2021年2月9日

7Artisans 35mm F1.2

7Artisans 35mm F1.2

  • 焦点距離:35mm(35mm判換算:53mm相当)
  • レンズ構成:5群6枚
  • 絞り:F1.2 - F16(無段階)
  • 絞り羽根:9枚
  • 最短撮影距離:35cm
  • フォーカス:マニュアル
  • フィルター径:43mm
  • サイズ:Φ57mm × 38mm
  • 重量:約150g 
  • 材質:アルミニウム合金
  • 撮像画面サイズ:APS-C
  • マウント:富士フイルムX

「七工匠 7Artisans 単焦点レンズ 35mm F1.2」はクラシックスタイルのレンズで、
「NOKTON 35mm F1.2 Aspherical III VM」の1/10の価格というのが嬉しい。

APSC専用の設計だからか、パンケーキとまではいかないものの開放F1.2とは思えないサイズであり、
アルミニウム合金を使用した鏡胴の質感は良く、工作精度も良い。
シルバーは寒色系の白っぽいものではなく、落ち着きのある色合いである。


Fuji X-E1 + 7Artisans 35mm F1.2

レンズキャップは金属製のかぶせ式なのだが、余っていたケンコーの43mm径フィルターを付けると、
僅かにフィルター外径が小さくてレンズキャップが緩くなるため付けることができなかった。
レンズキャップを付けられる外径のフィルターを探すのも大変だ。
フィルターの厚みも考慮した、もう少し深いレンズキャップだとよかったのだが。

レンズフードはコンパクト性を活かすためフジツボフードを付けたかったのだが、フィルター径43mmのものは見つからなかった。
このためか、2ndバージョンはフィルター径が46mmになっている。



梅鉢型のフォーカスリングがレトロであるが、このようにリングが薄いとレンジファインダーレンズのようで、
これが絞りリングだと錯覚して操作に戸惑ってしまうことがあった。
慣れればいいのだろうが、2ndバージョンでは絞りリングと同じ形状になっているのは、このためなのだろうか。

最短撮影距離が35cmは物足りないと感じたが、2ndバージョンは28cmと少しだが短くなっているようだ。


Fuji X-E1 + 7Artisans 35mm F1.2 + 八仙堂のラッパ型フード

収納時にカブセ式のレンズキャップを取り付けられるように、
とりあえずはフィルターなしで八仙堂のラッパ型フードを取り付けて使うことにした。
折角のレンズのコンパクト性が損なわれてしまうが・・・
このレンズフードには先端に58mmのクリップ式レンズキャップを付けることもできる。

外観もクラシックスタイルだが、描写もオールドレンズのようで、
絞りによる描写の変化や撮影距離による描写の変化もあるようで、
絞り開放でのストリートフォトの独特な描写を楽しめるレンズだろう。

2 件のコメント :

REIJI さんのコメント...

こんばんは。このレンズはXマウントなのですね。
オールドレンズを彷彿させる描写で、レンジファインダー用のレンズより最短が寄れて、使いやすそうですね。
ブラックボディにシルバーのレンズ、似合いますね。

Blues Walk さんのコメント...

こんにちは。
デジカメのマウントを一つにしたので、
こういうレンズもXマウントを選べました。
マウントアダプターを使うよりスッキリしますね。
最近の中華レンズは侮れませんよね。
今はコシナレンズも高価になったので・・
ブラック、シルバー、ブラックのパンダ仕様が好みです(笑)