Voigtlander VITO B
- 型式:35mmレンズシャッター式カメラ
- 画面サイズ:24×36mm
- レンズ:Color-Skopar 50mm F3.5
- フィルター:かぶせ式
- 絞り:F16、11、8、5.6、3.5
- 距離:1m〜無限遠(ゾーンフォーカスマーク付き)
- フォーカス:マニュアル、目測式
- シャッター:Prontor-SVS(ビハインドシャッター)
- シャッタースピード: 300、100、50、25、10、5、2、1、B (最高速200タイプも有り)
- シンクロ:X、M レバーでセット
- セルフタイマー: 10秒、シンクロレバーをVにセット
- 露出計:なし
- ファインダー: 光学ビューファインダー
- フィルム巻き上げ:レバー巻き上げ、セルフコッキング
- フィルムカウンター:ボディ底のギヤによる手動セット、逆算式
- フィルム装填:裏蓋開閉式
- 巻き戻し:ポップアップ式巻き戻しノブ
- 製造: 1954年
1954年発売に発売された、24×36mm(ライカ)判で、固定鏡胴、
レンズはカラースコパー50mmF3.5またはカラースコパー50mmF2.8の全群繰り出しで、
フィルム巻上げでシャッターチャージされます。
距離は目測、露出計はなし、というベーシックなモデルですね。
固定鏡胴のVitoBは3種類あって、 初期型の絞りとシャッター速度をセットするもの、
そしてライトバリュー式露出セットのものと、
大型ファインダーのものですが、これは初期型のシンプルなものになります。
この初期型VITO Bは高さを抑えられて小型のファインダーがいいですね。
距離計や露出計がないので、コンパクトなカメラに仕上がっています。
Voigtlander VITO Bトップ
トップにはVITO Bのロゴ、シャッターボタン、アクセサリーシュー、ISO感度メモ付きの巻き戻しノブしかなくシンプルです。
背面にファインダー接眼窓と、フィルム巻き上げレバーが見えています。
Voigtlander VITO Bボトム
底蓋開閉式に見えますが、右側の部分が開くだけで、裏蓋開閉式です。
底部も凝った作りで、しっかり作られていてデザインも綺麗ですね。
私にはレンズシャッターのカメラはあまり相性が良くなくて、このBITO Bも手放してしまいました。
シャッターが「チッ」と鳴るレンズシャッターは、静かでストリートフォトにはいいのですが、
やっぱりフォーカルプレーンシャッターの撮ったという感じのシャッター音が好きです。
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