2019年12月4日

ジャズ批評

ジャズ批評

スイングジャーナルは廃刊となって久しいが、ジャズ批評は今も健在である。

1947年に創刊されたスイングジャーナルは月刊時だったが、「ジャズ批評」は、1967年に創刊した季刊誌であり、
今は隔月刊として、「ジャズ批評ブックス」シリーズと共に発行されている。

当初はジャズ批評というタイトルからしてアカデミックで古典的にな印象で、資料としてのジャズ雑誌に感じたので、
オーディオ機器の評価記事も充実して馴染みやすい、スイングジャーナルを読むことが多かった。


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ジャズ批評にはオーディオの記事は全くないのが特徴とも言え、さらに広告が少なく、
あってもレコードード店やジャズ喫茶程度であった。
巻頭に5,6ページのカラーグラビアでレコードジャケットの写真が掲載されているが、
あとはモノクロ写真とジャズに関する記事がびっしりと書かれている、正にジャズ雑誌である。

このジャズ批評も84号を最後に買っていなかったが去年末に新年号「ジャズと昭和」を購入し、
ジャズ批評ということで記事に期待したが、意外にあっさり。
もっと掘り下げた内容にして欲しかったが、これが季刊誌と隔月刊誌の違いなのだろうか。

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