2023年10月14日

CONTAX  G Sonnar T* 90mmのマウントアダプター

K&F Concept レンズマウントアダプター KF-CGX フォーカスリング付き

「CONTAX  G Sonnar T* 90mm」をミラーレスカメラで使うには、当然マウントアダプターが必要になるが、
今使っているのは「K&F Concept レンズマウントアダプター KF-CGX」である。

このCONTAX Gレンズ用のマウントアダプターは、一般的なレンズ用とは違ってヘリコイドリングが付いているが、
これはCONTAX  Gレンズがオートフォーカスレンズなので、フォーカスリングが付いていないからだ。

焦点距離の異なるGマウントレンズには、マウントアダプターで使えるレンズとそうでないものがあり、
このマウントアダプターでは次のような状況になっている。

「G Biogon T* 21mm F2.8」
「G Biogon T* 28mm F2.8」
「G Planar T* 35mm F2」
「G Planar T* 45mm F2」
「G Sonnar T* 90mm F2.8」
は取り付けることができるが、

「G Hologon T* 16mm F8」
「G Vario-Sonnar T* 35-70mm F3.5-5.6」
はレンズの後群がマウントから飛び出しているので取り付けることができない。


レンズとマウントアダプターの噛み合わせ

レンズのマウント部にはボディ側からコントロールするフォーカス用のピンが付けられているが、
これとマウントアダプターのピンを噛み合わせ、アダプターのリングを回すことでこのピンを回転させ、
レンズを繰り出してピント合わせをする。

こういう構造なので、マウント部分が回転しないスピゴット式なのだろう。


レンズ取り外しレバーの位置

マウントアダプターのレンズ取り外しレバーの位置が真横で、しかもリングにかぶさっているので、
リングを回すときに親指が当たるのが難点だが、慣れれば少し上側を持って回すことができるだろう。


Fuji X-E4 + CONTAX  G Sonnar T* 90mm F2.8

マウントアダプターのリングの操作感は、通常のレンズのフォーカスリングほど滑らかではなくて、
ゴロゴロとした感触だが、使いにくいこともない。
また、マウントアダプターのリングがボディのマウント側に近いが、普通に指がかけられるので窮屈でもない。

「CONTAX  G Sonnar T* 90mm F2.8」を入手するとき、マウントアダプターの操作性が気になったが、
意外と問題なく使えている。

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