだ。

かなり古いオートテレプラスだが、レンズも綺麗で曇りもないので実用になりそうだ。


対応絞り値

周囲のデザインや外付けの絞り連動ピンもクラシックで、絞り値などの印字もチープな銀色だが、
なんとなく懐かしさ感じる仕上げである。
同じような外観でコムラー テレモアというのもあった。


オートテレプラスのマウント部

装着する時はオートテレプラスにレンズを付けてからボディに取り付けないと露出計と連動しないのだが、
オートテレプラスのマウントが固くて取り付けられない。

オートテレプラスのレンズ側のマウントを見てみると、マウントベースよりも板バネになる部分が厚いようだ。
ニコンFボディのマウントはベースが厚く板バネになる部分が薄いので、この違いが取り付けが固くなる原因かもしれない。


リヤーキャップを持って回わす

それとレンズを装着する時にオートテレプラスの持つ場所に困る。
シルバーのリングは連動ピンがレンズのカニ爪に掛っているだけで、くるくる動くので持つことができない。
鏡胴の部分も狭くてツルツルしていて持ちにくいので、リヤーキャップを持ってレンズを回してなんとか取り付けられた。


Nikon Photomic FTN + KENKO Auto Teleplus 2X NT + NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

フォトミックFTNのボディには、普通にレンズを取り付けるようにセットすると、
オートテレプラスの爪にファインダーの連動ピンがはまって開放F値も正しくセットされた。


取り外しはレンズから

レンズとオートテレプラスの分離は硬くて大変なので、取り外す時はレンズを外してからテレプラスを外す方がいいだろう。
このように取り付けが固いのは、この個体だけかもしれないが面倒なことだ。


Olympus PEN E-P5 + KENKO Auto Teleplus 2X NT + NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

PEN E-P5に取り付けると35mm判換算で200mmになるが、
E-P5なら光学テレコンよりもデジタルテレコンの方が便利だと思う。
そして、この場合は露出計連動ピンは意味をなさず、飾りなのでカニ爪と噛み合わせる必要もない。

オートテレプラスを使って撮ってみたが、少しフワッと甘く感じるのは、
「NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4」のこの個体の性質である。







Olympus PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
KENKO Auto Teleplus 2X NT

2018年8月4日

Nikon F と Nikon Photomic FTN

Nikon F & Nikon Photomic FTN

露出計が動かないNikon Photomic FTNほど持て余すものはない。
シルバーのフォトミックFTNはデザイン的に美しく見ているのは楽しいが、実際使うにはファインダーが大きすぎる。


Marilyn Monroe with Nikon F

実用的なのはアイレベル ファインダーだろう。
露出計はないが、ネガフィルムだとラチチュードが広いので、おおよその露出設定でも問題ない。

単体露出計や複雑な露出表よりもフィルムの箱に印刷されている露出設定で十分で、これだと簡単に覚えておける。

露出の目安
ISO100
  • 1/250 / F16 :快晴の海山
  • 1/250 / F11 :快晴
  • 1/250 / F8   :晴れ
  • 1/250 / F5.6:明るい曇り
  • 1/250 / F4   :曇り、晴天日陰
  • 1/250 / F2.8:夕暮れ、明るい室内
どうしても、というときにはスマートフォンの露出計アプリを使うこともできる。

2018年7月14日

Nikon photomic FTNの毛糸を交換

Nikon photomic FTNの裏蓋溝

このNikon photomic FTNは本来、裏蓋のハマる溝に毛糸が詰められているが、
それが劣化して裏蓋がしっかりと固定されないようなので、毛糸を詰め直してみることにした。


古い毛糸

カッターナイフで溝を引っ掻いてみると、古い毛糸が出てきた。


取り出した古い毛糸

取り出した古い毛糸は痩せてしまって、硬くなっている。


百均の毛糸

今回使った毛糸は、百均のアクリル毛糸の並太ブラックだ。


毛糸をバラす

この毛糸は3本の糸を縒っているので、それをバラして1本だけを使う。


ボディーの横の部分には毛糸を埋めない

毛糸を埋め込むのはコーナーの斜めの部分までで、横の部分には埋めないようにする。

今回は溝に埋め込むだけ、これでも普通に使うのであればズレたり外れたりすることがないと思う。
不安であれば両面テープなどで固定すればいい。


しっかりと固定された裏蓋

これで裏蓋ロックネジを回した時も適度の手応えがあり、裏蓋も動かなくなった。
撮影してみたが、毛糸の埋め込みによる光漏れなどの不具合も出ていないので、毛糸1本の効果は大きいと思う。

2018年6月21日

二つのFTN

Nikon F Photomic FTN 前期  &  Nikomat FTn 前期

ニコンF フォトミックFTNとニコマートFTnだ。

このニコマートという名前、「Rolleiflex Automat」はオートマットだが、何故か「Nikomat」はニコマットではなくニコマート。
地方のスパーマーケットの店名ようで、実際ニコマートというコンビニがあったようだ。
ニコンFフォトミックFTNはニコン銘だが、ニコマートFT系はニコマートFT3までニコン銘を名乗れずに終わった。

