2025年10月30日

Mac Musicアプリ覚書き

macOS Music

音楽ファイルの管理には以前からMacOS付属のミュージックアプリを使っている。
Musicアプリはダウンロート購入のiTunesアプリにストリーミング配信のApple Musicを追加したもので、
今でもiTunes Storeは利用できるようだ。
iTunesからあったライブラリー機能は、Musicアプリでもそのまま使える。

所有しているCDも全てMusicアプリでリッピングしてSSDに保存し、
LPレコードも一部だがタイトルだけを管理している。
今はサブスクのストーリームが主流だが、SSDのデジタル音源でプレイリストを作れるので便利である。

けれど、Musicアプリは少しクセのあるUIなので、操作方法を忘れたり、分からなくなったりするので、
今まで経験した操作のメモを覚書とした。

OSはmacOS Catalina(10.15.7)で、Musicアプリはバージョン1.0.6.10である。

  • 一つのアルバムが複数に分かれた場合
    分かれたアルバム全部か、曲全部を選択して、
    「さまざまなアーティストの曲のコンピレーションアルバム」にチェックを入れる。
    一つにまとまれば、「さまざまなアーティストの曲のコンピレーションアルバム」のチェックを外す。

    または、分かれたアルバム全てを選択し、アルバム名に一つスペースを追加するなどして変更する。
    一つにまとまるので元のアルバム名に戻す。
    また分かれることがあるが、これを繰り返すと分離しなくなる。

  • 登録したアートワークが表示されないとき
    Mac OSを再起動するとアートワークの画像が確定されて表示されることがある。

  • アートワークが勝手にアップデートされる
    「アートワークを自動アップデート」の項目のチェックを外す。

  • アートワークを曲ごとに設定する。
    曲の情報を開いてアートワークを登録する。
    再度開くとアートワークは表示されないが有効である。
    曲のアートワークを取り出したいときは再生中の曲のサムネイルをドラッグ アンド ドロップする。
    先頭の曲のアートワークがアルバムのアートワークになる。
    アルバムのアートワークで設定すると全ての曲に同じアートワークが適用される。
    ミニプレーヤーを表示して全画面にすると再生画面に曲のアートワークが表示される。

  • 曲のライブラリーへの追加
    外部メディアにmusicフォルダーを設定しているとき、外部メディアを接続していないと、
    デフォルトのmusicフォルダーに追加される。
    これを外部メディアのmusicフォルダーに移動する時は、曲のフォルダーを移動後、
    そのフォルダーをアルバムに追加すれば、曲情報が外部メディアのmusicフォルダーの曲に上書きされる。
    1曲目だけ新旧とも残る時があるが、古い曲を削除すればいい。

  • プレイリスト画像を変更する
    プレイリスト画像の上に新しい画像をドラッグ アンド ドロップする。
    またはプレイリスト画像の上でクリック、表示された編集メニューから編集をクリック、
    画像をドラッグ アンド ドロップする。
    この場合は4分割にできない。

  • プレイリスト画像を4分割にしたい時
    新規プレイリストを作って、そこにプレイリストの全曲をドラッグ アンド ドロップすると、
    4分割画像が作られる。

  • 曲順の変更
    プレイリストの曲順は曲のドラッグで変更でできる。
    アルバムの曲順はトラックナンバーの変更でできる。

  • アルバムの並び順をジャンル、アーティスト、発売年順にする
    並び順は2階層なので、1番目にジャンル、2番目にアーティストを指定すると年順が指定できない。
    この時は「アルバムの読み」に発売年を入力すると1番目にジャンル、2番目にアーティスト、
    3番目に発売年という順に並べることができる。
これらの方法は環境の違いで異なるかもしれないので、試みる時はバックアップが必要になる。

2025年10月21日

帰ってきた Lightroom 5

Lightroom 5

macOSをCatalinaからMontereyにして快適に使えているが、このOSもサポートが終了しているので、
いずれ、Sonomaにアップグレードしないといけないだろう。

Montereyは動作も軽くていいのだが、写真現像アプリのSILKYPIX Developer Studio Pro11が、
使えなくなってしまったことが残念だ。

起動はできるのだが、写真のサムネイルをスクロールすると、すごく重いのである。
Sonpmaではレインボーサークルが回りっぱなしで、全く使い物にならなかったが、
Montareyでは大丈夫だろうと思っていた。

