Canon F1 + NIKKOR S.C Auto 50/1.4 |
キヤノンF1にニコンのレンズを付けてみたが、よく似合っている。
FDレンズよりも自然な感じがするのも妙で、なんとなくニコンFブラックのような風貌である。
元々、ニッコールオートのレンズデザインが好きだったので、この組み合わせをやってみたかった。
Pixco Nikon F マウント レンズ ー Canon FD ボディ アダプター |
マウントアダプターは「Pixco Nikon F マウント レンズ ー Canon FD ボディ アダプター」を使っている。
このアダプターは薄いので取り付けリングが回しにくいが、ガタツキもなく、しっかりとマウントできる。
ちなみに、キヤノンFDマウントはニコンFマウントよりフランジバックが短いので、通常のマウントアダプターが使えるが、
FDレンズをニコンFマウントに付けるときは補正レンズ付きのマウントアダプターになる。
アダプターの位置決め |
このアダプターをF1のボディに付けるときは、リングを回して赤いマークとネジのような位置決めピンを合わせておく。
これを忘れて取り付けると、マウントを痛めることもあるので要注意である。
マウントアダプターを付けた F1 |
取り付けはアダプターのリングの赤マークとボディの赤マークと合わせ、アダプターのリングを右に回す。
外側のリングだけが動くスピゴットマウントなので、カチッと音がしないが止まるまで回せばいい。
ニコンのレンズを付けるときはアダプターマウント部の赤マークに合わせ、左にカチッと音がするまで回す。
レンズの取り外しは、向かって右側のレバーをボディ側に押し込んでレンズを右に回せばいい。
Canon F1 + NIKKOR Q.C Auto 200mm F4 |
もちろん自動絞りは使えないので実絞りでの操作となる。
FDレンズはレンズを外した状態で絞りリングを回しても絞り羽根は動かないが、
ニコンのレンズは外した状態で絞りリングを回すと絞り羽根は動くので、そのままで使える。
Canon F1 + NIKKOR-H Auto 28mm F3.5 |
露出計も絞り込み測光で使うのだが、キヤノンF1は追針式開放測光露出計なので、露出計を切り替える必要がある。
絞り込み測光で露出計を使うときは、上の写真のようにセルフタイマー下側のレバーを絞り込みロックのLマークにセットし、
セルフタイマーレバーをレンズ側に押し込むとレバーが固定される。
これで、露出計の追針が下に逃げて指針だけになるので、定点マークに指針を合わせる絞り込み定点測光が使えるようになる。
Canon F1 + Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZF |
このキヤノンF1はモルトがダメになっているが、このように4本のニコンFマウントレンズを付けてみると、
モルトを貼り直してニコンレンズで使ってみたくなった。
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