Nikon F Photomic FTN 前期 & Nikomat FTn 前期 |
ニコンF フォトミックFTNとニコマートFTnだ。
このニコマートという名前、「Rolleiflex Automat」はオートマットだが、何故か「Nikomat」はニコマットではなくニコマート。
地方のスパーマーケットの店名ようで、実際ニコマートというコンビニがあったようだ。
ニコンFフォトミックFTNはニコン銘だが、ニコマートFT系はニコマートFT3までニコン銘を名乗れずに終わった。
ニコマートFTnは1967年10月の発売で、その1年後の1968年9月にニコンFフォトミックFTNが発売されている。
どちらも露出計内臓で開放F値半自動設定の中央部重点TTL開放測光式だが、ニコマートFTnはボディに、
ニコンFフォトミックFTNは、ファインダーに露出計の機能を備えているのでファインダー部の大きさは随分違う。
背面 |
ニコマートFTnの重さには驚く。
ニコンFが約 685gなのにニコマートFTnは約 765gあるが、これは内蔵された露出計の差なのか。
さすがにニコンFフォトミックFTNの約 860gよりは軽いが、普及機としては外装も全て金属製で手抜きを感じられない。
大きさはほとんど変わらない。
ニコンFが147 x 98 x 54mmで、ニコマートFTnは148 x 95 x 54mmである。
肩までの高さは2mmほどニコマートFTnが高いが、なんとなくニコマートFTnの方が小さく感じる。
軍艦部 |
このニコマートFTnはモルトがボロボロで露出計不動とされていたが、確認のため電池を入れてみると見事に作動し、
それもほぼ適正露出だ。
ニコンFフォトミックFTNは露出計は動くが正常でない。
Nikon F Photomic FTN & Nikomat FTn |
一眼レフはブラックボディーが好みだが、ニコンのブラックボディとしては、このニコマートFTnが手頃だ。
ニコンFフォトミックFTNが0.7諭吉で、ニコマートFTnが0.5諭吉だったが、ボディ遊びにはこの程度がいい。
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