2017年12月30日

バルナックライカとフィルム

Leica III

バルナックライカは底蓋を外してフィルムを入れるが、
今のフィルムはリード部分が短いので、そのままでは途中で引掛かってしまって入れることができない。

なので、
  • フィルムのリードを長くカットする方法
  • マウント側から指で押し込む方法
  • 薄いカードをガイドとして差し込む方法
などが、よく紹介されている。


Leica IIIc:引っ掛かってフィルムの穴が見えている

Leica IIIc型は当然、そのままでは引っ掛かってしまう。
フィルムのリードを長くカットするための「ライカ ABLON/14126 フィルム定規」などがあるが、
驚くほど高価なのでハサミでカットして使っていた。


Leica III:フィルムの穴が見えていない

けれど、このLeica III型は押し込むだけで、今のフィルムが入ってしまう。
これは便利なのだが、なんだか気になる。


Leica III

このような個体があるようだが、フィルムの押さえが弱いとか、何かありそうに思ってしまう。
けれど撮影には問題がでていないので、便利なバルナックライカなのだろう。

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