レンズフード
最近のレンズのレンズフードはバヨネット型が一般的だが、古いレンズだとさまざまな形式のフードがある。
取り付け方法はバヨネット、スナップ、スクリュー、かぶせ、組み込みなど、形状は丸型、角形、花形、
フジツボ型などがあり、丸型、角形にはレンジファインダー用の穴あきもある。
さらにシリーズフィルターを取り付けられるもの、絞りリングを回せるものなど特殊なフードもある。
上の写真の8種は、比較的よく知られているレンズのフードなので使い方がわかるが、
コシナのツァイスレンズのバヨネットフードを外す時は少し押し込んだまま回さないと外れないなど、
専用レンズのフードだと、使い方がわかりにくいのもあるようだ。
上の写真の後列左から
*かぶせ式(ねじ止めズーム)
A36タイプのズマールやエルマーなどの汎用フードで、レンズ先端の外側にかぶせ、
フード横のネジを絞めて固定するタイプである。
フードの先端が伸縮して、複数の焦点距離のレンズに対応する。
このフードは50mm、90mm、135mmの指標が刻まれている。
*スナップ式
これはオートニッコールのフードで、レンズフード取り付け部の両横にあるツマミを押しながら、
レンズ先端のフィルターネジ溝に嵌むタイプである。
逆付けして収納できる。
*スクリュー式(フィルターねじ)
コンタックスGレンズのフードで、レンズ先端のフィルターネジ溝に捩じ込むタイプである。
サードパーティ製のレンズフードによく見かける。
*バヨネット式
キヤノンFDレンズのフードで、レンズ先端の外側にあるバヨネット爪に噛み合わせて取り付けるタイプである。
逆付けして収納できる。
上の写真前列左から
*スナップかぶせ式(溝ハメ)
これはズミクロン50mmのフードで、レンズフード取り付け部の両横にあるツマミを押しながら、
レンズ先端の外側の溝に嵌め込むようにかぶせ、固定するタイプである。
逆付けして収納できる。
*スクリュー式(特殊ネジピッチ)
ズミクロンC40mmのフードで。レンズ先端内側のネジ溝に捩じ込むタイプである。
このネジ溝はフィルターネジとはピッチが異なるので、このレンズ専用である。
レンズ前面に置いたシリーズフィルターをレンズフードで挟み固定する役目もある。
*かぶせ式(ねじ止め)
キヤノンS50mmのフードで、レンズ先端の外側にかぶせ、フード横のネジを絞めて固定するタイプである。
シリーズフィルターをフード先端と取り付け部の間に挟むことができる。
*スクリュー式(外ねじ)
カラースコパー21mmのフードで、レンズ先端の外側にあるネジ溝に捩じ込むタイプである。
取り付けた後に傾いた角形フードを水平にしてから、フード横のネジを絞めてフード部を固定する。
どれほど遮光効果があるかは別にしても、レンズフードを付けるとレンズの形状も変化するので、
いろいろなフードに取り替えるのも楽しいとだろう。
