2021年6月30日

ニコンのレトロ調ミラーレスカメラ

Nikon 製品情報より

「Fuji X-E4」に続き「Nikon Zfc」が発表されて、グリップレスのカメラが続いている。
APSCでシェアを広げているフジへの挑戦、ターゲットはX-T型であろう。
これからはグリップレスのフィルムカメラ風が、トレンドになるのだろうか。

グリップレスといえば「Olympus PEN-F」を思い出すのだが、少し時期が早すぎたのだろうか、
オリンパスも「PEN-F」を「銀塩PEN F」に近いデザインにすれば良かったのに、、、

この ZfcはAPSCフォーマットで、「Nikon FM2」のイメージということらしい。
フジにはレガシーがないのでライカリスペクト、ヤシコンリスペクト?のようだが、ニコンはレガシーがたくさんあるので、
うまく利用すれば、いい展開ができそうである。


Nikon 製品情報より

貼り革のカラバリはカメラ女子狙いの戦略で、シルバー塗装のみというのもファッション性を強調しているのだろう。


Nikon 製品情報より

大きなZマウントだが、バランスよくまとまっていて、
マグネシュウム外装のボディとアルミ削り出しのダイヤルで質感は上々のようである。
バリアングルモニターと録画ボタン、、、ここはフジのように録画ボタンなし、チルトモニターの方がいい。
旧字体のNIKONロゴプレート下の最近では見かけないプラスビスがいいですが、マイナスビスだともっと良かった。
何故レリーズ穴を付けなかったんだろう?
Zマウントなので少し大きくなってしまうが、コントロールリングに絞り操作も割り当てられるAi Nikkor風のレンズも、
なんとかフィットさせていてバランスも悪くない。

さて、斬り込まれたフジには「フィルムシミュレーション」と「改善」があるのですが、
今後はどのように対抗するのだろうか。

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