Fuji X-E1 Fuji XF18-55mm F2.8-4 R Luminar AI |
2021年1月30日
2021年1月28日
Fuji X-E4で思うこと
Fuji X-E4 Front |
Fuji X-E4が発表されたがデザインを見て思ったのは、やっとグリップがなくなったということである。
X-E1とは全く別のカメラのようになってE型のコンセプトが大きく変わったようで、
X-E3のように中途半端な変化ではなく、このように思い切った変化もいいかもしれない。
X-E1のデザインはあの大きさだから似合っているが、サイズが小さくなったX-E4にはこのシンプルなデザインが合っていると思う。
中途半端なグリップや内蔵フラッシュがなくなり、エッジの立った上部カバーやトップまで真っ直ぐ立ち上がったサイドラインが、
スッキリとしたコンパクトフィルムカメラのフォルムのようで、
今のボタンやレバーの多いデジタルカメラに慣れた方には不満だろうが、フィルムカメラを使っていた私には嬉しい。
SSダイヤルにPを設けたということは、エントリーからミドルをカバーするモデルなのだろう。
Pモードで使い始めたエントリー層が買い替えすることなく、SSや絞りを意識したミドル層へと移ることができるのはいいことだ。
フォーカスモード切り替えレバーがなくなっているが、これは底部に移動したのかなとも思ったがメニューから切り替えるようだ。
あまり頻繁に使わないので、これでもいいかなと思う。
Fuji X-E4 Rear |
コマンドダイヤルがなくなったが、MFアシストの拡大表示はどうするのだろうか。
MFレンズを使うことが多いのでこれは問題だが、「リアダイヤルの機能をフロントダイヤルに集約」ということなので、
フロントダイヤルを押し込めば拡大表示ができるということなんだろうか。
または、Fnボタンに割り振れるのだろうか。
MFレンズでの操作性が悪くならなければいいが・・・
背面のグリップもなくなってスッキリしたが、これはサムグリップを使えばいいのであまり苦にならないが、
Qボタンが押し辛くなりそうだ。
ストラップ金具がA型のように平型に変わっているが、この金具なら横吊りではなくファインダー側サイドの下部に付けて、
ライツミノルタCLのように縦吊りにしても面白かったと思うが、チルトモニターになったのでダメなんだろう。
Fuji X-E4 Black |
私にとってはX-E4は好印象で、レンジファインダー用のマニュアルレンズが似合うデザインのカメラであり、
X-E1にない最新のフィルムシミュレーションも使えるので、
操作性が良ければ、手放したオリンパスPEN E-P5の代わりや、X-E1のサブとしてもいいかなと思う。
X-E1は迷うことなくブラックボディだったのだが、X-E4はX-E1のような精悍さがないデザインなので、
シルバーも良さそうでブラックボディと迷ってしまうが、質感はどうなのだろう。
2021年1月26日
2021年1月23日
2021年1月21日
2021年1月18日
2021年1月15日
2021年1月12日
LightroomとLuminar
Luminar AI |
Macのシステムを新しくすると、アプリの問題が必ずついてくる。
つまり正常に動作可能か否かだ。
今のところMacOS Catelina ではLightroom 5は問題なく使えているが、今後どうなるかわからない。
lightroomの代替えアプリとして開発されたLuminarは操作性が似通っていたので、気になっていたアプリだが、
初期バージョンは写真データの管理機能がなかったので代替えにはならなかった。
最近のバージョンでは写真データの管理機能も充実してきたようなので、Luninar 4とLuminar AIの試用版を試してみた。
Luminar AIはLuminar 4の後継版ではないと言うことなので、Luminar 5のためのアンテナアプリなんだろうか。
AIの評価がLuminar 5に反映されることを期待したい。
Luminar 4にしてもLuminar AIにしても機能的には似通っていて、LightroomにPhotoshopを付け加えたようなもので、
Photoshopでの加工に当たる部分を自動化してAIと称しているように思える。
Luminar AI エッセンシャル (SKYLUMより) |
使ってみて感じた事は、Luminar 4よりLuminar AIの方が動作が軽いということである。
カタログでの写真のサムネイルはLuminar 4より見やすく表示も速いように感じる。
Luminar 4は基本的な処理でも、風車マークが回るようにモッサリとした動作だが、
Luminar AIでは、よほど重い処理でないとそれを感じない。
この操作感を考えるとLuminar AIを選びたくなる。
基本的にはLightroomと同じ感じの操作感であり、AI機能を使わなくてもマニュアル現像もできる。
エッセンシャル、クリエイティブ、ポートレイト、PROとローカルマスキングがあるが、
基本的にエッセンシャルとPROとローカルマスキングを使えばLightroom的に使うことができると思う。
Luminar AI カタログ(SKYLUMより) |
写真データ管理の面では自分のワークフローに合わないのが不満だ。
今はカメラからSDカードを取り出してSDカードリーダーに差し込めば、MAC OSが自動的にLIghtroomを立ち上げて、
LigjtroomはSDカードの写真フォルダーを開き読み込む状態になるまで進むのだが、
Luminar AIはSDカードからの読み込みは、読み込みたい親フォルダーの上で右クリックして、
ポップアップメニューから指示しないといけない。
さらにSDカード内の写真データも自分でフォルダーを開く必要があり、毎度これらをしないといけないのは面倒である。
+の記号が写真データのフォルダーの読み込みなのだが、ここにSDカードからのインポートも含めて欲しい。
インポートする写真のフォルダーは年、月、日の階層だが、Lightroomと同じように自動生成してくれる。
Luminarの良い点は、Finderでフォルダーの操作をしても自動的にカタログに反映してくれることで、
Lightroomでは同期操作が必要である。
Luminar AIを使ってみて自分のワークフロー面で困ったのは、次のようなことであった。
Lightroomのようにファイル出力でのプロファイルがないこと。
規定値の設定がカタログ化できないので、ブログ用のフォルダーや写真サイズを毎回指定しないといけないのはめんどうである。
Luminar 4にはあったカラーマークが、Luminar AIではなくなってしまったこと。
Lightroomではカラーラベルを使って写真の選別をしているので、これがないとワークフローに支障が出る。
サブモニター機能がないこと。
Lightroomでは外部モニターに現像中の写真を大きく表示できるので、
操作モニターと現像の基準としているモニターを使い分けることができる。
メタデータが使えないこと。
メタデータでの絞り込み検索機能がないのでカメラ名やレンズ名などのメタデーターで写真を絞り込むことができない。
マニュアル操作のレンズやカメラを使うことが多いので、Lightroomではレンズ名などをメタデータのキー項目に追加していたが、
これはExifに追加しておけばよかったと後悔である。
試しにPhoto Meta EditでExifにカメラ名とレンズ名を入れてみるとluminar AIで正しく表示された。
こういった写真編集アプリを使うユーザーは、フィルムカメラやマニュアルレンズを使うことも多いので、
Luminar自体でカメラ名やレンズ名をExifに追加できる機能が欲しい。
Lightroomユーザーからの乗り換えを目指した初期バージョンからすると、全体的に使いやすくなってきているので、
Lightrommと併用もしくはプラグインとしてLuminar AIを使ってみることもアリかもしれない。
2021年1月7日
2021年1月4日
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