2020年8月13日

日本機械学会「機械遺産」第101号

「機械遺産」2020年認定

「歴史に残る機械技術関連遺産を大切に保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、
主として機械技術に関わる歴史的遺産「機械遺産」(Mechanical Engineering Heritage)について日本機械学会が認定する。」
(日本機械学会より)


この機械遺産というものがあるとは知らなかったのだが、今回の101号に一眼レフカメラが選ばれたようだ。
日本の一眼レフカメラを世界水準へと進展させたアサヒフレックスⅠ・ⅡB、ミランダT、ズノー、ニコンFである。

  • エバーリターン方式のミラー機構の先駆けとなったアサヒフレックスⅠ型
  • クイックリターンミラーを備えたアサヒフレックスⅡB型
  • ペンタプリズムを搭載したミランダT
  • 完全自動絞りを備えたズノー
  • はじめて一眼レフカメラシステムを構築したニコンF

デジタルカメラも、このように優れた技術で遺産に認定されるようになってほしいものだ。

2 件のコメント :

REIJI さんのコメント...

夜分すいません。
キヤノンは入ってないのですね。
デジカメですと電子遺産という括りで、未來の人々は歴史遺産とするのでしょうか。
その頃のカメラは・・・・想像もつきませんね。

Blues Walk さんのコメント...

こんにちは。
キヤノンはレンジファインダーというイメージなんでしょうか。
初期の一眼レフでは迷走していましたからね(笑)
レンジファインダーはライカやコンタックスのコピーというイメージなので、
日本のカメラといえば一眼レフなんでしょうね。
エバーリターンミラー、クイックリターンミラー、ペンタプリズム、完全自動絞り、
これらを全て取り入れたシステムカメラということで、これらのカメラが妥当でしょうか。
そうですね、黎明期のデジカメが遺産となる頃にはカメラはどうなっているんでしょうね。