2020年4月13日

Canon Extension Tube M

Canon Extension Tube M

キヤノン純正のFDレンズ用エクステンションチューブMである。

このMセットに標準レンズを取り付けると等倍(実物大)までの接写ができるようになり、
またべローズ、マクロフォトカプラーFLおよびバリエクステンションチューブにも取り付けることができる。


M5, M10, M20, M20

Mチューブは、5mm、10mm、20mm、20mmの4個1組になっていて、
組合せ方で5mmから55mmまで5mmおきに長さを変えることができる。
但し、絞りの連動機構はないので露出は手動絞りになる。


FD100mm F2.8の手動絞りの状態

自動絞りが連動しないので、Mチューブにレンズを取り付けるときはレンズを手動絞りにセットする。
FD100mm F2.8 S.S.Cのように絞りロックレバーのないものは、絞りレバーを反時計方向に回すと途中で少し固くなるが、
そのまま回せば一番端に固定されて手動絞りになる。

手動絞りになっても、レンズ単体では絞りリングを回しても絞り羽根は開閉しないが、ボディに付けると絞り羽根が開閉する。


Canon F1 + エクステンションチューブ + FD100mm

F1に取り付けてみた。
Mチューブを組合せて使用するときは、M5をレンズ側に取り付けたほうが剛性がいいようだ。


F1の露出計設定

自動絞りは連動しないので、露出計は絞り込み測光で使用する。
F1の露出計は追伸式の開放測光だが、ボディ前面のセルフタイマーレバーをレンズ側に押し、
下にあるロックレバーをLの位置にセットすると、定点式の絞り込み測光で使える。

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