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視線の先に 写真擬 1972-1979
1:友部正人と渡
2: 1972ヨーロッパ(パリ、マドリッド、フランクフルト、コペンハーゲン、ストックホルム)
3:京都と人々(祭・実家)
4: 1973韓国ソウル
5:仲間たち
6:沖縄
7:吉祥寺と人々
8: 1974春一番コンサート
9:旅芸人の記録
10:スタジオ
11: 1974ヨーロッパ(パリ、ミュンヘン、スイス、イタリア、エジプト)
12:駅
13: 1975 JAMコンサート
14: 1975『フィッシング・オン・サンデー』レコーディング@LA
15:年輪、歯車、街と人
16:ブランコ
フォークシンガーの高田渡さんが撮影した写真集で、70年代フォークの貴重なショットも含まれていそうだ。
多くのシンガーに影響を与えた高田渡さんの眼で捉えた70年代が、切り取られていることだろう。
ここで手にしているカメラはライカIIIcだろうか。
ピックアップされている「1970年代の渋谷駅前」や「吉祥寺の井の頭公園にて」などはストリートフォトとして魅力あるものだ。
よしだたくろう☆'70~'72をめぐる冒険⑦高田渡の巻
ホームレスのことを歌っているとして発禁となった「生活の柄」、防衛省が誤解して使用のオファーをした「自衛隊へ入ろう」、
京都三条の珈琲店イノダを歌った「コーヒーブルース」、詩人菅原克己の詩に曲をつけた「ブラザー軒」、
ジャック プレベェールの詩に曲をつけた「私は私よ」、武蔵野タンポポ団時代の「ミッドナイトスペシャル」など、
フォークというジャンルだけではなく、カントリーやブルースのテイストで風刺的な歌詞を含め、幅広い音楽性を感じさせてくれ、
スリーフィンガースタイルで演奏するブルースシンガーの、ミシシッピ ジョン ハートの影響を濃く受けていることもよくわかる。
また、晩年では高田渡さんがステージで演奏しながら酒に酔って眠ってしまうということがあっても、
それを観客は喜んでしまうという大らかさであった。
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