2025年7月4日

トップカバーにも変化が

Fuji X-E5のトップカバー

Fuji X-E5のトップカバーがアルミ削り出しになり、高級感が増したようだ。

アルミ削り出しといえばMac。
MacBook Proのアルミ削り出しは、堅牢感、金属感、塊感を与えてくれる。

削り出し加工は金属のインゴットを切削して整形するので、複雑なデザインに対応でき、
エッジのコントロールも容易で、鋭く立ち上げたり、手に当たる部分は丸みを持たせるなどができる。

このようなカメラのトップカバーの整形方法は、時代に応じて変化しているようだ。

バルナックライカのIII型までは、機械などを使うが手作業で叩き出す板金加工で、
今でも板金加工のバルナックライカは人気がある。

だが、C型ぐらいからはダイキャスト(鋳造)になり、3mmほどボディが大きくなって不評だったとか。

M3では真鍮プレスになったが、ファインダーの窓飾りのため、2度プレスが必要だったとか。

M6では亜鉛ダイキャストが採用されたが復刻版は真鍮削り出し、ダイキャストは不人気なのか。

そして、デジタル初号機のM8は真鍮削り出しである。


Fuji X-E4

X-E5のアルミ削り出しは、M8の真鍮削り出しと同様でライカ路線かな。

X-E4もエッジが立っているほうだが、これはプレス後に切削をしているらしい。
でないと、プレスだけでこのエッジは難しいと思う。

ちなみに、X-E1はプレスだけなのでエッジが丸い。

第五世代センサーの消化モデルX-E5が発表されたので、
次は第六世代センサーのトップ機種となるX-Pro6 ?、これは真鍮削り出しかな。

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