アサヒカメラ増刊号 |
アサヒカメラが2020年6月19日発売の7月号をもって休刊となるようだ。
アサヒカメラは1926年(大正15年)4月に、東京朝日新聞社から創刊されたという写真雑誌の草分け的存在だった。
ネットもなかった時代の情報源といえば、このようなカメラ専門誌で、当時はアサヒカメラ、日本カメラ、カメラ毎日が、
三大カメラ雑誌だったが、残るは日本カメラのみとなってしまった。
写真を始めた頃は毎月購入して読んでいたものだったが、デジタルカメラで撮り出してからは買ったことがなかったのは、
ネット記事で十分事足りたからだと思う。
写真はグラビア印刷でのモノクロームの階調や、フィルム粒子の美しさを感じられる紙媒体で見るのが良いと言われるが、
やはりデジタル時代では、モニターに手っ取り早く再現して見るのが現実的なのだろう。
時代の流れによって、写真も変わってしまったようだ。
今後は、AERA dot.での不定期な記事の配信になるが、増刊号やムックは発行し、
木村伊兵衛写真賞は朝日新聞社及び朝日新聞出版の共催で続けるそうだ。
4 件のコメント :
こんばんは
私もデジカメinfoで アサカメ休刊の記事を知ってビックリしました。
そんな時代なんだなぁ〜と寂しくなりました。
赤瀬川原平さんのコラムが好きだったので時々買っていましたし、
ライカ同盟 トマソン…聞きかじりの言葉で時々遊んでいました。
写真雑誌をじっくり読みたい時はアサカメを選んでいたのに。
AERA dot.で正式に発表がありましたね。
カメラ雑誌も最近は図書館に行った時に目を通すぐらいで、
昔のように買って読むこともなくなっていました。
赤瀬川原平さんのコラムもあって読まれていたんですね。
路上観察学会やライカ同盟などですね。
そういえばライカ同盟が定員3名なので、
田中長徳、坂崎幸之助、なぎら健壱氏らが偽ライカ同盟を作ったとか。
アサヒカメラは技術的な記事やスナップ写真も多く、
一番身近な写真雑誌でしたので、寂しい思いがします。
え、そうなんですか!
最近のアサヒカメラは特集にボリュームがあるし、
紙質や印刷も良いので2か月に1回以上は買っていたのでショックです。
7月号は何としても買わねば!
カレンダーにチェックを入れて、真っ先に本屋に走ろうと思います。
れもんさんも読まれていたのですね。
私も読んでいましたが、今手元に残っているのは、
この増刊号の2冊だけなんです。
機材の情報はネットで十分な時代。
広告の減少がコロナの影響で加速されたことも、
大きな原因のようですね。
6月号はフィルム、最終号はどういう特集なのでしょうか。
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