2018年8月26日

2018年8月24日

KENKO Auto Teleplus 2X NT

KENKO Auto Teleplus 2X NT

ケンコーは1965年頃からテレコンバーターを発売しているが、このコンバーターはテレプラスではなく、
オートテレプラスとなっているので、おそらく初期の頃のものだろう。
外側に付けられた連動ピンとカニ爪がギミックであるが、後には連動ピンが鏡胴内部に入った製品もあるようだ。

かなり古いオートテレプラスだが、レンズも綺麗で曇りもないので実用になりそうだ。


対応絞り値

周囲のデザインや外付けの絞り連動ピンもクラシックで、絞り値などの印字もチープな銀色だが、
なんとなく懐かしさ感じる仕上げである。
同じような外観でコムラー テレモアというのもあった。


オートテレプラスのマウント部

装着する時はオートテレプラスにレンズを付けてからボディに取り付けないと露出計と連動しないのだが、
オートテレプラスのマウントが固くて取り付けられない。

オートテレプラスのレンズ側のマウントを見てみると、マウントベースよりも板バネになる部分が厚いようだ。
ニコンFボディのマウントはベースが厚く板バネになる部分が薄いので、この違いが取り付けが固くなる原因かもしれない。


リヤーキャップを持って回わす

それとレンズを装着する時にオートテレプラスの持つ場所に困る。
シルバーのリングは連動ピンがレンズのカニ爪に掛っているだけで、くるくる動くので持つことができない。
鏡胴の部分も狭くてツルツルしていて持ちにくいので、リヤーキャップを持ってレンズを回してなんとか取り付けられた。


Nikon Photomic FTN + KENKO Auto Teleplus 2X NT + NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

フォトミックFTNのボディには、普通にレンズを取り付けるようにセットすると、
オートテレプラスの爪にファインダーの連動ピンがはまって開放F値も正しくセットされた。


取り外しはレンズから

レンズとオートテレプラスの分離は硬くて大変なので、取り外す時はレンズを外してからテレプラスを外す方がいいだろう。
このように取り付けが固いのは、この個体だけかもしれないが面倒なことだ。


Olympus PEN E-P5 + KENKO Auto Teleplus 2X NT + NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4

PEN E-P5に取り付けると35mm判換算で200mmになるが、
E-P5なら光学テレコンよりもデジタルテレコンの方が便利だと思う。
そして、この場合は露出計連動ピンは意味をなさず、飾りなのでカニ爪と噛み合わせる必要もない。

オートテレプラスを使って撮ってみたが、少しフワッと甘く感じるのは、
「NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4」のこの個体の性質である。







Olympus PEN E-P5
NIKKOR S.C Auto 50mm F1.4
KENKO Auto Teleplus 2X NT

2018年8月22日

x301 * 夏が行く

夏が行く







Olympus PEN E-P5
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
FCON-P01フィッシュアイコンバーター

2018年8月20日

Olympus FCON-P01 フィッシュアイコンバーター

Olympus FCON-P01

  • マスターレンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
            M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
  • レンズ構成:3群3枚
  • 倍率:0.74倍
  • 着脱方式:バヨネット構造
  • 焦点距離:10.4mm(35mm判換算20.8mm相当)
  • 画角:120°
  • 最短撮影距離:0.19m(撮像面から)
  • 最大撮影倍率:0.11倍(35mm判換算0.22倍相当)
  • サイズ:最大径×長さ Ø62×38mm
  • 質量:112g

「フィッシュアイコンバーター FCON-P01」で、これは第2世代のペンの頃なので、7年前の製品である。
このフィッシュアイコンバーターは35mm判換算20.8mm相当で画角が120°なので、
デフォルメの強い超広角レンズのようで使いやすい。


FCON-P01 & M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR

コンバータ本体は樹脂製で黒い飾りベルトは金属、フロントキャップは樹脂製の被せ式である。
保護フィルターは付けられないので、むき出しの大きなレンズに手が触れないように注意が必要である。


FCON-P01 + M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR

「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR」のデコレーションリングを取り外して取り付けるが、
マスターレンズにフィルターを付けている場合は外さないと取り付けられない。
装着はバヨネット式なのでFCON-P01の位置マークを合わせて嵌め込み、右に90度回すとカチッと音がして固定される。


PEN E-P5 + M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR + FCON-P01

これは焦点距離14mmの状態だが、通常はこのように14mmの広角端で使うが、
最短撮影距離が19cmなので、レンズ先端から3cm程度まで近寄れる。
「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR」に合わせて設計された専用コンバージョンレンズなので、
解像度も悪くないようだ。


アングルを上下に傾けると
フィッシュアイレンズらしくなる

水平アングルでは
超広角レンズのようだ

船体の湾曲が面白い

Olympus PEN E-P5
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
フィッシュアイコンバーター FCON-P01

2018年8月16日

Marantz PH-1 Phono Equalizer

Marantz PH-1 Phono Equalizer

  • 型式:フォノイコライザーアンプ
  • 入力感度/インピーダンス :MM High:3mV/47kΩ
                  Low:3mV/1kΩ
                  MC High:0.3mV/100Ω
                  Low:0.1mV/3Ω
  • 定格出力/インピーダンス:280mV/200Ω
  • オーバーロード:100mV~250mV(MM、1kHz)
  • RIAA偏差:20Hz~100kHz ±0.2dB
  • EQ特性:RIAA / 500Hz・2.2kHz(I)
                     Europe SP1 / 250Hz・Flat(II)
                     Europe SP2 / 250Hz・5.8kHz(III)
                     OLD SP / Flat・Flat(IV)
  • SN比(Aカーブ):MM / 84dB
              MC / 76dB
  • 全高調波歪率:0.001%
  • 消費電力:11W
  • 最大外形寸法:幅250 x 高さ84 x 奥行215mm
  • 重量:4.7kg
  • 発売:1991年

