2024年5月5日

アストゥリアスの運指

Asturias (Isaac Albéniz) - Alexandra Whittingham

「アストゥリアス」は、イサーク アルベニスのピアノ曲で、これをギター曲に編曲したものですが、
ギター曲の方がスパニッシュ感があって有名ですね。


1弦の7フレットを小指の場合

この曲の運指なのですが、3連符になる17小節目からは2通り考えられるようです。
一つは、1弦の7フレットを小指で押さえ、同時に5弦の7フレットを薬指で押さえ、
3弦の4フレットの人差指へと続く運指です。
上の動画では、この運指で弾いていますね。


1弦の7フレットを人差指の場合

もう一つは最近よく見かける、1弦の7フレットを人差指、5弦の7フレットを中指で押さえて、
4弦の9フレットの小指へ進む運指で、3弦は押さえないので2弦に触れる危険がなくなります。
この運指も最初は押さえにくいのですが、小指を9フレットから10フレットに移動する時は、
少し手首を回転させると楽になるようです。


i、mの場合

次は1小節目からの2弦をどの指で引くかということで、人差指または中指だけで弾くツーフィンガー スタイル、
人差指と中指で交互の弾くというスリーフィンガー スタイルがありますが、
私の場合は中指から始めるスリーフィンガー スタイルが弾きやすいので、p, m, p, i, の繰り返しです。


Asturias - Guitar Lesson + TAB

この動画では、1弦の7フレットを人差指で押さえる運指の弾き方です。
アコースティックギターにナイロン弦を張って弾く時は、弦の間隔が少し狭くなるので、
この運指の方が弾きやすいように思います。

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