2022年6月11日

久々のキヤノン レンジファインダー

Canon L3
Canon L3(1957年11月発売)

現状品ということで安価なキャノンのレンジファインダーカメラに出会ったので、思わず買ってしまった。
昔キャノンVI L型を使っていたので、それ以来のキヤノン レンジファインダー機である。

この商品表示にはキヤノンVLとなっていたが、これは間違いでキヤノンL3であった。
L型とV型でのこういう間違いが結構多く、L型でもL3をL2と表示していることも多い。


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この頃のキャノンのレンジファインダーカメラは、ライカM3の影響で迷走していたのだろう。
1956年8月のVTから始まり1957年3月にL2、続いてVT Deluxe、L1、L3、1958年3月のVL、VL2まで頻繁に新機種を発売して、
その半年後の1958年9月には1軸不回転ダイヤル式のVI T、VI Lを発売するという、
今ならユーザーから批判を受けそうなことをやっている。

ネットでもよく見かけるのはP型や7型で、このL型などは殆ど見かけないのだが、
私もVI L型を使っていた頃は、L型の存在すら知らなかった。

ネットでの人気が示すように、キヤノンのレンジファインダーカメラを初めて使うなら実用性や操作性の面から、
このようなL型やV型よりも、P型、7型、7s型をおすすめする。
P型、7型、7s型は、ファインダー接眼窓も大きく、レンズの焦点距離に応じたフレームが表示されるなど、
一般的なカメラの操作で撮影できるので、初心者にも分かりやすく使いやすいだろう。

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