2022年8月18日

Canon FD100-200mm F5.6 SC ジャンク

フードストッパーリングを外す

ハードオフの300円ジャンク箱から買ってきた、Canon FD100-200mm F5.6のレンズです。
外装は傷一つなく綺麗ですが、レンズはカビだらけなのでクリーニングしてみました。

まずはフードと銘板の間にある、フードを止めているリングをカニ目レンチで外します。


フードを外す

これでフードを引き抜くことができます。


前玉固定ビスを外す

鏡胴先端に前玉を固定しているビスが3本あるので、これを外します。


前玉を外す

前玉を外すのですが、吸盤オープナーがなかったので、ブロアーのゴム部分を銘板部に当てて回しました。


2番目のレンズを外す

2番目のレンズは4つ大きな穴が空いているので、カニ目レンチを嵌めて回せば簡単位外れます。


下が2番目のレンズ

2番目のレンズが外れました。


一番下が3番目のレンズ

3番目のレンズはかなり深いところにあるので、カニ目レンチがギリギリ届く状態、
カニ目の溝も小さいので、かなり厄介でした。


残っている4番目のレンズ

底の方に4番目のレンズが見えますが、一番カビが酷かったのはこのレンズでした。
クリーニングしやすいかと思い、フォーカスリングを外したのですが関係なかったです。

全てのレンズを無水エタノールでクリーニング。
ん、後で気付いたのですが、このレンズは5群8枚ですね。
ということは、あと1群は?


清掃後の4番目のレンズ

4番目のレンズのカビも取れクリアになりました。

組み立て直して覗くと、だいぶクリアーになっていますが、バックライトを当てるとまだ汚いです。
また気が向いたら、もう少し念入りに手入れしてみたいです。


Fuji X-E1 + Canon FD100-200mm F5.6 SC テスト撮り

一応使えるようなレベルまで回復したので、今まで持ってなかった望遠ズームとして使えそうです。
しかし、このレンズの長くて重いこと、
マウントアダプタを付けて、200mmにして、フードを伸ばすと全長27cmになり、重量は765gですと、、、

2 件のコメント :

ふみ さんのコメント...

凄いですね〜
カビだらけのレンズがそこまで綺麗にしてしまうなんて!
私だったら「い〜‼️」となって投げ出すでしょうね😅💦

フォトパスで不夜城さんだったかなぁ? 
カメラの組み立てなどをいつも載せてた方がいらっしゃいましたね。

Blues Walk さんのコメント...

ふみ さん、こんにちは
私もあまりやらないのですが、
集中力アップのためにやってみたんですよ🤪

このレンズはF-1を使ってた時に購入を考えたんですが、
この長さとスライド式ズームが好きでなく、
サンレンズのズームリング式のF4を使っていました。
F5.6ではスプリットイメージが黒くなって使えないので、、、
キヤノンのF4通しズームは10万円もしていましたからね。
清掃したのはいいけれど、こういうカビ玉は他のレンズと別保管しています。
デジタルカメラで使うにも、センサーにカビ感染しないか不安😔

それと記事の中の1枚レンズが足らないというのは、
3番目のレンズが2枚に分解できるというのがわかりましたよ😅