けれどスクロールするとレインボーサークルは出ないが、遅延がかなり大きく、
思い通りにスクロールができないので、使い物にならないのである。

SilkypixはMacとは相性が悪いようで、Windows版ではできているプリセットのプレビュー表示ができないなど、
不具合が多い。
最新のSILKYPIX Developer Studio Pro12は、Appleシリコンへの対応が難しいのかWindows版のみである。
やはりWindows向け写真現像アプリなのだろう。

今インストールされている他の現像アプリは、Luminar AI、Macの写真、Lightroom 5である。
Luminar AI、Macの写真は使えそうだが、今一つ満足しない。

Lightroom 5は、macOS Catalinaで画像が乱れて使えなかったので、SILKYPIX 11に切り替えたのだが、
そのLightroom 5はどうなのだろうかと起動してみたら、Catalinaのときのような画像の乱れもなく、
動作も軽く問題なく使えそうなのである。

ということで、一番最初に使った現像アプリのLightroomに戻った。
Lightroom 5は、2013年にリリースされたので12年前の現像アプリだが、まだ使えるというのも驚きである。
Fuji X-E1のRAWプロファイルは入っているが、X-E4はRAWプロファイルがないので、JPEG現像のみになる。
今のようにAIなど複雑な機能はないが、シンプルな操作で、基本の現像機能は備わっているので使いやすい。

2025年10月15日

macOSをMontereyに

macOS Monterey

今まで使っていたmacOS CatalinaをMontereyにアップグレードした。
さすがにCatalinaでは、動作が不安定なアプリが増えてきたからである。

Safariでは表示されないウェブコンテンツも多くなっていて、
このブログを作成しているウェブアプリも、通常の方法では写真をアップロードができなくなり、
Finderから直接ドラッグ&ドロップしていた。
SILKYPIX 11も外部ディスプレイが使いにくくなるなど不安定に。

macOSの最新版といえば今はベータ版で2026年にリリースされる、macOS 26 Tahoeだが、
今使っているMacBook Proはサポートされないようだ。

今使える正式版は2025年にリリースされたmacOS 15 Sequoia なので、
これを外部ストレージのバックアップ用Catalinaに、上書きアップグレードしてみた。
けれどアップグレードに失敗、途中で再起動が完了しなくなり、再起動を繰り返すばかり。

Sequoiaは、あまり評判が良くなくて、Wi-Fiが切断されたりBluetoothが繋がりにくい、
外部モニターが認識されないなど周辺装置との不具合が多いらしい。

それでSequoiaは断念して、1世代前のmacOS 14 Sonomaを外部ストレージにインストールして、
今よく使っているSILKYPIX 11、Luminar AI、MuseScore 4の動作確認をしてみたが、動作が重いのでこれも断念

結局、2021年リリースのmacOS 12 Montereyを上書きインストールすることに。
今更のMontereyだが、Catalinaと操作性も大きく変わらなくて、動作も重くならないので使いやすい。
Catalinaで起きていた不具合も解消されたので、しばらくはMontereyで使っていけそうだ。

2025年10月3日

耳コピに便利

chordify

最近は、Musescoreでバンドスコアを作るのがマイブームになっているが、
市販の楽譜がないときや、ネットでの不完全な楽譜の場合は耳コピが頼りで、
そのときにchordifyというサイトを利用している。

chordifyはYouTube上の楽曲のコード進行を自動解析するサイトであるが、
これが楽曲のイントロやインターバル、バッキングなどの耳コピにも役立つように思う。

コード進行の自動解析の結果は、4拍子の曲だと1小節4拍の構成で方眼で区切られているので、
コード表記をガイドにして、目的の方眼をクリックすれば、そこの音から再生される。

無料版なのでリピート機能はないが、同じ方眼をクリックすれば繰り返し再生できる。
音源だけだと1拍だけを繰り返し再生するのは難しいが、
このようにすれば、1拍だけを繰り返し再生することができるので、音の確認に便利である。


バンドスコア

オリジナルの音源だけでは拍がずれてしまったり、コードと合わない音程になってしまうこともあったが、
コードと重ね合わせて音を確認できるので便利だ。

素人なので雰囲気だけのバンドスコアだが、こういうツールを使って、なんとか耳コピができている。