2018年8月8日

テレコンバーター

テレコンバーター

テレコンバーターはデジタルカメラでも各メーカーが販売しているが、フィルムカメラの頃にもよく使われていた。

マスターレンズの性能は少し落ちてF値も暗くなるが、安価に焦点距離を伸ばせることや、
軽くて携帯性がいいので、当時の重いレンズを持ち歩くよりも楽で重宝した。


CANON Extender 2X & KENKO Teleplus MC4 2X  CFE & KENKO Auto Teleplus 2X NT

これらはキヤノンの「エクステンダーFD 2x-B」とケンコーの「CFEテレプラス MC4」と「オートテレプラス NT」で、
全て2倍のテレコンバーターである。

左端のキヤノン純正は鏡胴も長くてズシリと重く、テレコンバーターでも作りの良いのがわかる。
中央と右はケンコーのテレプラスだが、ケンコーは1965年頃から各社マウント用のテレコンバーターを発売していた。

右端は初期のニコン用のオートテレプラスで、鏡胴の外側に絞り連動用のレバーが付けられているが、
このような製品はニコンには1976年製のTeleconverter TC-1があったようだ。
中央はキヤノン用のテレプラスでMC4なので少し後のものである。

こうして並べてみると初期のニコン用がデザインや塗装、文字が時代を感じさせて良い風貌である。

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