2017年10月16日

Canon F1 前期型

Canon F-1前期変更型

この前にモルトを貼り直したCanon F1だが、使わなくなって随分になる。
残っているレンズも2本だけで、アクセサリーも少しだ 。

  • 型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフレックスカメラ
  • 画面サイズ:24×36mm
  • マウント:外爪バヨネット式(スピゴット式)FDマウント
  • シャッター:4軸式金属幕横走行フォーカルプレーン1/2000〜1秒、B、X
  • フラッシュシンクロ:FP、X接点自動切り換え式、ドイツ型ソケット
  • ファインダー:ペンタ着脱可能アイレベル式、倍率0.77倍、視野率97%
  • 露出制御:TTL開放追針合致式中央部分測光(中央12%部分)
         TTL絞り込み定点合致
  • フィルム感度:ISO 25~2000
  • フィルム装填:ロック機構付き裏蓋開閉スプール差し込み式
  • フィルム巻き上げ:上部レバー180度回転(小刻み巻き上げ可能)、予備角15度
  • フィルムカウンター:順算式 0~40目盛り、裏蓋開放連動自動復帰
  • フィルム巻き戻し:折り畳み回転クランク式
  • 電源:HD型水銀電池1.3V 1個
  • 大きさ:147×99×43mm
  • 重さ:820g(ボディ)
  • 発売年月 1971年(昭和46年)3月
  • 発売時価格 78,000円(ボディ)


Canon F-1前期変更型

このF1は型式としては前期型だが、F-1改(後期)が発売されたときに有償で前期型に対応した変更がされている。

F-1改(後期)では
  • 標準フォーカシングスクリーンをAスタイル(マイクロプリズム)からEスタイル(スプリットイメージ)へ変更
  • 巻き上げレバーのオフセットを15度から30度に変更
  • 巻き上げ角度を180度から139度に変更
  • 巻き上げレバーにプラスチック製チップを追加
  • 最高ASA感度を2000から3200へ拡大
  • シャッターボタンの受け皿を大型化
  • シンクロターミナルのソケットを抜け止め式にする
  • バッテリーチェックからの自動復帰
  • 裏蓋をメモフォルダー付きに変更
などの仕様変更がされた。


シャッターボタンの受け皿を大型に変更

前期型の受け皿は小さくシャッターを押したときの安定が良くなかったのだが、受け皿が大きくなったので、
シャッターが押しやすくなった。
所有のF1にF-1改の変更を加えた大きな理由は、この受け皿の改良があったからである。

大きくなった受け皿はシャッター スピード ダイヤルに干渉するので、ダイヤル側がカットされている。


バッテリーチェックからの自動復帰は変更なし

電源ダイヤルを"C"に回すとバッテリーチェックが出来るが、ダイヤルを離すと"OFF"に戻るようになった。
あまり必要なかったので、この変更はしていない。


最高ASA感度を2000から3200へ変更

ASA感度ダイヤルに3200が追加され、最高ASA感度が2000から3200へ拡大された。
これはモノクロフィルムの増感撮影に少し役だった。


裏蓋をメモフォルダー付きに変更

裏蓋のメモフォルダーは、メモフォルダーの付いた裏蓋に交換するということである。
なので、元のメモホルダーが付いていない裏蓋も残っている。


シンクロターミナルは変更なし

シンクロターミナルの抜け落ち防止のためにソケットが抜け止め式になったが、
あまりシンクロターミナルを使うことがなかったので変更をしていない。


巻き上げレバーは変更なし

巻き上げレバーはプラスチック製チップ付きになり、オフセットを15度から30度に、
巻き上げ角度を180度から139度に変更された。

これは有償変更の対象だったか定かでないが、どちらにしてもプラスチック製チップ付きよりも、
この前期型の巻き上げレバーの形が好きだったのと、小刻み巻き上げを使って2回巻き上げをしていたので、
巻き上げ角はあまり気にならなかった。
なので巻き上げレバーは、そのままである。

F1は、このように前期型が一部分変更されている個体もあるので、F-1改(後期型)と間違えないようにしたい。

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