フォノイコライザーアンプは、今でもマランツのPH-1を使っている。
このPH-1は、DAC1を中心にしたマランツのコンパクトシステムのコンポーネントで、
CDが主流となり始めた頃に開発されたフォノイコライザーアンプなので、特徴的な内容をもった製品だ。
MC型対応に昇圧トランスを搭載、MCとMMの専用入力端子を備え、全段ディスクリート構成のNF-CR型イコライザーを採用し、
3種類のSPレコードのイコライザーも備えて、全てのアナログレコードに対応できる。


Marantz PH-1 Phono Equalizerのカタログ

このシリーズはシステム全体の名称はなく、カタログにも「Heart of Marants」と書かれているだけだ。


システム構成

システムはコントロールモニターのDAC-1、出力50WのモノラルパワーアンプのDMA-1、
同じく出力30WのモノラルパワーアンプのMA-7Aと、このフォノイコライザーアンプPH-1で構成される。


イコライザースイッチとファンクションスイッチ

左端が電源ボタン、右側にある二つのダイヤルの左側はイコライザースイッチで、
RIAA、EUROPE SP1、EUROPE SP2、OLD SPの4種のイコライザーカーブを選ぶことができる。
右側がファンクションスイッチで、MC(LOW)、MC(HIGH)、MM(LOW)、MM(HIGH)の4種のカートリッジを選ぶことができる。

ただ、デザイン重視のためか、この切り替えスイッチが小さすぎて使いにくいのが難点だ。


Marantz PH-1 Phono Equalizerの背面パネル

背面にはMCとMMの2系統の専用入力端子を備えているが、
カートリッジを変えた時はレコードプレーヤーからの出力コードを差し替えないといけない。
音質を考慮してのことかもしれないが、1系統の入力でファンクションスイッチの切り替えに連動する方が使い易い。

少し使いにくいところもあるが、さすがに音質は最高である。
フォノイコライザーアンプはレコード盤から拾った微弱な信号を増幅し、
低域を小さくして高域を大きくするように録音されたイコライザーカーブを元に戻すという役割だが、
これを見事にこなしている。

2018年8月14日

x299 * 校舎














Olympus PEN E-P5
Leica Summar 5cm f2(1)
Voigtlander NOKTON 25mm F0.95(2,3,4,5)
2014年7月 撮影

2018年8月12日

Nikon F 裏蓋の装着

Nikon Fと裏蓋

裏蓋の装着て、なんのことだろうと思われるが、蝶番式でないニコンFの裏蓋をどのように取り付けるかということである。
ニコンFの取り扱い説明書には、裏蓋の取り外し方の説明は詳しく書かれているが、取り付け方の説明はされていない。

以前から、この取り付け方法で迷うことがあったのだが、
「ニコンS3 Black限定モデル」の取り扱い説明書PDF版の追記で詳しく説明されていた。

ニコンS3 Black限定モデルの取り扱い説明書より

このように、できるだけ裏蓋のスライド距離を短くして取り外しや装着をするのが、
フィルムレールや圧着板を傷めない安全な方法のようだ。
これはニコンS3と同じ裏蓋構造のニコンFにも当てはまるのだが、
このような説明が追加されているのは復刻モデルならではだろう。

2018年8月8日

テレコンバーター

テレコンバーター

テレコンバーターはデジタルカメラでも各メーカーが販売しているが、フィルムカメラの頃にもよく使われていた。

マスターレンズの性能は少し落ちてF値も暗くなるが、安価に焦点距離を伸ばせることや、
軽くて携帯性がいいので、当時の重いレンズを持ち歩くよりも楽で重宝した。


CANON Extender 2X & KENKO Teleplus MC4 2X  CFE & KENKO Auto Teleplus 2X NT

これらはキヤノンの「エクステンダーFD 2x-B」とケンコーの「CFEテレプラス MC4」と「オートテレプラス NT」で、
全て2倍のテレコンバーターである。

左端のキヤノン純正は鏡胴も長くてズシリと重く、テレコンバーターでも作りの良いのがわかる。
中央と右はケンコーのテレプラスだが、ケンコーは1965年頃から各社マウント用のテレコンバーターを発売していた。

右端は初期のニコン用のオートテレプラスで、鏡胴の外側に絞り連動用のレバーが付けられているが、
このような製品はニコンには1976年製のTeleconverter TC-1があったようだ。
中央はキヤノン用のテレプラスでMC4なので少し後のものである。

こうして並べてみると初期のニコン用がデザインや塗装、文字が時代を感じさせて良い風貌である。

2018年8月4日

Nikon F と Nikon Photomic FTN

Nikon F & Nikon Photomic FTN

露出計が動かないNikon Photomic FTNほど持て余すものはない。
シルバーのフォトミックFTNはデザイン的に美しく見ているのは楽しいが、実際使うにはファインダーが大きすぎる。


Marilyn Monroe with Nikon F

実用的なのはアイレベル ファインダーだろう。
露出計はないが、ネガフィルムだとラチチュードが広いので、おおよその露出設定でも問題ない。

単体露出計や複雑な露出表よりもフィルムの箱に印刷されている露出設定で十分で、これだと簡単に覚えておける。

露出の目安
ISO100
  • 1/250 / F16 :快晴の海山
  • 1/250 / F11 :快晴
  • 1/250 / F8   :晴れ
  • 1/250 / F5.6:明るい曇り
  • 1/250 / F4   :曇り、晴天日陰
  • 1/250 / F2.8:夕暮れ、明るい室内
どうしても、というときにはスマートフォンの露出計アプリを使うこともできる。