MuseScore 4
ギターの楽譜を作成するのに、今まではGuitar Proを使っていましたが、
クラシックギター の楽譜はフリーソフトで作成することにしました。
フリーソフトとしては、有料ソフトの無料版でFinale NotePad、Sibelius First - Avid、Dorico SE、
スコアメーカーZEROなどがあり、またMacで使えるギター用のタブ譜作成ソフトとして、
TuxGuitarがありますが、どうも使いにくいのです。
Macで使うとすれば、やっぱりMuseScoreということになります。
MuseScoreは完全なフリーソフトながら、ここまでの機能を備えているのもすごいですが、
楽譜の仕上がりが綺麗なのがいいのです。
五線譜
編集し直したものですが、綺麗に仕上がりました。
MuseScoreは自動配置がうまく働いてくれるので、完全にインポートできていない部分も簡単に修正できました。
クラシックギター の楽譜では運指の表記も大切なのですが、
自動配置で、左指を符頭の左、右指を音符の上か下に配置してくれます。
それと段ごとの小節数の設定も重要ですが、段の小節数の変更や改段も簡単にでき、
よく使うセーハの指定、繰り返しやジャンプの機能も十分備わっています。
ギター用のパレットも用意されていますが、基本はピアノ譜なのでギター特有の奏法の記述は不足していますが、
ハンマリングオンやプリングオフはスラーで、スライドはグリッサンドで代用することができます。
五線譜とタブ譜
クラシックギター の楽譜は五線譜に運指を記したものが一般的でしたが、
今ではタブ譜付きの楽譜も多いようです。
Guitar Proの楽譜をインポートしても、タブ譜はインポートされなかったので、五線譜から自動作成しました。
タブ譜は五線譜と連動したものと、独立したものを選んで作れますが、五線譜から連動したタブ譜を作るのは、
一度連動した五線譜を作って、それをタブ譜に変更するという手順のようです。
タブ譜は簡易、共通、完全の三種を選べますが、この「Tango」は簡易型で作成しています。
それと、タブ譜の表示と非表示の切り替えはクリックするだけなので、五線譜だけを表示したい時も簡単です。
写真付きの表紙を作ったり、スコアシートに色をつけたりできますが、
スコアシートの色はエクスポートや印刷に反映されないのが残念です。
使ったのはMuseScore 4ですが、この最新版はUIも変更されて、不具合も多いらしくて評判は良くないようですが、
さほど大量に楽譜を作ることはないので、しばらく使ってみることにします。
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