ニコマートFTnは1967年10月の発売で、その1年後の1968年9月にニコンFフォトミックFTNが発売されている。
どちらも露出計内臓で開放F値半自動設定の中央部重点TTL開放測光式だが、ニコマートFTnはボディに、
ニコンFフォトミックFTNは、ファインダーに露出計の機能を備えているのでファインダー部の大きさは随分違う。


背面

ニコマートFTnの重さには驚く。
ニコンFが約 685gなのにニコマートFTnは約 765gあるが、これは内蔵された露出計の差なのか。
さすがにニコンFフォトミックFTNの約 860gよりは軽いが、普及機としては外装も全て金属製で手抜きを感じられない。

大きさはほとんど変わらない。
ニコンFが147 x 98 x 54mmで、ニコマートFTnは148 x 95 x 54mmである。
肩までの高さは2mmほどニコマートFTnが高いが、なんとなくニコマートFTnの方が小さく感じる。


軍艦部

このニコマートFTnはモルトがボロボロで露出計不動とされていたが、確認のため電池を入れてみると見事に作動し、
それもほぼ適正露出だ。
ニコンFフォトミックFTNは露出計は動くが正常でない。


Nikon F Photomic FTN & Nikomat FTn

一眼レフはブラックボディーが好みだが、ニコンのブラックボディとしては、このニコマートFTnが手頃だ。
ニコンFフォトミックFTNが0.7諭吉で、ニコマートFTnが0.5諭吉だったが、ボディ遊びにはこの程度がいい。

2018年1月4日

1号機の佇まい

Leica III & Leica X1

何故か手元にあるのは、ある意味で1号機となるカメラが多い。
1号機はメーカーの開発コンセプトもハッキリしているが、ユーザーの意見を取り入れて世代を重ねると初期のコンセプトが薄れ、
同じようなカメラになってくる。
フィルムカメラにしても、デジタルカメラにしても初期には試行錯誤もあって、デザインや操作性も特徴的なものが多かった。


Nikon F Photomic FTN 

Nikon Fはニコンの一眼レフの1号機である。
レンジファインダー機のNikon SPをベースにしているので巻き上げ部、シャッターボタン、
シャッターダイヤルや巻き戻し部はNikon SPとほぼ同じである。
SPがバルナックライカのシャッターシステムを真似ていたので、Fもシャッターボタンが後ろ寄りに付いている。
Nikon Fは、FTNファインダーを取り付けた時の二階建てと言われた、無骨な佇まいが特徴的だ。
その後、Nikon FはNew F、F2、F3と世代を重ねF6まで続くが、Fの面影は薄くなっていく。


Canon F1

Canon F1は一眼レフとしては1号機ではないが、
ニコンに遅れを取っていたキヤノンがシステム一眼レフとして登場させた1号機である。
ボディに露出計を組み込んでいるため、ファインダーに露出計を組み込んだNikon F Photomic FTNよりスッキリしている。
このF1はF2、F3となる事はなく、F1改、NewF1へと続くが、この初期型のF1が一番F1らしい。


Leica III

Leica IIIは1号機ではない。
初めて市場に出たA型が1号機だろう。
けれど、連動距離計とスローシャッターが装備されたIII型がバルナックスタイルの1号機だと思う。
初めてストラップ金具も付いて、後のフィルムカメラの原型になった、最後の全板金バルナックライカでもある。


Leica CL

Leica CLはライツの設計でミノルタが製造した初の日本製ライカ、TTL露出測光式のマニュアルカメラである。
傾斜型の簡易連動用カムを採用した40mm F2と90mm F4のレンズが用意され、
前面にあるシャッターダイヤルや引き抜き式の裏蓋、縦吊りのストラップ金具などデザインが特徴的だ。
後継機として開発されたCLEは、ミノルタのみの発売でLeica CLEとはならなかった。
CLEは絞り優先の自動露出でデザインもハイマチック風で特徴がなく、やはり1号機のCLのデザインが美しいと思う。


Fuji X-E1

Fiji X-E1はX-E系の1号機である。
この頃のFujiFilmはライカのM型を意識していたようで、開発者にもライカファンがいたそうだ。
確かに、背面モニターの左側に配置されたボタンはライカスタイルであるが、
これがFujiユーザーには不評らしく、X-E3では廃止されてしまった。
また、クラシック感のあったFUJINON LENS SYSTEMマークも無くなって、
初期のコンセプトが薄れてきているようだ。


Leica X1

Leica X1はバルナック型コンデジの1号機である。
バルナック型ミラーレスの1号機はLeica CLなのだろう。
このX1の特徴は色表現とハイコントラストなモノクロだが、ハイコントラストと言ってもカリカリの描写ではない。
カラーは彩度も低く地味な絵作りで、国産機の色に慣れていると物足りなく感じるが、
この色が気にいったら、かけがえのない1台になるだろう。
オートフォーカスは遅いし操作性は良いとは言えないが、マニュアルフォーカスのフィルムカメラと考えれば、
シャッターダイヤルや絞りダイヤルもあるので不便はないと思う。
何よりも、この丸みを帯びた横長のボディが持ちやすい。


