2020年4月6日

Leica IIIには10mmストラップ

Leica IIIとストラップ

中古で10mm幅の茶色の革製ストラップをワンコインで手に入れた。
以前、眠っていたキヤノンのカメラケースに付いていたストラップを使ってみたが、
これがリアルビンテージでいい感じなのだが、あまりにも傷みが激しく、これを取り付けて持ち歩くには気がひけるからだ。

このストラップの長さの調整が変わっている。
普通は片側が二重になっていて、その部分の長さを変えて調節するが、このストラップは2本の革を重ね合わせて、
その重なり量で長さを調節するようになっている。
なので肩に当たる部分が二重になり、その他は重なりがなくシンプルである。


ストラップの金具

カメラへの取り付けはストラップ先端を鼓ボタンで固定するクラシックなタイプである。
金属金具は汚れていたのだが、磨いてみると綺麗な光沢が現れ、
クロームメッキではなくニッケルメッキのような僅かに黄色味を帯びているので、
ブラックニッケルのライカIII型にぴったりである。

ビンテージカメラに分類されるだろうライカIII型にはビンテージ感のあるストラップがいいが、
ブラックペイントのバルナックライカには黒よりも茶色の革ストラップで、幅も10mmの細めがいい。
9mmでも11mmでもダメで10mmが一番バランスがいいのだ。

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