2023年11月3日

富士フイルムがヘン

富士フイルム

X-T5、X-S20が受注停止らしいが、富士フイルムのカメラ事業はどうなってるのだろうか。

富士フイルムモールでXシリーズを覗いてみると、X-S20、X-T5、X100Vが注文受付停止、
X-H2とX-H2Sは6週間の入荷待ちという状況になっている。
つまりXシリーズですぐ手に入る機種はないということで、ほぼ全滅である。
カメラメーカーとしては異常な状態だろう。

海外ではX-S20、X-T5も在庫があるようなので、なんだかX-E4と同じようだ。
X-E4は国内でディスコンになってからも海外では販売継続、
海外でディスコンになったのは、その1年後ぐらいである。

メーカーからの公式の説明がないので状況がはっきりしないが、一般的な電気製品と違って、
カメラは嗜好性の高いものなので、この状況ではユーザー離れが進むかもしれない。

よく噂になっている理由に、特殊なX-Transセンサーなので、簡単に追加発注できないため、
販売予測を立てて一括発注していて、余ればセンサー消化機種と言われるX-E系で消費、
なくなればディスコンにする。
X-E4がその例で、第4世代のX-Transセンサーが、あまり余らなかったので、
残りをX-S10に回してX-E4は早々にディスコンにしたのかもしない。
ただ、X-T5、S-20は第五世代が始まったばかりの機種なので、これには当てはまらないと思うが、、、

そのほかにも海外マーケット優先の販売体制だろうとか、販売予測が甘いとか、憶測されている。

コダックや小西六と同じように写真フィルムを売るためにカメラを作っていた企業だが、
カメラで利益をあげられないので消極的になってきたのだろうか。
このように長期に渡っての商品不足が続くと、カメラの生産を続けるつもりがあるのかと疑ってしまう。
初期のカメラ開発のコンセプトも薄れてきているようでもあり、オリンパスのようになって欲しくないのだが、、、

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