2018年10月27日

Nikon 接写リング K

Nikon 接写リング Kセット

Nikon 接写リング KセットはニコンF時代のマクロ撮影用中間リングである。
組み合わせ方で倍率を変更することができるが、これは単なる筒だけで自動絞りや開放F値のボディとの連動もできないので、
露出は絞込み測光になる。


5種類のリング

リングは金属製で
K1:5.8mm オス(Fマウント)メス(Fマウント)
K2:5.0mm オス(Fマウント)メス(52mm径)
K3:5.8mm オス(52mm径)メス(Fマウント)
K4:10mm オス(52mm径)メス(52mm径)
K5:20mm オス(52mm径)メス(52mm径)
の5個セットになっている。


KIYOHARA SOFT VK70R & K4,K5

マクロ撮影をするわけではないのに、なぜ接写リング Kセットかというと、
KIYOHARA SOFT VK70Rのレンズフードに流用するためである。
Fマウントのリングとは別に52mmのフィルターネジで結合するリングがあるので、
レンズのフィルター溝にねじ込んでフードとして使えるからだ。


KIYOHARA SOFT VK70R + K5

VK70Rはフィルター径が49mmなので49-52mmのステップアップリングを介して、
オス、メスとも52mmフィルターネジのK5リングを付けてみた。
光沢のあるブラック塗装のリングなのでVK70Rの鏡胴とマッチする。


KIYOHARA SOFT VK70R + K3, K2, K4

これはK3、K2、K4の組み合わせなので、K3についているFマウントのロック解除レバーが飛び出している。
この組み合わせで使っていると、K2、K4、K3の組み合わせにすれば接写リングとして本来の使い方もできるので便利だ。


Olympus PEN E-P5 + KIYOHARA SOFT VK70R + K3, K2, K4

E-P5で使ってみたが同じようなローレットのリングが並ぶ面白いレンズになった。
Kリングの組み合わせ方で長さを変えられるので、色々な焦点距離のレンズに使えそうである。