2022年8月30日

x606 * Fisherman's Gear






Fuji X-E1 
Canon FD 100-200mm F5.6

何十年ぶりのFDレンズでのスナップ
直進式ズームレンズは
望遠側にすると
フォーカスリングが遠くなるので
使いにくい

2022年8月24日

Canon FD100-200mm F5.6 SCとF-1

Canon F-1  +  FD100-200mm F5.6 SC
  • レンズ構成:5群8枚
  • 絞り:5.6〜22
  • 絞り羽根:8枚
  • 最短撮影距離:2.5m
  • フィルター径:55mm
  • 最大径x長さ:66mm x 173mm
  • 重さ:765
  • 発売年月:1973年 (昭和48年) 3月
  • 発売時価格37,000円

キヤノンF-1に、このFD100-200mm F5.6 SCを取り付けると、総重量が約1600gにもなる。
とても長時間持って歩けるものではないけれど、当時はこれが当たり前であって、
高級品は重くて頑丈なものという風潮があった。
オーディオでも同じで、キロ1万円といわれ 、重い電源トランスの入った20Kgのアンプは20万円ということだ。
もちろんマッキントッシュアンプのように、キロ10万円越えのものもあるのだが、、、

このようなレンズなので、いつも使うことはないが、税込み330円のジャンク品ズームレンズなので惜しくはない。
まあ、このレンズは重い、長い、暗い、寄れないと人気がなくて、綺麗なものでも3000円程度で手に入るのだから、
最近のフィルムカメラの異常な値上がりから考えれば、キヤノンは穴場かもしれない。


Canon F-1  +  FD100-200mm F5.6 SC  最長

このレンズは長さ173cmとなっているが、これは収納時のサイズで、
焦点距離を200mm、フォーカスリングを最短距離の2.5m、そしてレンズフードを伸ばすとこの長さになる。
今のようにプラスチックは使われてなくて全て金属製なのでカメラを構えるのも大変で、
Fuji X-E1に付けてもブルブル震えて、フォーカスが安定しない。
こういう時は、オリンパスのように強力なボディ内手ぶれ補正が欲しくなる。

このレンズは仕様から見ても、FL100-200mm F5.6をFDマウントに変更したものなんだろう。
コーティングなしの初期バージョンが1971年5月、F-1が1971年3月の発売なので、
F-1のFD望遠ズームは、このレンズしかなかった時代だ。
当時はまだ短焦点レンズが主流で、今のように軽くて、解像度の良い高倍率ズームレンズは望めなかったのである。

2022年8月18日

Canon FD100-200mm F5.6 SC ジャンク

フードストッパーリングを外す

ハードオフの300円ジャンク箱から買ってきた、Canon FD100-200mm F5.6のレンズです。
外装は傷一つなく綺麗ですが、レンズはカビだらけなのでクリーニングしてみました。

まずはフードと銘板の間にある、フードを止めているリングをカニ目レンチで外します。


フードを外す

これでフードを引き抜くことができます。


前玉固定ビスを外す

鏡胴先端に前玉を固定しているビスが3本あるので、これを外します。


前玉を外す

前玉を外すのですが、吸盤オープナーがなかったので、ブロアーのゴム部分を銘板部に当てて回しました。


2番目のレンズを外す

2番目のレンズは4つ大きな穴が空いているので、カニ目レンチを嵌めて回せば簡単位外れます。


下が2番目のレンズ

2番目のレンズが外れました。


一番下が3番目のレンズ

3番目のレンズはかなり深いところにあるので、カニ目レンチがギリギリ届く状態、
カニ目の溝も小さいので、かなり厄介でした。


残っている4番目のレンズ

底の方に4番目のレンズが見えますが、一番カビが酷かったのはこのレンズでした。
クリーニングしやすいかと思い、フォーカスリングを外したのですが関係なかったです。

全てのレンズを無水エタノールでクリーニング。
ん、後で気付いたのですが、このレンズは5群8枚ですね。
ということは、あと1群は?


清掃後の4番目のレンズ

4番目のレンズのカビも取れクリアになりました。

組み立て直して覗くと、だいぶクリアーになっていますが、バックライトを当てるとまだ汚いです。
また気が向いたら、もう少し念入りに手入れしてみたいです。


Fuji X-E1 + Canon FD100-200mm F5.6 SC テスト撮り

一応使えるようなレベルまで回復したので、今まで持ってなかった望遠ズームとして使えそうです。
しかし、このレンズの長くて重いこと、
マウントアダプタを付けて、200mmにして、フードを伸ばすと全長27cmになり、重量は765gですと、、、

2022年8月15日

Fuji X-E1のグリップが劣化している

X-E1のグリップラバー

もう修理受付終了製品になっているFuji X-E1だが、長く使っているのでグリップのラバーが痛んで白っぽくなり、
レザー風の模様も消えている。

1980年代のフィルムカメラ のように加水分解してベトベトになってるわけではないので、使うのに困ることはない。
少し汚らしい感じもするが、自分だけが使うので、このまま使ってもいいのだが、、、


新しいグリップラバーを当てがってみる

自分で張り替えるつもりで取り寄せた張り替えパーツだが、グリップに当てがってみると真新しくなって、
今まで写真を撮ってきた証が消えたようで、何だか寂しい気がする。


X-E1用グリップラバーと両面テープのセット

長く使っているので、エッジ部分や底のブラックペイントも剥げてきているが、
この革が剥げたようなグリップもオールドカメラらしく、不思議なもので愛着が湧いてしまったようだ。
このままにするか、張り替えるか、いまだに迷っているので張り替えパーツは保管したままである。

2022年8月11日

SHOWA #21 * お盆の頃

Canon F-1
Canon FD 28mm SC F2.8
KODAK5063
70's Osaka Japan

2022年8月9日

キヤノンV型〜P型の比較

レバー巻き上げ機のみ

キヤノンL1、L2、L3、VL、VL2、VI L、Pの違い
黄色の部分が特徴となる仕様です

2022年8月6日

2022年8月4日

2022年8月2日

DL103LCII(DENON)説明書


上の画像クリックで
DL103LCII(DENON)説明書が開きます


DENON DL103LCII

2022年8月1日

Canon L3のストラップ

Canon L3 & 革製ネックストラップ

デジタルのミラーレスカメラは小型で軽いので、扱いやすいハンドストラップをつけているのだが、
L3のような大きさと重さのフィルムカメラにはネックストラップが合うようだ。
もちろん、VI Lを使っていた時も革製のネックストラップだった。

最近の革製の程度のいいストラップはこのL3よりも高く付いてしまうの本末転倒になるので、
Leica III型に付けている、500円で買った茶色の革ストラップを付けてみることにする。


付けられていた三角環

ストラップリングは、ライカはO環、ペンタックスはD環、ニコン、ミノルタ、そしてキヤノンは、三角環という、
かってなイメージがあり、このL3にも大型の三角環が付けられていたが、
L型の取扱説明書の写真にはD環が付けられていたので、このL3にもD環を取り付けることにした。


取り付け部

このストラップのリングへの取り付けは、鼓ボタン式なので付け外しが楽である。


Canon L3 + 革製ネックストラップ

細いストラップなので結びやすく、こうすればあまり邪魔にならずハンドストラップ風にも使うことができる。

最近は色々工夫を凝らしたものや、カラフルな色のストラップが多く販売されているが、
やはりこの時代のレンジファインダーカメラに似合うストラップは、古びた細い革製のものだろう。