Olympus Pen E-P5

Olympus Pen E-P5は1号機ではない。
1号機はE-P1で、やっぱりフィルムカメラのPen Fを感じられるのはシンプルな軍艦部のE-P1だろう。
けれど、このE-P5もダイヤルなどが埋め込まれてフラットになっている軍艦部なので、PENの佇まいを感じられる。
E-P5は、これといって特徴はないが、パナライカレンズが使えるのがメリットで、
まき餌レンズと言われた小ズミは柔らかい良い描写をしてくれる。
この記事の写真もそうだが、最近の機材の写真はE-P5と小ズミで撮っている。


Fuji X-E1 & Leica CL

1号機はデザイン、操作性、画像処理などに特徴的なことが多いが、
この特徴が薄れてしまった新型には移りにくく、1号機は手放せないでいる。

2017年8月11日

Nikon photomic FTN:Canon F1のストラップ

Canon F1 + 革製スリング CPE-AC002C

このストラップは1980年の『C.P.E. CATALOG 1980』に掲載されている「革製スリング CPE-AC002C」である。
C.P.E.とはCanon's Personal Equipmentのことで、当時キヤノンはコンシューマー向けのC.P.E.に力を入れていた。
ストラップの他、カメラケース、バッグ、Tシャツ、帽子、ライターなどに「Canon」マークや、
イーグルマークを付けて販売していた。


革製スリング CPE-AC002C

このストラップはカメラ取付け部から、ショルダーベルトを取り外せるので便利である。
カメラをバッグに入れる時、取り外しておけば嵩張らなくていい。
このストラップは、かなり長いこと使っていたので、肩にあたる部分は伸びて細くなってしまった。


DSLRカメラ用 安全ロープ カメラストラップ

これをニコンFでも使おうと思ったのだが、その都度、三角環から外すのは面倒なので、
カメラ取り付け部になる部品を探してみた。
見つかったのが、この「DSLRカメラ用 安全ロープ カメラストラップ」で中国製である。


丸環を付ける

これは片側がループになっていて、もう片方はアジャスターで留めるようになっている。
キャノンのものは両端とも金具で留められているが、これは金具で留められてなく接着だけである。
少し不安だが、このループになっている方に丸環を通しておく。


Nikon Fに付ける

カメラ側は三角環に通してアジャスターで取り付ければいい。
少し長めになったが、もう少し短くした方が良さそうだ。


Nikon F + Canon 革製スリング CPE-AC002C

ショルダーベルトを付けてみる。
使い古されたストラップだが、ニコンFでも、いい感じだ。
出番の少ない銀塩一眼レフだが、愛着があるストラップなので、これからも使いたい。

2017年6月16日

Nikon photomic FTNの裏蓋がガタつく

フォトミック ファインダー

このニコンF フォトミックFTNは手元に届いた時、ファインダーがきちりと嵌っていなかった。
価格からして、こんなものかと思ったが、ただ単にロックレバーが、しっかり掛かっていなかっただけであった。

けれど、ロックレバーを、きちっと掛けても何だかおかしい。
少しファインダーが傾いているように見えた。
何度か付け外しをしてみると、何かがぶつかっているようだった。
ファインダーを裏返して良く見てみると、ネジが一本浮いているようだ。
多分これだろうとネジを締めると、きっちりとファインダーを取り付けることができた。
プリズムブロックを固定するネジが緩んでいたようだ。


フィルム圧板の下にあるのが固定バーである。
リベットで支えられて左右に動く

しばらく使っていると、僅かであるが裏蓋が上下に動くのを感じた。
撮影には影響ないと思うが、フィルムがズレるような気がして気持ちが悪い。

ニコンFは裏蓋の下部にある固定バーが本体と噛み合って裏蓋を固定しているが、
このバーを固定しているリベットが磨耗して押さえる力が弱まっているのが原因だ。


裏蓋を外すと巻き取りスプールの下のシルバーの突起が
戻りフィルムカウンターをリセットする

それと、フィルムカウンターをリセットする部品のバネが強くて、
裏蓋を押し下げるので上下に動いてしまう。


フィルム片2枚

そこで、固定バーが本体と噛み合う力を強めるために、フィルム片を固定バーの隙間に入れてみることにした。
フィルム片は2枚重ねるのが丁度良いようだ。


裏蓋と固定バーの間に入れる

フィルム片2枚を裏蓋と固定バーの間に入れるのだが、固定バーの左端に本体と噛み合うレバーがあるので、
その近くに差し込む。
このとき、2枚のフィルム片は光沢面でない方を合わせるのが、ズレにくくて良さそうである。


裏蓋と固定バーの間にフィルム片が入っている

あとは何度か裏蓋開閉ノブを回してズレないか確認。
フィルム片を下までピッタリ入れる方が滑りにくいようである。
これで裏蓋のガタがなくなった。

これによって、フィルム片が外れて故障の原因になることもあるので、自己責任ということで。