2018年8月28日

Nikon AR-1をLeica IIIに付けてみる

Leica III + Nikon AR-1

ニコンAR-1はニコンF用のソフトレリーズボタンだが、
これを同じようなシャッターボタン被せ式のアクセサリーを使うLeica III型に付けてみた。


Nikon Photomic FTN + AR-1

ニコンFはバルナックライカのシャッターシステムを取り入れていて、軍幹部の後方にシャッターボタンがあり、
レリーズ穴も付けられてないのでシャッターボタンに被せるように取り付けるアクセサリーを使う。
内部なので見えにくいがシャッターボタンの周囲にネジが切られていて、それにAR-1などをねじ込めるようになっている。


シャッターリングを取り外した状態

ニコンFのシャッターボタンのリングはフィルム巻き戻しを兼ねているので取り外せないが、
ライカIII型はシャッターリングを左に回すと取り外すことができる。

ライカ III型もシャッターボタンにはレリーズ穴が付けられていないので、
シャッターリング用のネジを利用するが、ネジの径はニコンFと同じなのでAR-1を取り付けることができる。


まだ少しねじ込みシロがある状態で止める

取り付ける時に注意することは、AR-1にライカIII型のシャッターボタンが押し込まれてしまわないギリギリのところで、
ねじ込むのをやめることである。
さらにねじ込んんでしまうと、ライカIII型のシャッターボタンが押されたままになって使うことができない。


Nikon Photomic FTN + AR-1

このように取り付けに制限はあるがライカIII型でも使える。
ただ、ニコンFアイレベルファインダーに取り付けた時と同じで、あまり使いやすいとは思えない。
やっぱり、AR-1はニコン フォトミックFTN向きなのだろう。

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