2024年2月9日

レンズフィルターに拘るとキリがない


Leica Summaron 3.5cm F3.5

L39マウントの「Leica Summaron 3.5cm F3.5」のフィルターのことである。
このレンズのフィルターは特殊で、レンズの周囲に22mmのフィルター取り付ネジが切られているのだ。


Leica Summaron 3.5cm F3.5 + ケンコー22mmフィルター

この小さいサイズのフィルターは少なく、ケンコーが販売している。
なので、ケンコーの22mmを付けていたのだが、これは厚みのある普通の形状なので、
レンズ先端から飛び出していて金属製のカブセ式レンズキャップが付けられないので、
ビニール製の深いカブセキャップを付けていた。


ケンコーの22mmフィルターとUNX-9617 φ22mm フィルター

その後にUNが22mmで厚さ1.2mmの平型フィルターを発売したのが、もうケンコーのフィルターを付けていたので、
しばらくは無視していたが、やっぱり気になって購入してしまった。


Leica Summaron 3.5cm F3.5 + UNX-9617 φ22mm フィルター

UNは平型フィルターなので普通のA36の金属製のカブセ式レンズキャップが付けられるからという、
それだけの理由だ。


Leica Summaron 3.5cm F3.5 + A36のカブセ式フィルター

それに22mmのフィルターでなくても、Summaron 3.5cmにはA36のカブセ式フィルターが付けられるのである。
だったらそれでいいだろうが、せっかくの小さなレンズが大きくなってしまうので、
デザイン的に22mmの方が好みというだけのことである。


Canon L3 + Leica Summaron 3.5cm F3.5 + UN22mmフィルター

「UNX-9617 φ22mm」はSCHOTT社製のガラスを採用しているという文言にもくすぐられてしまう。
ただ「フィルター枠への彫刻はシンプル性を追求した為、最低限のフィルター径のみを彫刻致しました」
という製品説明だが、それならば白文字ではなくて黒のエンボス文字にして欲しかった。
小さなフィルターに、この白文字は逆に目立つのだ。

カメラ好き、レンズ好きの変なこだわりである。

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