Industar-22 50mm F3.5 |
- 名称:Industar-22(ИНДУСТАР-22)
- 焦点距離:50mm
- 口径比:1:3.5
- レンズ構成:3群4枚 テッサー型
- 絞り:F3.5, 4, 5.6, 8, 11, 16(クリックなし)
- 絞り羽根枚数:8枚
- 最短撮影距離:1m
- レンズマウント:L39(ライカLマウント)
- 全長:36mm
- 最大径:47(54)mm
- 重量:110g
- 製造年:1949年頃
- 製造:KOMZ(カザン光学器械工場)
インダスター22といえばKMZ(クラスノゴルスク機械工場)製のものが多いが、これはKOMZ(カザン光学器械工場)製である。
1949年頃に製造されたらしいが、数が少ないということは製造量の関係で一時的にKOMZで製造したのだろうか。
外観はロシヤレンズらしくてクロームメッキもテカテカしすぎで、まるでオモチャに付けられたメッキのようである。
外観はロシヤレンズらしくてクロームメッキもテカテカしすぎで、まるでオモチャに付けられたメッキのようである。
ライカA36レンズキャップ |
INDUSTAR-22はFED INDUSTAR-10の後継レンズで、レンズ構成はテッサー型だが外観は沈胴型エルマーなので、
A36のレンズキャップが使える。
このレンズにはレンズキャップが付属していなかったので、余っていたライカのA36レンズキャップを付けている。
Industar-61 L/D 55mm F2.8 |
以前、Industar-61 L/D 55mm F2.8を使ってみたが、 テッサー型という描写でもなく、
かといって柔らかさも少なく平凡なレンズのように感じて、あまり好みではなかった。
インダスター22は軟調レンズでありコントラストも低く、テッサー型のレンズ構成とはいえ、
このレンズに鷹の目テッサーを期待してはいけない。
とにかく柔らかい描写のレンズで、絞りを絞っても解像度は上がるが、それでも柔らかささが残っている。
これはインダスター61とはかなり違っているところだ。
かといって柔らかさも少なく平凡なレンズのように感じて、あまり好みではなかった。
インダスター22は軟調レンズでありコントラストも低く、テッサー型のレンズ構成とはいえ、
このレンズに鷹の目テッサーを期待してはいけない。
とにかく柔らかい描写のレンズで、絞りを絞っても解像度は上がるが、それでも柔らかささが残っている。
これはインダスター61とはかなり違っているところだ。
2 件のコメント :
こんばんは。
ロシアンレンズは、写りの評判は良いみたいですけど、個体差はけっこうあるのでしょうね。
オールドレンズ全般に当てはまりますけどね。
こんにちは。
そうですね〜 個体差はあるでしょうね。
特にツァイス接収直後の材料を使ったものと、その後でも違うようですね。
昔のレンズは職人の手が入る部分も多いので、仕上がりや精度に差が出るようですが、
それも含めてレンズの味で、自分の好みの描写をしてくれると嬉しいですよね。
今のように、どのレンズも良く写ると面白くないです(笑)
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