2017年11月27日

Leica CLとL39マウントレンズ

Leica CL + L/Mマウンドアダプター

ミラーレスカメラのライカCLは「オスカー・バルナックの伝統を受け継ぐカメラ」ということらしい。
「ライツミノルタCLを受け継ぐカメラ」ではなかった。
そしてマウントはLeica L-Mountと名付けられているので紛らわしい。
バルナックライカのスクリューマウントは、L39マウントという呼び名を使ったほうがよさそうだ。

こちらはフィルムカメラのライカCLである。
このCLにバルナックライカ用のL39マウントレンズを付けてみる。
マウントアダプターはライカ純正のL/Mマウンドアダプターで、
この純正品だとレンズの指標位置がズレることなく取り付けられる。


Leica CL + Leica Summar 5cm F2

Leica Summar 5cm F2はLマウントの標準レンズで、開放絞りでの独特の描写が魅力的である。
フィルターはLeica Fiola A36 UVa 黒を、フードはLeica FIKUS 12530を付けている。


Leica CL + Leica Summaron 3.5cm f3.5

Leica Summaron 3.5cm f3.5はLマウントの35mm広角レンズで、
回転ヘリコイドなので少し使いにくいが小型で良いレンズだ。
フィルターはケンコーの22mm径黒枠フィルターで、フードはLeica FIKUS 12530を付けることができる。
ファインダーはVoigtlander 35mm View Finder Mを付けている。


Leica CL + Leica Elmar 9cm f4

Leica Elmar 9cm f4は、Minolta M-Rokkor 90mm F4やElmar-C 90mm F4と同じような仕様だが、
こちらは真鍮にブラックペイントの鏡胴で小さいながらズッシリとしている。
描写は普通だ。
フードはLeica FIKUS 12530を付けることができる。


Leica CL + Industar-61 L/D 55mm F2.8

Industar-61 L/D 55mm F2.8はロシア製Lマウントカメラ「FED」の標準レンズで、
金属鏡胴だが仕上げの安っぽさや、リングの動きがぎこちないのもロシヤ製らしい。
コントラストは高めである。

2 件のコメント :

REIJI さんのコメント...

こんばんは。
ライカCLとレコードプレイヤー、オーディオ機器と相性が良いですね。
しっくりきます。
秋のよながにjazzを聞きながらカメラを愛でる御姿、目に浮かびますよ。

Blues Walk さんのコメント...

こんばんは。
オーディオ機器とカメラは、良い取り合わせですよね。
両者ともメカニカルな趣味の世界ですね。
JAZZを聴きながら、フィルムカメラを眺めるのは好いですよ(笑)

ところが、レコードジャケットにカメラが写っているのは殆どないですね。
ロライフレックスなどを女性が持てば様になると思うのですが・・・
カメラマンが商売道具を入れるのを、ためらうのでしょうか。