このエッジの仕上げ方で持った時の感じが大きく変わるのだが、
エッジが丸いとプラスチック感が増し、エッジが尖っていると金属感があるように思える。
1959年発売のニコンFもエッジが尖っているが、このために一般的なカメラの倍以上のプレス時間をかけたそうで、
今も同じ方法なのか分からないが、手間がかかるにちがいないだろう。
ライカX1もエッジが尖っているので、軽量なカメラのわりに持った時に存在感が味わえるのだ。
Fuji X-E4 |
このX-E4も持ってみると、手のひらに尖ったエッジが当たり、
カメラのカタマリ感と剛性を感じさせてくれてシャッターを押したくなるのだが、
この感覚はエッジの部分が面取りされているX-E1では味わえなかった。
やはり、デザインと作り込みで印象が大きく変わるものだ。
メーカーとしては、エッジを尖らせることは塗装が剥げやすくなるので躊躇するだろうが、
撮影者にとっては、尖っていることが写真を撮ろうとする気持ちを昂らせてくれる要素になるだろう。
2 件のコメント :
こんばんは。
エッジがたったボディ、良いですね。
確かに塗装が剥げそうで、メーカーはクレームを恐れそうです。
真鍮製のトップ、ボトムカバーの剥げたボボディなど素敵ですね。
こんばんは。
エッジがたっていると持ってる感があるので、
ついついエッジを触ってしまいますよね。
ニコンFなどは塗装が薄いので尖ったとこから、
真鍮の地肌がすぐ現れてしまいます。
キヤノンF-1はエッジが少し丸く、
塗装も厚かったので剥げにくかったですね。
ニコンFは真鍮、ライカX1はアルミ合金、
フジX-E4はマグネシウム合金と、
素材が違いますが尖っていていい感じです。
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