2022年9月25日

2022年9月20日

Fuji X-E4の妄想

Fuji X-E4

ある意味、話題を集めたX-E4。
この質感で10万円前後のミラーレスは、もうないかもしれない。

昨今の情勢から、この価格帯ではX-E4を作ることができなくなってしまったのかも。
X-E5があるとしても、価格は上がるだろうから、また微妙な立ち位置になってしまう。
発売された頃は売れないで幻のX-E4になってほしいと思ったが、買えないで幻のX-E4になりそう。

X-E4はコスト削減に努力した機種だろう。
充電器なし、フラッシュなし、ダイヤルやボタンなどの部品を減らし、グリップも無くしたことでコストをカット、
外装もトップカバーはマグネシュウム合金だが、ボトムカバーはアルミ合金と。
おそらく電源レバーもプラスチックになっているのだろう。
それでも写真を撮るための、必要な部分はしっかりと残していることが評価された。

エントリーモデルとしてセルフィー用のチルト背面モニタにしたが、エントリーモデルとは言い難い操作性というアンバランス。
ライツミノルタCLと比較されすぎたため、マニアックなモデルという印象を持たれてしまったかもしれない。

今後、富士フィルムのカメラはどう展開するのだろうか。
他メーカーのユーザー取り込みも含め、エントリーモデルはS型、
初期のフジフィルムテイストを求めるならミドルモデルのT型とPro型で、ハイエンドがH型というラインナップになるのだろうか。

今、手元にある1年という短命なX-E1と同じように、1年半と短命になってしまったX-E4への妄想である。

2022年9月14日

CANON 50mm F1.8 II

CANON 50mm F1.8 II
  • レンズ構成:4群6枚
  • 絞り羽根:9枚
  • 絞り:F1.8〜F22
  • 最短撮影距離:1m
  • フィルター径:40mm
  • 最大径、長さ:48mm x 38.5mm
  • 発売年月:1956年(昭和31年) 2月
  • 発売時価格:27,000円

何十年ぶりだろうか、このレンズ、Canon VI Lで使っていた50mmレンズである。
何の特徴もないレンズだが、よく写るレンズで、キヤノンのレンジファインダーの50mmといえば、
このレンズという思い込みもあるが、L型やVI型、P型にはこのレンズが見た目にもバランス良く、操作性もいいと思う。
もちろん、X-E4にも。

このレンズ、I型はシルバー鏡胴で、このII型は絞りリングの目盛りがリングの前面まで伸びていて、
III型はリングの前面まで伸びていないのだが、よく見かけるのはこのII型だろう。

 
CANON 50mm F2.8 I
キヤノンカメラミュージアムより

セット販売価格を抑えるために、Canon L3にはゼブラフォーカスリングの50mm F2.8 I型が、
セットレンズとして販売されていたが、このレンズはあまり好みでない。
ゼブラフォーカスリングでも、いいデザインのレンズもあるのだが、、、


CANON 50mm F1.8 II + 黒ビニールキャップ

レンズキャップ はシルバーのメタル製もあるが、黒のビニール製のものが付いている。
VI Lで使っていたものも、このビニール製のキャップだった。


CANON 50mm F1.8 II + MARUMI UVフィルター 40mm  シルバー

フィルターはマルミ製の40mmシルバーUVを付けたがが、このシルバーの感じはレンズ鏡胴のシルバーと違和感がなくいい感じだ。

VI Lで使っていた時はキヤノン製の40mm薄型フィルターを付けていたが、その頃でもカメラ店を回ってやっと見つけたほどで、
今では中古で出回ることも少なそうだ。


Canon L3 + CANON 50mm F1.8 II

レンスフードは今でも純正のS40を手に入れることができるが、VI Lでレンズフードを付けていた時も寸胴な感じで、
あまり良くなかったので、ゴーストやフレアーは出るがフードなしでいい。


Canon L3 + CANON 50mm F1.8 II

L3と、この50mm F1.8 IIの組み合わせでは、まだ撮っていないのだが、
VI Lで撮っていた頃を思い出す懐かしいレンズである。

2022年9月8日

1年半で買えなくなってしまったカメラ

Fuji X-E4 + Fujinon XF27mm F2.8

Fiji X-E4は生産終了だろうか。
富士フィルムのサイトにはまだ残っているが、フジフイルムモールからは消えている。
X-T4も消えているので、供給不足のためだと思うが、、、

X-E4は品不足が続いていて、ほとんどの販売店が入荷待ちや入荷時期不明となっているので。
この1年半、潤沢にX-E4が販売店に入荷することはなかったように思うが、
今までの出荷台数はどれぐらいだったのだろうか。

半導体不足の中で第五世代が始まってしまったこともあって、第4世代最後の機種X-E4には、
もう半導体が回ってこないのかもしれない。
メーカーも、これから開発する第五世代の製品に半導体を回したくなるのは当然だろう。
こういうところが、第四世代最後のモデルの不利なところであり、供給不足のまま消滅するという、
不遇なカメラとなってしまうか。

2022年9月2日

Canon F-1のスローシャッターが不具合だが

Canon F-1改もどき

この「キヤノンF-1改もどき」は、2, 3年前には1秒だけが閉じなくなっていたが、今は1/2秒、1/4秒も怪しくなってきている。
1/8秒以上は閉じているが、高速側も規定の速度が出ているはずがないだろう。
購入してから一度もオーバーホールしていないのだから。

だからと言って、今さらオーバーホールをする気がない。
何しろ、今使うには重すぎるのと、1/30以下のシャッターなど使わないのだから。

F-1以外のフィルムカメラ、ニコンF、ライカIII、ライカCL、そしてキヤノンL3は1秒までスローシャッターも正確性は別にして、
それなりに動いている。

キヤノンF-1は発売当時、世界一重いカメラと言われたほどなので、これを持ち出して写真を取る勇気は今はない。
以前、撮り終えたニコンFをバッグに入れ、3時間ほど肩にかけて歩いたら、後日脇腹が痛くなった。
医者に見てもらうと肋骨を支えている筋肉が痛んでますが、何か重いものを肩にかけましたかと言われ、
1ヶ月ほどの間、歩くと振動で脇腹に痛みが、、、
重いカメラは、今では凶器なのである。

その後、ニコンFなど重いカメラやレンズを入れたバッグは肩にかけず、手に持って歩くようにしているが、
最近は重いカメラの出番が少なくなっている。
やはり、街撮りのフィルムカメラは、軽くて体に負担がかからないL3やCLを使うことになるのだろう。