YouTube: Josef Sudek — «Жить своей жизнью» 1963
ヨゼフ スデク(1896-1976)
「プラハの詩人」と呼ばれたチェコの写真家である。
戦争で右腕を失い、片腕で木製の大型ビューカメラを担ぎ、プラハの市街地や近郊の風景、静物などを詩的に表現した写真家だ。
スデクの作品は戦争の影響から、スタジオや自宅周辺で撮影されたものが多いようで、
1944~1953年に撮影された「The Window of My Studio」が、それを物語っている。
この「スタジオの窓辺より」という作品を見ていると、ドアノーの「動かずにいることの効用」という言葉が浮かんでくる。
濡れた窓ガラスとコップの中のバラ、野原と樹、濡れた舗道と灯り、聖ヴィート大聖堂に射し込む光、雨上がりの庭の輝き・・
このスデクの光の捉え方が好きで、どうすれば、このような光を捉えられるのか・・
いつも考えさせられる。
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Olympus PEN E-P5 Leica Summar 5cm F2 |
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Olympus PEN E-P5 Leica Summar 5cm F2 |
4 件のコメント :
動画に見入ってしまいました。
戦争で右腕を亡くしたヨゼフ スデクの姿と
今日が広島原爆記念日だと言うことと
直接の関係はないのかもしれないけれど 重なってしまいました。
自分は何のために写真を撮っているのだろうと、考えてしまいます。
Blues Walkさんの2枚の写真とも 光を上手く捉えられていいなぁと思いました。
戦争というのは何年過ぎても、その爪痕が消えないものですね。
片腕をなくして不自由でありながら、
大きなビューカメラと三脚を担いで、光を求める様子は感動します。
いつもの風景から、生き生きとした光景を探し出すスデクの目は鋭いですね。
写真を撮る意味というのはずっと付き纏うものですが、
それを考えさせられます。
こんばんは。
私も大好きな写真家で、写真集を見ては感嘆のため息の連続です。
こんな風に撮れるといいのだけれど・・・。
こんにちは。
「プラハの詩人」ですね。
これほど特徴的に光を捉えた作品は、見るほどに刺激されますよね。
私も、このように光を焼き付けた詩的な写真を撮りたいのですが・・・
今一番、写真展でオリジナルプリントを見たい写真家です。
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