Marantz CD-23
CDプレーヤーを使わなくなってどれぐらい経っただろうか。
このMarantz CD-23はミュージックリンク シリーズの一環として1994年に発売されたようだ。
所有しているMarantz PH-1が1991年の発売なので、この時のカタログには掲載されていない。
このトップローディングのスタイルには魅了されたが、手にすることはなかった。
実際に使っていたのはMarantz CD-95だった。
この時期のマランツはフィリップス傘下だったので、フィリップスのCDプレーヤーと同等である。
D/A変換には、フィリップス・マランツオリジナルのクラウンマークが刻印されたTDA-1541A S-1が使われている。
チャンネル当たり2個のD/Aコンバーターを使ったプッシュプルD/A変換方式、
オーディオ接続
CDのリッピングとリッピングした音源の再生はMacBook Proとミュージックアプリで、
音源はCrucial X6 SSDに保存している。
SACDやハイレゾでなくて16bitと44.1kHzのCD規格だが、オーディオコーデックは無圧縮のAIFFに設定。
Macのミュージックアプリは、iPhoneのiTunes Remoteアプリでリモコン操作もしている。
MacBook ProのUSB出力はGIISSMOドッキングステーション経由で、アンプのSW-T20/USBのUSB入力に接続、DACは48kHzまでの対応なので、MacBook ProのAudio MIDIアプリの設定はCD規格の44.1kHzにしている。
48kHzに設定するとアップコンバートされるので、少し音が引っ込んだ感じで輪郭がボヤけるような気がする。
音源のサンプリングレートのままで送り出す方が良さそうだ。
音質調整はSW-T20/USBのトーンコントロールか、ミュージックアプリのグラフィックイコライザーを使っている。
SME 3010RとMarantz PH-1 Phono Equalizerの接続は、おそらくSME 3010Rの同梱品と思われる、
フォノケーブル90cmを使っている。
トーンアーム からの信号は1m前後のフォノケーブルを前提としているので、短くても長くても良くないそうだ。
Sharp Aquos
TVとSW-T20/USBはアナログのRCA接続である。
光デジタル出力があるのでDAC経由で繋いでみてもいいが、リモコンで音量調整が出来なくなるのが辛い。
スピーカーのJBL MODEL 4312AはTAOC スピーカーベース 300DHの上に置き、間に10円硬貨を挟んで、
銅製インシュレーターとしている。
JBL MODEL 4312Aはオーバーホールが必要だと思うが、購入した時の費用より高くなるのが確実なので無理、
なんとか好みの音で今も鳴っているのでこのまま使っている。
電源タップはノイズフィルターと極性テェック付きのaudio-technica AT-NF62を使用、一応極性は合わせている。
この中で比較的新しいものはMacBook Pro、SW-T20/USB、ケーブルぐらいで、あとは40年程前の機材だが、
とにかく、自然な音の輪郭とメリハリで、聴き疲れがなく長時間聴ける再生ができている。
いい音かどうかは部屋の状況や、耳の状態、年齢によっても変わってくるので、
それぞれに合った好みの音で聴ける機材と調整でいいのだろう。
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