2023年7月5日

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4

Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4 (MMJ)

  • レンズ構成:10群13枚
  • 焦点距離:80~200mm
  • 画角:30"30'~12"10'
  • 撮影距離範囲:1m〜∞
  • 最大撮影倍率;1:3.3 (200mm)
  • 絞り目盛り:4, 5.6, 8, 11, 16, 22
  • フィルター径:55mm
  • マウント:Y/C
  • メタルフード:No5
  • ソフトフード:G11
  • レンズキャップ:K51 (55mm)
  • ケース:No8
  • 最大径:67mm
  • 全長:160.5mm
  • 重量:680g
  • 発売価格:12,8000円


京セラ時代のコンタックスズームレンズであるが、ごく一般的なスペックの実用的なズームレンズで、
バリオゾナーの70-210mmや100-300mmと比べても小さくて軽く手頃だが、なぜか人気がない。
発売価格は12,8000円で、今はその1割ほどの中古価格になっているが、
頻繁には使わない望遠ズームレンズなので、この位がちょうどいい。


焦点距離目盛り

ズームはスライド式で手前側が200mm、先端側が80mmとなっていて、
ズームリングを移動してもレンズの全長は変わらない。
ズームのスライドはフォーカスの回転よりも重くなっているので、
フォーカシング中にズーム位置がズレにくく、いいバランスである。


Fuji X-E4 + Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 80-200mm F4

APSCなので120-300mmのズームレンズになる。
大きいレンズなのでX-E1用にと思ったのだが、X-E4でもレンズを持って撮ることになるのでバランスは悪くない。

単焦点のテッサーやゾナーに比べると解像度が甘いが、それが逆に違いのある写り方といえるのかもしれない。
F8に絞ると解像しながらも穏やかな描写をしてくれる。

フジフイルムの望遠ズームレンズといえば、実用的な「 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II」があり、
オートフォーカスで便利なのだが、ゾナー好きはやっぱりこのようなレンズに惹かれてしまう。

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