MINOLTA mini35
- 製品名:スライド映写機
- 型名:MINOLTA mini35
- 投影レンズ:P-ROKKOR 75mm F2.5
- 製造年:1956年 (昭和31)
- アクセサリ:
オートチェンジャー
ストリップフィルムキャリア
縦型フィルムキャリア
ブロワ
ランプ
昔、月刊の漫画雑誌の付録に組み立て式の幻灯機があったのを思い出す。
もちろん子供用の付録なので厚紙で組み立てるようになっていて、普通の白熱電球で壁に投影するもので、
漫画や、絵などのフィルムもついていて楽しいものだった。
この「MINOLTA mini35」はスライド映写機でリバーサルフィルムを投影するものだが、原理は幻灯機である。
「MINOLTA mini35」はリバーサルフィルムで撮り始めた頃に、金属製でレトロなデザインが気にって。
中古で買ったものである。
35mmフィルム用だが、「MINOLTA MINI 16」や「MINOLTA MINI 44」もあったようだ。
同じような製品が、各カメラメーカーから発売されていたのでOEM製品だろう。
使う時はロックボタンを押しながら、カバーを上に回転させるように持ち上げるとレンズが前進する。
そしてスライドチェンジャーを上から差し込めば準備は完了である。
あとはマウントされたフィルムを上から差し込み、チェンジャーをレンズの方にスライドさせれば映写できる。
映写機用ランプは富士電球のFP-8 100V100W が適合するらしいが、今はもう廃盤となっている。
今は、なんとかランプは点灯しているが、このランプが切れたらもう交換ランプは手に入らないだろう。
- 映写機用ランプ:FP-8 100V100W 富士電球 ミノルタmini35に適合
- 口金:BA15s
- 色温度:2970K
- 全光束:1800lm
- 光中心距離:35mm
- 全長:79.4mm
- 径:25mm
ツインキャビン
「MINOLTA mini35」は少し使っていたが、オートチェンジャーを持ってなかったので使い勝手が良くなかった。
よく使っていたのは、その後に購入した「ツインキャビン 」で、投影と内蔵スクリーンへの切り替えができたので、
付属のネガキャリアを使ってモノクロネガの確認に使っていた。
「ツインキャビン」はもう手元にはないが、「MINOLTA mini35」は金属製でレトロ感があったので残していた。
今はリバーサルフィルムもデジタルスキャンして、モニターで見ることができるので、
このような機材はもう無用だろう。
0 件のコメント :
コメントを投稿