Gerda Taro
昔、リアリズム写真という表現から、ノートリミング、非演出ということが重要視されたことがあった。
けれど、ドアノーの「市役所前のキス」は役者を使った演出写真で、後にモデルだったと称する者が多数現れ、
訴訟にまでなっている。
トリミング否定派のブレッソンの「決定的瞬間」も、トリミングされているのはよく知られている。
トリミング否定派のブレッソンの「決定的瞬間」も、トリミングされているのはよく知られている。
ロバートキャパの「崩れ落ちる兵士」は演出ではないが、撃たれた瞬間ではなく、
足を踏み外して転げる瞬間でゲルダ・タローが撮ったと推察されている。
余談だが、ロバートキャパ自体もアンドレ・フリードマンとゲルダ・タローが作り上げた写真家であったともいわれている。
余談だが、ロバートキャパ自体もアンドレ・フリードマンとゲルダ・タローが作り上げた写真家であったともいわれている。
植田正治さんは家族をモデルにしての、堂々とした演出写真で表現されている。
演出であってもトリミングされていても、それが写真として良い表現であればいいのだろう。
演出であってもトリミングされていても、それが写真として良い表現であればいいのだろう。
今では、このようなことはあまり気にかけない。
4 件のコメント :
最近トリミングを安易にやってしまう自分に
恐れおののきます(笑)
ちょうどコントラストの強い現像をやっていると
柔らかい写真を見ると物足りなくなるように・・・。
ちょっと反省の毎日です。
この前の蓮の写真とここに昨晩コメントしたんだけれど
表示されませんね?IPAD からでは失敗率が高いなぁ??
最近コメントの不具合なのか、うまく書き込めないことがあるようです。
こちらのコメント履歴にも残ってないので、認識されていないようですね。
せっかくコメントしていただけたのに残念です。
大写真家もトリミングや演出をやっているので、
自由に作品作りをすればいいのでしょうね。
コントラストはそうですよね〜
だんだんと麻痺して、やり過ぎてしまいそうです。
私はX-E4を使い出してからは、
不思議とJPEGの明るさ調整だけで済んでいます。
X-E1やE-P5では色々編集していましたが、、、
昔グループ展で出品するときに全紙の大きさにするとオリンパス機はトリミングすると画像が荒くなるのでトリミングをしないように撮とらないといけないと散々言われました。トリミングや演出についての記事面白いでした。私もモノクロのコントラストをすぐ強めてしまします。
こんにちは。
大きく引き伸ばすと確かに解像度が落ちますよね。
m4/3はフィルムのハーフサイズ版とほぼ同じなので、
トリミングには弱いかもしれませんね。
フィルム時代はコマーシャルフォトでは、銀粒子を小さくするのに、
ブローニー版で、ISO25などの低感度フィルムを使うのが一般的で、
とにかく綺麗な写真をと言うことでしたが、
逆に、リアリズムを追求するときは、高感度フィルムや増感現像で、
銀粒子を大きくして、荒れた表現という全く逆の手法を用いていました。
トリミングも含めて、写真の表現って自由ですね。
コントラストを上げるのはメリハリが出るので、
癖になってしまいますよね(笑)
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